’09年9月5日(土) 東京国立近代美術館  
                  「
ゴーギャン展
                  
所蔵作品展近代日本の美術
                  「
寝るひと・立つひと・もたれるひと


 「ゴーギャン展」は国内外の美術館、個人蔵の作品53点を集め、第1章「野生の開放」・第2章「タヒチへ」・第3章「漂白のさだめ」の3部に分け、初期のフランス・ブルターニュ時代の作品からタヒチ時代の作品、パリではタヒチ時代の作品に対する無理解に憤り再びタヒチで過ごした作品が展示されていた。ゴーギャンの作品の集大成となる作品《我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか》は精神的な遺言として制作された大作で今回の展覧会の目玉作品であった。皇后陛下のコメントにもあるようにこの作品の中にはいろんなものが描かれていた。私としては大原美術館が所蔵している《かぐわしき大地》を観るのを楽しみにしていたが8月30日で自宅に帰ったらしく展示されていなかったのが残念であった。展示作品の数が少なかったので企画展室に空きスペースがあり、ミュージアムショップがタヒチやニューカレドニアなどの物産館のようになっていて絵画に関係ない物が沢山売られていた。

 「所蔵作品展」は今の季節にあったものが展示されていたが今までに観た作品が沢山あった。「寝るひと・立つひと・もたれるひと」は描かれている絵を見方を変えれば違った絵になるという面白い企画であった。例えば一枚の寝ている人物が描かれている絵がある。この絵を縦にして観るとこの人物が立っていたり、側面に寄りかかってもたれかかっているような絵になるという試みであった。


 ’09年9月1日(火) 東京国立博物館 平成館 
                   第62回式年遷宮記念 特別展「伊勢神宮と神々の美術」
               
 特別展「染付−藍が彩るアジアの器」


第62回式年遷宮記念 特別展「伊勢神宮と神々の美術」

 伊勢神宮はおよそ2000年前に鎮座されたと伝えられ、皇室はもとより多くの人々の崇敬を受けてきています。そして飛鳥時代から20年に一度、正殿はじめ御装束、神宝を造り替えて、御神体を新宮に遷す遷宮が行われてきました。平成25年(2013)には第62回の式年遷宮が行われます。
 本展はその式年遷宮を記念した展覧会で、伊勢神宮の神宝をはじめ、『古事記』『日本書紀』などの古文書や、考古遺物、絵画、彫刻、工芸品から伊勢神宮の歴史と信仰、式年遷宮の様子、さらに遷宮による工芸の伝統技術の継承などをたどり、また、歴史と伝統に育まれた神道美術に光を当て、近年注目されている神像彫刻や神宮以外の神社の古神宝など、日本古来の宗教美術の精華を紹介していた。



特別展「染付−藍が彩るアジアの器」

 染付(そめつけ)とは白磁の素地にコバルトを含んだ顔料(がんりょう)を用いて筆で文様を描く技法をいいます。透明釉(とうめいゆう)を掛けて焼成すると、文様は鮮やかな藍色に発色します。中国では青花(せいか)、欧米ではブルー・アンド・ホワイト、日本ではきものの藍染(あいぞめ)を思わせることから染付とよばれました。
 中国では、染付すなわち青花の技術と様式が完成されたのは元時代後期のことです。明時代には宮中の御用品を焼く官窯(かんよう)でも採用され、以後磁器の絵付け技法の主流となります。また、染付はベトナムや朝鮮に伝わり、それぞれに個性豊かなやきものが作られました。日本では江戸時代初期に朝鮮半島から渡来した陶工によって技術が伝えられ、九州肥前有田(ひぜんありた)において染付の生産が始まり、やがて繊細なダミ染めの技法を駆使した優美な様式が完成されます。
 アジア各地で作られた染付の多様性と日々の暮らしのなかで親しまれてきた実用の器としての染付の魅力を堪能した。

 ’09年8月28日(金) 桜井明弘 SPECIAL LIVE 2009
                          吉祥寺「MANDA-LA2」にて


 久し振りにライブにいった。ドラムやギターの音が身体に響き渡るあの感覚はライブならではである。今は誰も言わないが昭和30年・40年代はエレキギターを弾くのは不良の輩と言われた。その人達が良いおっさんになっていて楽しそうに演奏し、歌っているのを見るとこちらも楽しくなる。

         〈第一部〉opening&endingのテーマ曲 筋肉少女帯
          1.キネマの屋根裏
          2.
          3.ターニング・ポイント
          4.Do What You like(勝手にしなよ)
          5.ピンナップ・ベイビイ・ブルース
          6.トゥ・ル・ル
          7.ゴロワーズを吸ったことがあるかい

         〈第二部〉opening&endingのテーマ曲 小林旭
          1.人の言葉はあてに出来ない、人の心は変わるもの〜葛飾の女からのクリスマスカード by変質            者(vocal、guitar)
          2.この胸のときめきを
          3.季節の隙間にしゃがみ込んで by池島ゆたか(vocal)
          4.世界の果てでダンス by大場一魅(vocal、guitar)、池島ゆたか(vocal)
          5.寒空はだかオン・ステージ
          6.タバコ byるり(vocal、guitar)
          7.ボクノホシ byるり(vocal、guitar)

         〈第三部〉openingのテーマ曲 ハニー・ドリッパーズ、endingのテーマ曲 今村祐司
          1.ブルージー・ナイト
          2.にわか雨
          3.とん平のヘイ・ユー・ブルース
          4.ヨコハマ・ホンキートンク・ブルース
          5.桜の花の満開の下
          6.ギラギラしているぜ!

            〈アンコール〉
          1、我が心のジョージア
          2、セント・ジェームス病院

※無表記と第二部の3、4、6、7は、桜井明弘&The Safety Boysが演奏。だだし、第二部の6、7は桜井抜き。
※第一部の7、第三部、アンコールの全曲に泉邦宏(sax)が参加。


               桜井明弘(Vo.G)・藤川栄治(D)・山下政一(B)・藤井良彦(G)、奥山信屋(P.KB)
                     ゲスト:池島ゆたか(映画監督)、大場一魅(歌・ギター)、るり(歌・ギター)、
                          泉邦宏(アルトサックス)、寒空はだか(漫談)


 ’09年8月22日(土) 損保ジャパン東郷青児美術館
                 
 ミリオンセラーの絵本原画と世界の絵本画家たち


 ちひろ美術館コレクションよりミリオンセラーの絵本原画をはじめ、国際アンデルセン賞画家賞やブラティスラヴァ世界絵本原画展(BIB)などの国際的評価の高い受賞画家を含む世界の約18カ国70名120点の絵本原画を紹介していた。絵本の中の1枚だけを紹介したものがほとんどであったが、4・5枚紹介されていたものもあり、結構面白かった。中でもロシアのエフゲーニ・ラチョフが描いた「てぶくろ」の絵は、絵を見ているだけでどんな物語か解ってきた。

 ’09年8月13日(木) 千葉マリンスタジアムにてプロ野球観戦

 千葉に住む義弟夫婦の招待(弁当付き)で千葉ロッテマリーンズ vs 西武ライオンズのプロ野球観戦に行った。昨年神宮球場に阪神タイガース vs 東京ヤクルトスワローズ戦を観戦に行く予定が雨のため流れたので久し振りの野球観戦であった。天気は良かったが風がなく蒸し暑い気候でじっとしているだけで上半身じっとりと汗をかいた。冷房の効いた車両に乗っても家にたどり着くまで汗は引かなかった。試合は緊迫した状態で進行したが、ライオンズのピッチャーの出来がいまひとつピリッとしなかったのが勝敗を分けた。5−2で千葉ロッテマリーンズが勝った。夏は5回が終了した時点で花火が打ち上げられ納涼気分を味わった。

 ’09年8月3日(月) 東京都美術館
               トリノ エジプト展 イタリアが愛した美の遺産〜


 イタリア北西部にあるトリノ・エジプト博物館は、大英博物館やルーヴル美術館と比肩する世界屈指のエジプトコレクションを所有している。19世紀、ナポレオンのエジプト遠征に従軍し、フランスのアレクサンドリア総領事となった外交官でエジプト学者のベルナルド・ドロベッティの収集品を中心に創設された。と美術展の案内に書いてあった。大型彫像やミイラ、彩色木棺、パピルス文書、ステラ(石碑)、アクセサリーなど約120点が展示されていた。

 ’09年7月5日(日) 東京藝術大学奏楽堂 
           東京藝大チェンバーオーケストラ第13回定期演奏会


             プログラム
   
W..A.モーツアルト     /ディヴェルティメント ニ長調 K.136
    J.ハイドン           /ヴァイオリンとチェンバロのための二重協奏曲 ヘ長調Hob.XVIII-6 ※1
     W.A.モーツアルト     /ディヴェルティメント イ長調 K.138
     F.メンデルスゾーン    /ヴァイオリンとピアノのための二重協奏曲 ニ短調 ※2
                 平成21年度藝大チェンバーオーケストラ(指揮 ライナー・ホーネック)
                    ※1 ヴァイオリン:小関 郁   チェンバロ:大村千秋
                    ※2 ヴァイオリン:ライナー・ホーネック   ピアノ:青柳 晋

東京藝大の奏楽堂に初めて行った。藝大美術館には何回か行ってはいるが音楽部の中には入ったことがなかった。音楽教育の練習、発表の場として永く使用されてきた旧東京音楽学校奏楽堂は、建物の老朽化が進み、また、音楽の演奏形態の拡大等に対応できなくなってきたため、昭和59年に解体し、その後、台東区の協力もあり上野公園内に移築再建された。東京藝術大学奏楽堂は、旧奏楽堂跡地にコンサートホールとして新しく建設されたものである。地下2階、地上5階、座席数1100 の多ジャンルの演奏形式に対応するコンサートホールで舞台正面にはパイプオルガン(古典から現代作品を演奏出来るフランスのガルニエ製オルガン)が設置されていた。

 東京藝大チェンバーオーケストラについてはプログラムに次のように紹介されていた。
 2003年に創設され、東京藝術大学音楽学部と大学院に在籍する弦楽器の精鋭25名が中心となり曲目によって管打楽器や鍵盤楽器の学生も加わり、多彩に活動を行う室内オーケストラである。
創立時から大学教員による地道で緻密なアンサンブル指導に加え、公演毎に国の内外から卓越した指揮者を迎えての演奏内容は常に高い評価を得ている。
 これまでにG.ボッセを中心にP.チャバ、M.レイフィールド、W.ヤーン、高関健、J.マイスル、野平一郎、P.ヴァレーズ等を指揮者として招き、J.S.バッハ、G.F.ヘンデル、J.C.バッハ、J.ハイドン、モーツァルト、シューベルト、メンデルスゾーン、ドウォルザーク、グリーク、チャイコフスキー、エルガー、R.シュトラウス、シェーンベルク、バルトーク、K.A.八ルトマン、ブリテン、V.ウィリアムス、M.ティペット、A.ベルク、A.ウェーベルン、武満徹等の古典から現代まで幅広いレパートリーを意欲的に取り上げている。
 2006年10月にはG.ボッセ氏の指揮でライプツィヒ、シュトゥットガルト、ミュンヘン、ウィーンなどヨーロッパの主要都市で公演し好評を博した。


 ’09年7月4日(土) 東雲会東京支部 平成21年度総会

 東雲会東京支部の平成21年度総会が日比谷の法曹会館で行われた。東雲会というのは高等学校の同窓会である。久し振りに出席したが参加者が100名を超え大盛会であった。旧制中学が新制高校になって60年、母校も還暦を迎えることとなった。我々の期は古株なのでまた来年会えるかどうか心配しながら別れた。

 ’09年6月27日(土) カワイ表参道「パウゼ」にて
                  華麗なるPiano Quartet vol.5 を鑑賞


                プログラム
       
F..シューベルト     /ピアノ四重奏曲 アダージョとロンド ヘ長調 D487
          F.シューベルト= S.ラフマニノフ   /「どこへ」(ピアノソロ) 
          R.シチェドリーンク  /2つの多声的小品(ピアノソロ)
                         「2声のインヴェンション」「バッソ・オスティナート」
          G.フォーレ       /ピアノ四重奏曲 ト短調 作品45

        ヴァイオリン:高木和弘  ヴィオラ:飛澤浩人  チェロ:小川和久  ピアノ:稲田潤子


 ’09年6月17日(水) 東京都美術館
                   美連協25周年記念 「日本の美術館名品展


 公立美術館のネットワーク組織、美術館連絡協議会の創立25周年を記念して開催されたもので、全国の公立美術100館が参加し、その膨大なコレクションの中から選りすぐりの名品を集めての展覧会である。
 西洋絵画50点、日本近・現代洋画70点、日本画50点、版画・彫刻50点の220点が展示されていた。公立美術館の予算は限られているが、その中で素晴らしい作品を所蔵している公立美術館もあることを改めて感じた。

 ’09年6月13日(土) 損保ジャパン東郷青児美術館
                           
没後80年 岸田劉生 肖像画をこえて〜

 愛娘・麗子を繰り返し描き「麗子像」で有名な岸田劉生(1891-1929年)の自画像と肖像画だけを約80点を集めた展覧会。 劉生は若い頃、友人が来ればその人の肖像画を描き一日に2人の肖像画を描いたこともあるそうだ。そのため「首狩り」とか「千人切り」などと呼ばれていた。二十歳半ばに結核に罹り駒沢村(現・世田谷区駒沢)や湘南の鵠沼で療養生活をした。身体が丈夫でなかったのか、満州に招かれて旅行を終えて帰る途中山口県で死去。享年38歳、こんな若さで死去したとは知らなかった。

 ’09年5月24日(日) 東京藝術大学大学美術館
              「皇女たちの信仰と御所文化 尼門跡寺院の世界」
                      「芸大コレクション展 春の名品選」
                   第3回企業のデザイン展「資生堂・サントリーの商品デザイン展」

 今日上野へ行く予定であったが朝小雨が降っていた。先週の日曜日も雨であった。先週の日曜日は雨のうえ体調が良くなかったので今日に延期した。午後は雷雨になり雨は激しくなるとテレビは言っていたが思い切って出掛けた。上野に着くと改札の辺りから外の東京文化会館の先まで人混みで混雑している。改札内の博物館・美術館のチケット売り場には長い列が出来ていた。雨で午後はもっと悪く雷雨になるというのにこの人出は何なのか。今閑散としている神戸の商店街に少し分けてやりたいと思った。
 私達は藝大の美術館に向かったが、途中で隣を歩っている人の話し声が耳に入った。「入るまでに2時間待ちだそうだよ」これは国立博物館のことに違いないと思った。国立西洋美術館の中庭も混雑していて60分待ちと表示が出ていて企画展「ルーヴル展」の入口が通常の入口ではなく横の方から入れていた。科学博物館・国立博物館と分かれる辺りまでは行く人帰る人で普通には歩けなかった。藝大からの帰りに国立博物館のチケット売り場の近くを通ったら5時近くなのに未だ60分待ちと立て看板が出ていた。


「尼門跡寺院」の鑑賞の案内には次のように記されている。
 日本の古都、京都・奈良には今でも13ヶ寺の尼門跡が残っています。 尼門跡とは皇族・公家など、高貴な女性の入寺によって営まれてきた独特な品格を 持つ寺院で、わが国が世界に誇れる文化遺産です。 これら尼門跡の開山・中興の尼僧たちの生活と信仰に焦点を当てながら、そこで培われ、 伝えられてきた伝統文化を紹介します。

 古くは7、8世紀の時代の尼寺に始まり、江戸時代には皇室とのゆかりによる「御所文化」が 育まれ、独特な宗教儀礼や信仰生活が形作られました。本展は、京都・奈良の尼門跡寺院である、 大聖寺、宝鏡寺、曇華院、光照院、円照寺、林丘寺、霊鑑寺、中宮寺、法華寺、三時知恩寺、 慈受院、宝慈院、本光院に関連する作品、180余点にてその世界を紹介いたします。

 「尼門跡寺院展」には天皇・皇后を始め、高円宮妃・常陸宮妃・秋篠宮妃が訪れた大きな写真がロビーにかざってあったが、皇太子妃(雅子さん)は未だ訪れていないようであった。
 「資生堂・サントリーの商品デザイン展」は今までに売り出された資生堂とサントリーの商品の容器やラベルが展示されていて懐かしい物や珍しい物が沢山あり、なかなか見応えがあった。
「尼門跡寺院」の方の観覧者は中高年が多く、「資生堂・サントリーの商品デザイン展」の方は若者が多かった。
 

 ’09年5月10日(日) 国立新美術館  
                 「ルーヴル美術館展 
美の宮殿の子どもたち


 現在、東京で2つのルーヴル美術館展が開催されている。国立西洋美術館「ルーヴル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画」と国立新美術館「ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち」である。今日は国立新美術館の方のルーヴル美術館展に行った。東京国立博物館の「阿修羅展」に行ったとき遅い時間に行ったらすいていたので今日も午後遅めに行った。案の定列ぶことなく入場できた。
 「美術のなかの子ども」をテーマに、ルーヴル美術館の7つの部門(古代エジプト美術、古代オリエント美術、古代ギリシャ・エトルリア・ローマ美術、絵画、彫刻、美術工芸品、素描・版画)から、名品約200点が展示されていた。ルーヴルが所蔵する唯一の子どものミイラから、古代ギリシャの優美な彫刻、古代オリエントのかわいらしい玩具など興味をひくものもあった。


 ’09年5月9日(土) 松屋銀座
                    
描かれた不思議な世界ミヒャエル・ゾーヴァ展
    

 絵本の挿絵作家ミヒャエル・ゾーヴァ(1945年ドイツ生まれ)の展覧会。3年前に日本初の展覧会が開催され各地で大きな反響を呼んだ。今回松屋創業140周年記念として再度の開催となった。本展では絵本原画「ちいさなちいさな王様」「エスターハージーの王子の冒険」や映画「アメリ」の作品などの代表作から最新作までの約130点を展示。

ミヒャエル・ゾーヴァのプロフィール
1945年7月1日、ベルリン生まれ。ベルリン芸術大学で芸術教育学を専攻。美術教師を経て画家・風刺画家・イラストレーターとして活躍。ベルリン在住。1995年、現代を的確に風刺した画家に与えられる、オルフ・グルブランソン賞を受賞。


 ’09年5月2日(土) 東京国立博物館 
                興福寺創建1300年記念「国宝 阿修羅展」


 東京国立博物館での企画展はいつも混雑していて入場までに1時間前後待たされる。今回は連日の混雑が見込まれ、平日は18時まで、金・土・日・祝日は20時まで開館時間を延長している。中高年の観覧者が帰途につく17時頃に行った。券売所傍の案内には中は混雑しているとは書いてあったが列ぶことなく入場できた。
 興福寺の仏像類については過去に2回ばかり観ているが、今回見直して今まではいい加減に観ていたことがわかった。仏像は穏やかな表情をしていて、仏を守る像は四天王立像のようにがっちりした体格と怖い顔をしているものが多かったしそう思っていた。しかし八部衆像を観ると少年の顔をしていた、今までは気がつかなかったことであった。興福寺に初めて行ったのは、遠い昔小学校の修学旅行であった。あの頃は今のように厳重な警備はなく建物の中にも自由に入れて仏像も観ることができたと記憶している。五重塔も今は入れないが小学校の時は自由に入れて上まで登った。

 ’09年4月25日(土) サントリー美術館 「まぼろしの薩摩切子展」

 イギリス・アイルランド・ボヘミアなど外国のカットガラスから江戸切子・薩摩切子を展示。薩摩切子の歴史を作品の展示によって解説。

 ’09年3月22日(日) 日本橋高島屋 「東本願寺至宝展」

 パンフレットの説明文には次のような案内文が書いてある。
 「京都の名刹に伝わる襖絵などを一堂に。2011年の宗祖親鸞聖人 七百五十回御遠忌を記念し、東本願寺の至宝を一堂に展覧いたします。江戸時代を通じ4度の大火にあい、焼失と再建の歴史を繰り返した御影堂は1895年(明治28年)に現在の姿となりました。そこには、岐阜の別院から移築された円山応挙筆の金地水墨の作品をはじめ、京都画壇を代表する岸竹堂、望月玉泉らの襖絵が伝えられています。加えて今回は特別に、園林堂内にある棟方志功作の襖絵「天に伸ぶ杉木」「河畔の呼吸」を公開いたします。」
 地味な展覧会なので若者の入場者は少なく、中高年の男女が集まっていた。信徒も多く来ていたとは思うが私達と同様に招待券での入場者が多く見かけられた。

 展覧会鑑賞後会場のと同じ階にある喫茶室フォション「サロン・ド・テ」で簡単な昼食を食べたが、ここは今時では珍しく喫煙席があった。
 日本橋に着いたのは12時過ぎであったので展覧会を観る前に東京マラソンの走者が走っているか道路に出てみた。浅草方面へ行く走者と浅草から帰ってきて銀座方面に向かう走者が走っていた。銀座方面に向かっている走者は一生懸命走っていたが、浅草方面に向かっている走者は歩いている人が多くこれでは差がつくのは当たり前だと思った。しかし、それでもここに来るまでにはフルマラソンの距離の半分23kmは走っているのだからたいしたものである。折角参加して走っているのだから途中歩いても制限時間の7時間以内でゴール出来るように頑張って欲しいと思った。

 ’09年3月8日(日) 大丸ミュージアム 「ジョアン・ミロ展」

 色彩豊かな抽象画家で知られている、20世紀を代表するスペインの巨匠ジョアン・ミロ(1893-1983)の作品展。ミロの晩年の代表作品を中心に、油彩・水彩・彫刻など約70点が展示されていた。

 ’09年3月8日(日) 出光美術館 「小杉放菴と大観 響きあう技とこころ〜

 小杉放菴(1881〜1964)という画家は知らなかったが、「金太郎」「良寛和尚」など優しい画風で知られているという。また若い頃は未醒(みせい)と号したほど、酒好きで豪放磊落な洋画家だったとのことである。笠置シズ子が東京ブギウギを舞台で踊りながら歌った姿をモデルにして描いた「天のうづめの命」がよかった。
 洋画家としての名声をほしいままにしながらも、自分の理念にまっすぐな放菴の生き方は、日本画家・横山大観(1868〜1958)をも惹き付け、二人がたてた、日本画・洋画の区別なく研究する自由美術研究所の構想は、岡倉天心亡き後の再興日本美術院にそのまま受け継がれ、放菴を筆頭に日本美術院にはじめて洋画部門ができたそうだ。


 ’09年3月7日(土) 高校の関東地区ミニ同窓会と日本大判写真展

 今日から東京都美術館で開催されている「日本大判写真展」2009の第6回中大判公募展に入選した鳥取在住の同期生が上京するということで皆んなで見に行こうと集まった。東京駅前の新丸ビル6階にあるブラジルのバーベキュー料理「BARBACOA」で昼食会をして上野へ向かった。
 日本大判写真家協会の主催で「第15回採光写展」と「第6回中大判公募展」が同時に開かれていた。「美しい自然景観」というテーマで美しい風景が写されていた。同期生の作品は山形県月山の五色沼で鴨の親子が戯れている写真であった。この写真展は東京展を皮切りに京都・広島・神戸を巡回する。


 ’09年3月1日(日) 世田谷美術館
                 「十二の旅 感性と経験のイギリス美術」 


  美術館による解説
 日本人にとってイギリスとは?イギリス人にとって日本とは?「旅」をめぐる交流の軌跡
 自然にわけいる旅、人に出会う旅

 「旅」は、古来より私たちに計り知れない体験をもたらしてきました。ヨーロッパの西北に位置し、日本と同様小さな島国であるイギリスの文化にとっても「旅」は欠くことのできない要素です。本展は、19世紀以降の12人のイギリスの作家を取りあげ、「旅」が彼等にもたらしたものを考察しようとする試みです。その旅とは、単に地理的な移動のみに留まらず、はるか古代への時間の旅、また自己の記憶をさかのぼる旅でもあり、時として政治的に強制された旅であったりもします。この12人は、時代も作風も異なりながら、日本と浅からぬかかわりをもち、また日本でよく知られた作家たちでもあります。彼等にとって、「旅」とは、そして日本とはどのような存在であったのか。また私たち日本人は、彼等によるイギリ文化をどのように受け止めるのか。本展では、日本とイギリス両国の交流を「旅」をキーワードに読み解いていきます。そこには、普段なにげなく目にする風景への驚くべき視覚の転換が潜んでいるのではないでしょうか。なお本展は、日英修好通商条約締結150年を記念して行われるUK−Japan 2008参加企画です。

 出品作家:
J. M. W. ターナー(1775-1851)
ジョン・コンスタブル(1776-1873)
チャールズ・ワーグマン(1832-891)
バーナード・リーチ(1887-1979)
ヘンリー・ムーア(1898-1986)
ベン・ニコルソン(1894-1982)
デイヴィッド・ホックニー(1937-)
ボイル・ファミリー(マーク・ボイル 1934-2005、ジョーン・ボイル 1931−、セバスチャン・ボイル1962-、
            ジョージア・ボイル 1963-)
アンソニー・グリーン(1939- )
デイヴィッド・ナッシュ(1945- )
モナ・ハトゥム(1952- )
アンディ・ゴールズワージー(1956-)


 ’09年2月2日(月) 小田急原宿会

 会員の健康状態もあり昨年は一度も集まることが出来なかった。今年も1月に集まる予定であったがMiさんの体調不良で今日に延期されていた。一昨年の9月以来の集まりである。近くが良いだろうということで小田急向ヶ丘遊園の駅前のかまどか向ヶ丘遊園店で催した。正会員はMi・Ko・Ii・Ka・Ueの5人であるが残念なことに一人欠けてしまった。Kaさんの奥様から年賀状の返事が届き、Kaさんが昨年の12月18日に亡くなったということであった。一昨年会ったとき少し痩せてはいたが、「体調をくずしたが元気になったので心配はしていない」と話していたので元気でいるものと思っていた。ショックを受けたのは私だけではなく他の会員も意気消沈していた。久し振りの集まりだったので話が多く6時から10時まで話し込んでしまった。

 ’09年1月26日(月) 東京都美術館  
       「生活と芸術−アーツ&クラフツ展」 
ウィリアム・モリスから民芸まで

 美術館の休館日を利用したアスパラクラブの招待で出掛けた。ウィリアム・モリス展は10年くらい前に観たことがある。イギリスの住宅など建築物の内装、特に壁布・カーテン・家具などのデザインが良かった。弘子さんはカーテンの模様が気に入ったらしく、アカイヌ山荘を建てたときカーテンとカーテンレールは真似て注文をした。今回もウィリアム・モリスの作品を中心にイギリスの家具・布地などの展覧会と思ったが日本・中国・朝鮮の物も展示されていて、西洋のいろんなデザインの布地の数が少なく期待はずれであった。が女性には人気があるらしく観客の殆どが女性で男は数える程しかいなかった。

 ’09年1月25日(日) 国立新美術館  
            「
未来を担う美術家たち DOMANI・明日展 2008」

                        文化庁芸術家在外研修の成果

 カワイ表参道「パウゼ」でピアノ四重奏を鑑賞した後、地下鉄で一駅乃木坂へ足を伸ばして国立新美術館で行われている「未来を担う芸術家たち DOMANI・明日展 2008」を観てきた。
 この展覧会の概要を国立新美術館のHPより引用する。
文化庁では、将来の我が国の芸術界を支える芸術家を育てるため、若手芸術家を海外に派遣し、その専門とする分野について研修する機会を提供する、「芸術家在外研修(新進芸術家海外留学制度)」を昭和42年度から実施しています。
同制度の成果を発表する場として開催してまいりました「DOMANI・明日展」ですが、本年度より国立新美術館に会場を移して開催いたします。今回は近年に派遣された研修生を中心に、15名の作家とその作品を紹介いたします。


 ’09年1月25日(日) カワイ表参道「パウゼ」にて
                  華麗なるPiano Quartet vol.4 を鑑賞


                プログラム
       
J..トゥリナ       /ピアノ四重奏曲 イ短調 作品67
          A.ジョリヴェ      /無伴奏ヴィオラの為の(5つの牧歌) 
          A.トヴォルザーク  /ピアノ四重奏曲 第1番 ニ長調 作品23

        ヴァイオリン:高木和弘  ヴィオラ:飛澤浩人  チェロ:小川和久  ピアノ:稲田潤子


 ’09年1月6日(火) 江東区深川江戸資料館通り

 年末に新聞販売店を通して手に入れていた美術展のチケットがあったので東京都現代美術館へ出掛けた。正月明けで現代美術ということもあり美術館は閑散としていた。企画展会場の入口で招待券を差し出すと、もぎりのお嬢さんが「この招待券は期日指定があって12月27日までで今日は使えません」と言う。チケットをよく見ると成る程チケットの下に小さい文字で有効期日が書いてある。文字が大きく見えるメガネでもかけないと読み取れない。混雑している訳でもなく、遠いところをわざわざ来たのだからと言っても融通がきかない。作品を出品している人にとっては、一人でも多くの人に観てもらいたいと思うのだが、もぎりの人はそこまで気が回らない。展覧会は「ネオ・トロピカリア:ブラジルの創造力」でブラジルのアーティストの作品展示である。ミュージアムショップで売っている図録を見ると現代美術だけであって派手な色づかいの絵画やがらくたを積み重ねた彫刻らしき物などで、入場料を出してまで観る気がしなくなった。天気が良かったので清澄庭園でも観て帰ろうと思って深川江戸資料館通りを清澄庭園へ向かった。

 通りでは深川七福神巡りのグループや個人で名所巡りをしている人を何人か見かける。あるグループがたむろしている所があったので何があるのか覗いて見た。雲光院というお寺で徳川家康公の側室阿茶局の菩提寺であった。阿茶局の墓「賓篋印塔」があり、法號「雲光院殿従一位尼公」が記されていた。この法號「雲光院」がそのまま寺の名称になったとのことである。
 江戸資料館の斜め前の長専院不動寺には紀伊国屋文左衛門の墓と出世不動があるというので立ち寄った。隅田川の湿地を埋め立てる難工事の際に不動尊像がお告げに出てきたので、霊巌寺の工事の中、お堂を建て安置した、すると工事が順調に進んだという。この不動尊像を不動寺に安置した際に出世不動と命名されたという。出世不動を右に曲がると梵鐘が置かれている。普通は吊られて見ることが出来ない竜頭と呼ばれる部分が細かく観察できる。
 長専院不動寺の向かいに霊巌寺がある。霊巌寺には、11代将軍徳川家斉のもとで老中首座として寛政の改革を行った松平定信の墓をはじめ、今治藩主松平家や膳所藩主本多家など大名の墓があった。また、境内には江戸六地蔵の第五番(銅造地蔵菩薩坐像)が安置されていた。


 予定しなかったお寺巡りをしたので時間を費やし、清澄庭園の前の通りに着いたときには入園して庭園を観る時間がなくなっていた。庭園見学は次の機会にと帰宅の途についた。

 ’08年12月21日(日) 世田谷美術館 「山口 薫展」「難波田史男展」

 山口薫(1907-1968)は、群馬県の箕輪村(現・高崎市内)で農業を営む旧家に生まれ、少年の頃から絵を描くことが好きだった。17歳にして画家になる決意を固め、上京して東京美術学校(現・東京藝術大学)に学び、在学中、早くも19歳にして帝展に入選。卒業後はすぐさまパリへ留学し、ヨーロッパ各地を旅しながら絵画の勉強をし、およそ3年の歳月を過ごして、画家としての人生をスタートさせました。1933年に帰国したのちは、戦時中一時故郷に疎開したが、世田谷・上北沢にアトリエを構え、そこで他界するまでの35年間を過ごした。
 山口薫の画風は都市と田園のはざまを行き来し、抽象と具象のはざまで揺れ動きながら時代とともに大きな変化を見せ、抽象の度合いも深まっていった。しかし画面にはいつも故郷の原風景があるように見受けられた。馬や牛、水田やや山、人々の日々の暮らしなどがモチーフになっている。可愛がっていた娘や飼っていた犬の画も何点かあった。1953年以降は東京藝術大学にて後進の育成にも力を尽くし、生涯にわたって多くの才能を世に送り出した。

 難波田史男(1941-1974)は画家・難波田龍起の次男として生まれ、将来を嘱望されるなか、1974年に32歳の若さで急逝した。彼の水彩画、油彩画は、繊細な線と自由に広がる色面が呼応して独自の世界を築き上げているが具象画とも抽象画ともいえない私には少し理解しがたい絵であった。


 ’08年12月13日(土) ヨガ教室有志会

 ヨガ教室で長年一緒に修行していた有志の集まりで、今年の忘年会として今回は杉並区の阿佐ヶ谷駅前の「山猫軒」で行った。脚を悪くしているOkuさんも参加出来るようにOkuさんの地元である阿佐ヶ谷に集まった。出席者はMoさん夫妻、Kasaさん、Makiさん、Okuさん、Kataさん、Yoshiさん、それに私達夫婦の9人であった。皆さん元気で、Moさん夫妻は80歳を記念に今年の10月に北ルプス表銀座を縦走してきたと素晴らしい写真を見せてくれた。料理はフランス料理でシェフおまかせのフルコースを食べたが美味しい料理であった。

 ’08年11月29日(土) 東京都美術館
               フランス官展 ル・サロンとの交流 第34回 太陽美術展」


 30年以上にわたってスーツの仕立てをお願いしていた横浜の「テーラーK」の奥さんが油絵を描き続けている。以前横浜で個展を催したときも観覧した。世界の文化的建造物を描き、特に遺跡に興味があるようであった。今回、太陽美術展で文部科学大臣賞を受けたので時間があったら観てくださいと入場券を頂いた。

 土曜日でしかも晴天であったためか上野の山はすごい人出であった。駅構内から外に出る改札が行列でなかなか外に出られない。改札の横にある美術館の入場券売り場も行列が出来ていた。改札を出ると、国立西洋美術館・国立科学博物館・東京国立博物館・東京都美術館・東京藝大美術館・上野動物園などに行く人の行列で普通に歩けない程の人出であった。噴水の広場では新潟県の物産販売のテント村が出来ていて「佐渡おけさ」の踊りなども披露していた。東京都美術館では「フェルメール展」に入る人の列が外まで続いていて最後尾に入場までに50分という立て札を持っている人がいた。

 太陽美術協会がどのような人の集まりか知らないが、展示内容は水彩・油彩・日本画・パステル・アクリル・布絵・版画・その他と多彩な分野にわたっていた。案内を頂いたK・Sさんの作品は「風化」という題の油彩画で100号の大きな画で遺跡・廃墟をモチーフにしたものであった。K・Sさんの作品だけを観て帰る予定であったがついつい他の作品も観てしまった。展示総数が398点もあり余り時間をかけないでさっと観たがそれでも400点を観ると疲れた。


 ’08年11月18日(火) 国立西洋美術館 
               「ヴィルヘルム・ハンマースホイ 
静かなる詩情」展


 北欧のフェルメールと言われるデンマークを代表する画家の一人であるヴルヘルム・ハンマースホイの展覧会。この展覧会が催されるまではハンマースホイという画家は知らなかった。室内画が多く、モノトーンを基調として描かれた絵画は動くものがなく、ただ静かな絵画空間があるという絵画であった。同時期に活躍した、デンマーク室内画派とよばれるピーダ・イルステズやカール・ホルスーウの作品も合わせて紹介されていた。

 ’08年10月27日(月) 東京文化会館にてピアノリサイタル鑑賞
                  稲田潤子
ピアノリサイタル "Imagination"Vol.8

                プログラム
    ロパルツ:  若い娘達              ドビュッシー:  映像 第1集
              ・無頓着な人                       ・水の上の反映
              ・なげやりな人                      ・ラモー礼さん讃
              ・あだな人                          ・運動
              ・やさしい人
              ・気の多い人                 
 
    ラフマニノフ:  10の前奏曲 作品23     クライスラー=ラフマニノフ:  愛の喜び

                  アンコール曲
                      ドビュッシー     亜麻色の髪の乙女
                      ドビュッシー     花火
                      ラフマニノフ      作品3−4 ポリチネル

 ’08年10月15日(水) 東京都美術館
   
            「フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち

 オランダのハーグ近くのデルフトという小都市に生まれたヨハネス・フェルメール( 1632-1675 )は、生涯で残した作品は、わずか三十数点と言われている。昨年、新国立美術館で行われた展覧会にフェルメールの作品「牛乳を注ぐ女」が一点来ましたが、フェルメールの作品が展覧会へ出品されることは、ほとんどないそうです。
 しかし 今年(2008年)はオランダと日本との修好150周年を記念する企画展として、フェルメールの作品を中心に、オランダ絵画の黄金期を代表するデルフトの画家たちの絵画が展示された展覧会が開催された。総数38点の展覧会であったが中味の濃いものであった。
 出品されたフェルメールの作品
    《ワイングラスを持つ娘》  《小路》  《ヴァージナルの前に座る若い女》  《手紙を書く婦人と召使い》
    《マルタとマリアの家のキリスト》  《ディアナとニンフたち》  《リュートを調弦する女》


 ’08年10月9日(木) 聖アンデレ教会
      〜高麗博物館を支援するチャリティー・コンサート〜 吹け、「シンパラム」の風

 「シンパラム」は韓国語で、抑圧から放たれ、人が人を疑う必要がなくなった社会に住む人間の心の中に吹きみつる不思議な風のことである。

             プログラム
       
ピアノとハープ
                       C.フランク  /前奏曲、フーガと変奏曲
                       M.グランジャニー /古典様式のアリア
                       J.トゥリーナ /主題と変奏曲
          ピアノ
                       L.ベートーヴェン /ピアノ・ソナタ第8番ハ短調作品13「悲愴」
                       F.ショパン  /バラード第1番
                       E.グリーグ  /アリエッタ
          ハープ
                       A.ツァベル /泉
                       J.トーマス   /吟遊詩人の故郷への永遠の別れ
                       M.グランジャニー /子供の時間
                           1.いたずらっ子  2.小さな天使  3.ポニーのギャロップ
                           4.庭で遊ぶ    5.パレード    6.眠りの精

                 ピアノ : 崔善愛(チェ・ソンエ)     ハープ : 東海林悦子


 ’08年9月21日(日) 旧東京音楽学校奏楽堂

 藝大の美術館に行った帰りに上野動物園に行く予定であったが、雨が降って来たので旧音楽学校の奏楽堂を見学することにした。奏楽堂は東京藝術大学音楽部の前身であった東京音楽学校の校舎施設として明治23年5月に建造された日本最古の洋式音楽ホールである。機能面の問題と老朽化から取り壊されることになったが、昭和58年に台東区がこの建物を東京藝術大学から譲り受け、藝大に近い上野公園内に復元移築した。

 1階には楽屋・練習室・展示室があり、正面中央の2階が音楽ホールである。舞台正面にパイプオルガンがある。このオルガンは大正9年に徳川頼貞候がイギリスから購入し、昭和3年に東京音楽学校に寄附した。我が国最古のコンサート用オルガンでやわらかい音色を出す。奏楽堂は昭和63年1月に重要文化財に指定された。


 ’08年9月21日(日) 東京藝術大学大学美術館
                        狩野芳崖 「悲母観音への軌跡」

 東京藝術大学美術館のHPより本展の解説を添付
 幕末の長府(現在の下関市)に長府藩御用絵師の嫡子として生まれた狩野芳崖(1828〜1888)は、 近代日本画の基礎を築いた人物としてその名を残す画家です。 明治時代、フェノロサ、岡倉天心らとともに西洋画法を取り入れた日本画の改革・実験に取り組んだ芳崖は、 その後の日本画の発展に大きく寄与しました。この芳崖の絶筆《悲母観音》(重要文化財)は、 作品自体の完成度の高さに加え、近代日本画の幕開けを告げる記念碑的作品と位置づけられ、 続く若い作家たちへも様々な影響を与えた極めて重要な作品といえます。

 今年2008年は、狩野芳崖生誕180年、没後120年にあたります。 本展では、晩年の日本画革新時代の作品だけではなく、 郷里で修業を積んだ幼少時代からの作品を網羅、《悲母観音》制作に至る芳崖の画業を追い、 今再び《悲母観音》の魅力に迫ります。

     台東区コレクション展 「日本絵画の源流、敦煌莫高窟壁画模写」

 東京藝術大学美術館のHPより本展の解説を添付
 台東区では、東京藝術大学との芸術・文化交流の一環として若手芸術家の育成支援を目的に、 東京藝術大学大学院の修了制作の一部として制作された「法隆寺金堂壁画」「敦煌莫高窟壁画」の模写作品を買い上げ、所蔵しています。
作品は昭和57年度から平成15年度までに制作されたもので、その数は50点を超え、区の貴重な文化的財産となっています。
そこで平成20年5月より、台東区役所1階台東アートギャラリー内で「法隆寺金堂壁画」及び「敦煌莫高窟壁画」の模写作品を展示しておりますが、  今回のコレクション展では、台東アートギャラリーでの展示が困難な複数の部分図により構成されている 「敦煌莫高窟壁画」の模写作品を中心に展示いたします。


 ’08年8月30日(土) 日本科学未来館 
           「世界最大の翼竜展 〜恐竜時代の空の支配者〜」


 久し振りにお台場に出掛けた。悪い天気にもかかわらず「ゆりかもめ」の新橋駅は混雑していた。どの「ゆりかもめ」も満員であった。乗客の顔ぶれを見ると若いカップルと子供ずれの家族で私達のような年寄りは見当たらなかった。アクアシティーとフジテレビがある台場駅で若いカッブルたちは下車した。子供ずれの家族は船の科学館駅と「日本科学未来館」が近いテレコムセンター駅で下車した。

 日本科学未来館のイベントは「世界最大の翼竜展」と防災の日が近いこともあり地震から命を守る対策の1つ「免震」についてであった。「免震体験車」が3台も来ていて体験する人が列をつくっていた。こちらは見学しないで「翼竜展」を見た。

 恐竜時代に大空を支配した“翼竜”がテーマの企画展です。 世界各地から発見された翼竜の化石と翼を広げると10mにもなる世界最大の翼竜”ケツァルコアトルス”の全身骨格などが展示され、翼竜の飛び方から学ぶ先端の飛行技術の研究についても映像で紹介されていた。翼竜は一見鳥の様であるが羽根に当たるところは鳥のような毛の羽でなく薄い膜である。面白かったのは歩くとき足だけでなく、飛ぶときに使う膜をつけている手にあたるものも使って4本足で歩くことであった。


 ’08年8月13日(水) 東京国立博物館 平成館 
                         特別展「対決−巨匠たちの日本美術」


 日本美術に残る傑作の数々は、時代を代表する絵師や仏師、陶工らが師匠や先達の作品に学び、時にはライバルとして競い合う中で生み出されてきました。優れた芸術家たちの作品を比較すると、興味深い対照の妙を見出すことができる。
 同門から出て異なった作風を開拓した鎌倉時代の「運慶vs快慶」に始まり、室町時代の代表的水墨画家雪舟等楊と彼に私淑した雪村周継、安土桃山時代に天下人の御用を争った狩野永徳と長谷川等伯など、中世から近代までの日本美術史に名を刻む巨匠たちを、2人づつ下記12組とし、名品を対決させる形で紹介していた。
  運慶 vs 快慶  雪舟 vs 雪村  永徳 vs 等伯  長次郎 vs 光悦  宗達 vs 光琳  仁清 vs 乾山
  円空 vs 木喰  大雅 vs 蕪村  若冲 vs 蕭白  応挙 vs 芦雪    歌麿 vs 写楽  鉄斎 vs 大観

 俵屋宗達と尾形光琳の「風神雷神図屏風」も展示され細かく見比べることができた。光琳の屏風は東京国立博物館が所蔵しているので何回か見ているが宗達の屏風(京都・建仁寺蔵)は初めてであった。私は宗達の屏風が好きだ。円山応挙と長沢芦雪の虎図も良かった。

 ’08年8月12日(月) ヨガ教室有志会

 ヨガ教室で長年一緒に修行していた有志の集まりで、今までにも両国でのちゃんこ鍋料理、入谷での普茶料理、新宿での加賀料理など6回集まり、食事をともにして旧交を温めている。今回は銀座「驛(うまや)」での集まりであった。


 ’08年7月23日(水) 東京体育館にて「ボリショイサーカス」を見物

 新聞販売店のチケットプレゼントのサーカス観覧券が当たったので東京体育館に出掛けた。観覧券はB自由席券で良い席に座るためには開場1時間半前から列ぶ。一昨年行ったとき1時間前に行ったらもう長蛇の列であった。今年も長い列で、しかも気温が30度を超えていた。年寄りがそんな所に列んで熱中症にでもなったら大変である。1000円を追加してA指定席に変更して入場した。
 一昨年は動物の演技は熊・犬・馬であった。今年は熊・虎・犬・猫で演技の後に熊は角砂糖、虎は肉のかけらが貰えるので一生懸命演技をした。動物・団員と一緒に写真を撮る商売は相変わらずやっていた。結構面白かった。


 ’08年7月18日(金) カワイ表参道「パウゼ」にて
                  
華麗なる PIANO QUARTET vol.3 を鑑賞
          プログラム
       
G..ルクー    /ピアノ四重奏曲 
          黛 敏郎     /”文楽”(無伴奏) 
          E.ショーソン  /ピアノ四重奏曲 イ長調 作品30

        ヴァイオリン:高木和弘  ヴィオラ:飛澤浩人  チェロ:小川和久  ピアノ:稲田潤子


 08年7月7日(月) 六本木ヒルズ 森美術館 
                      
「英国美術の現代史:ターナー賞の歩み展」


 新聞販売店のプレゼントとして招待券が手に入った。現代美術は好みではないが六本木ヒルズに行くのも久し振り(2年振り)なので行って見ることにした。森タワーを囲む地域の雰囲気は以前と変わらなかった。美術作品は絵画・彫刻・映像など今まで受賞したものが展示されていた。イヤホンガイドを無料で貸して呉れたが、説明を聴いても興味が沸かなかった。

 ’08年6月4日(水) 東京国立博物館 平成館 
                 
  平城遷都1300年記念「国宝 薬師寺展」


 ニュースによると観覧者が押しかけ、連日入場制限をしていて1時間半から2時間待ちという。5月29日に行く予定にしていた。当日たまたま雨天で肌寒い日であった。こんな日は観覧者は少ないだろうと思い出掛けた。雨の中にもかかわらず上野駅公園口から国立博物館へ向かう人が多い。入口の門に近づくにつれ拡声器の声が聞こえてきた。入場券の買い方の案内をしているものと思っていたら入場制限の案内であった。只今1時間10分の待ち時間です。今、連絡が入り1時間30分になりました。この寒い雨の中1時間半も外で立っていなければならない。早々に諦めて帰った。翌日の新聞の声(投書欄)に80歳代の人の投書が載っていた。杖を突いて出掛け、やっと博物館に着いたのに1時間半待ち、外国のように身障者や老人は別の列にして早く入場させるような措置が出来ないのかと。この老夫婦も返金してもらって帰ったという。

 期間も終わり近くなりこう観覧者が多いと前売り券を買っている人が入場出来なくなる。ということなのかどうか知らないが4日から期間最終日まで開館時間を8時まで延長することにした。

 今日から8時まで開館する。この情報を知らない人は4時を過ぎればもう行かない。今日の夕方は空いているはず、と思って出掛けた。4時半に入口に着くと待ち時間90分と書いてある看板を持った人が立っている。天気もいいし、1時間半と言っても多めに言っているだけで本当は1時間ちょっとで入れるだろうと思って列ぶことにした。入場出来たのは掲示通り1時間半後であった。昼間は3時間待ちであったらしい。


 薬師寺は、天武天皇が皇后(後の持統天皇)の病気平癒を願って天武天皇9年(680)に創建を発願した由緒ある大和の古寺です。はじめは藤原京に伽藍が造られましたが、養老2年(718)に平城京に移されて現在に至り、平成10年(1998)には、ユネスコの世界遺産に登録されました。薬師寺には、金堂の薬師三尊像や東院堂の聖観音菩薩立像などをはじめとする名宝が、大切に保存されつづけ今日に伝えられています。
 
 薬師寺には個人的にもまた修学旅行でも何回か行った。管首が橋本凝胤(はしもと ぎょいん)の頃から修学旅行生に対しての説明が上手で、生徒を飽きさせることなく面白く説明をしていた。これが高田好胤(たかだ こういん)にも引き継がれ、生徒を引きつける説明法は今も他の僧侶に引き継がれているだろう。
 
 薬師寺は平安時代には火災や大風で沢山の堂や回廊・門などが焼失したり壊れる。その都度造営するが鎌倉時代には地震、大風、兵火などで倒壊してしまう。仮の金堂・講堂などを造営するが昭和に入ってからも地震や大風で倒壊、破損する。1960年代当時の管主だあった高田好胤の尽力により金堂・西塔・大講堂・僧坊・中門などの復興に取りかかった。1971年には日本橋三越百貨店にて月光菩薩展が開かれ金堂復興大勧進が行われた。2000年大晦日には平山郁夫画伯により「大唐西城壁画」が玄奘三蔵院伽藍の壁画殿に献納された。 

 本展覧会は、平城遷都1300年を記念して開催するもので、日本仏教彫刻の最高傑作のひとつとして知られる金堂の日光・月光菩薩立像(国宝)がそろって寺外ではじめて公開されている。また、聖観音菩薩立像(国宝)、慈恩大師像(国宝)、吉祥天像(国宝)などの仏像、絵画の至宝に加えて、神像の名品として名高い八幡三神坐像(国宝)や草創期の寺の姿をたどる考古遺物など薬師寺の貴重な文化財を観ることが出来る。

 入場者が会期50日目の2008年5月20日(火)、50万人に達しました。1日平均1万人入場していることである。会期も終わり近いので1日の入場者は増えているだろう。ひょっとしたら60万人目の入場者になるかも知れないと思ったが何の話もなく記念品も貰えなかった。博物館ニュースによれば「6月4日(水)、70万人に達しました」と書いてあるので昼間3時間列んで入場した人かも知れない。

 ’08年5月21日(水) 日本橋三越本店ギャラリー
                      「
今、甦るローマ開催・日本美術展」

 1930年(昭和5年)、ローマ市中心部の大美術館パラッツオ・デルラ・エスポジツィオーネにおいて、イタリア政府主催による「日本美術展覧会(通称ローマ展)」が開催された。
 当時の日本画壇を代表する日本画家たち総勢80名が制作した大正末期から昭和初期の日本画168件が出品され、会場の内装には、日本から同行した宮大工らの手により、大小さまざまな床の間を備えた日本的建築空間が再現されました。
 この展覧会を全面的に支援したのが、大倉財閥の総師・大倉喜七郎男爵であり、作品の画料をはじめとする膨大な経費(現在の金額にして約100億円)をすべて負担しました。そのため、ローマ展に出陳された主要作品の多くが、現在は大倉集古館に所蔵されている。
 本展では横山大観が日本を象徴するテーマとして取り組んだ畢生の作「夜桜」をはじめ、大倉集古館所蔵の約40件を中心に、諸機関に分蔵される作品を加えて展観し、当時の日本美の粋を集めた豪奢な展覧会の様を紹介していた。
 上野と日本橋の2カ所をハシゴしたため、足腰が相当やられた。こんなことで疲れるようでは我ながら情けない。


 ’08年5月21(水) 東京都美術館
   
            日仏交流100周年記念 芸術都市「パリの100年展」

 パンフレットには今回の展覧会について次のように書いてある。 フランスの首都パリは文化の長い伝統を誇りながら、21世紀の今もなお革新と発展を続ける世界の芸術の中心地です。そのパリが世界で最も栄光のある絶頂期を築いたのは1830年代、いわゆるロマン派登場の時代から、パリ万博を経て国際的に若い芸術家を集めた1930年代、第二次大戦前の約100年間といえるでしょう。
 日本とフランスは1858年(安政5)に日仏修好条約が締結されて以来、文化的、経済的にも親密な関係を保っており、2008年は150周年にあたります。本展はそれを記念し、パリをテーマとした近代フランス約100年の優れた油彩画、彫刻、素描、版画、写真など約150点を、ルーヴル、オルセー、ポンピドゥー、プティ・パレ、カルナヴァレ、マルモッタン、ロダンなど世界的に著名な美術館の出品協力によって展示構成します。
 これらの芸術作品を通して、パリという都市の洗練された美しさ、そこに生きる男女の哀歓の姿、そして都市文化と自然との調和への憧憬を汲み取っていただきたいと思います。


 ’08年5月8日(木) 松屋銀座 絵本の魔術師 エリック・カール展」

 色鮮やかな切り絵と穴が開けられた楽しいしかけ絵本の作者エリック・カールの展覧会。世界のベストセラー、日本でも約300万部売れたという「はらぺこあおむし」から最新作までの絵本原画や制作過程を伝えるスケッチ類、近年取り組んでいるアート作品など約100点が展示されていた。
 観客には子供連れのお母さんが結構多く見に来ていた。絵を見ながら物語を子供に話していた。絵本が読めるコーナーがあったが、大人が席を占領していて、夢中になって絵本を見ていた。


 ’08年4月18日(金) 神宮球場でのプロ野球観戦が中止

 今年もプロ野球リーク゜戦が始まった。阪神タイガースは毎年開幕戦は黒星でスタートするが、今年は横浜との3連戦を3連勝でスタートし、その後も勝ち数を伸ばし開幕から6カード連続の勝ち越しを続け破竹の勢いである。今日、神宮球場で行われる阪神−ヤクルト戦のチケットが手に入ったので応援グッズも揃え、応援に行く予定にしていたが運悪く雨と強風のために中止となった。前日の甲子園での広島戦も雨で中止になっていたので2試合水入りとなった。休みが2つも入ると今の勢いが狂うのではないかと心配である。阪神タイガースの体質として一度負け出すとずるずる負ける癖がある。
 昨年の最多勝利投手のグライシンガーと最多安打・最多打点王のラミレスをヤクルトから引き抜いた巨人が、開幕戦のヤクルトに3連敗し今だに調子が出ない。ヤクルトファンは大喜びしているのではないか。

 この記事を書いた後、テレビのスポーツニュースを見たら、横浜スタジアムは中止になっていたのに、神宮球場では中止にしないで予定通り試合をしていた。成城では夕方も夜になっても雨が降っていて一日中雨だった。昼間の大学野球は中止になっていたので当然中止だと思って球場へは出掛けなかった。ヤクルト球団はどうして決行したのだろう。雨の中での試合でエラーも多く自滅した形になっていた。阪神タイガースにとっては勝ち星が増えた。


 ’08年4月12日(土) ターナ・スチュワート陶芸展

 昨年まではキャピトル東急ホテルで行われていたが、新しく高層ビルに建て替えられるためキャピトル東急ホテルは解体されている。そのために今回は神田明神に近い妻恋坂の和風カフェ「藤」で行われた。場所が狭かったので作品の数は少なくペンダント、イヤリングなどのジュエリーに限られていた。

 ’08年4月7日(月) 新宿ジョイシネマにて 
                     映画「犬と私の10の約束」を鑑賞


 犬と飼い主の少女との10年間のドラマ。飼われている犬がもし人間の言葉が話せたら、犬たちは飼い主の人間に何を求めるのか、犬を飼っている人やこれから犬を飼いたいと思っている人に参考になる映画である。森重久弥が、子供と動物には敵わないので一緒に出演するのは嫌だと以前言っていたが、子供と動物の間の愛情をえがく物語にはいつも感動する。最近は涙もろくなってきて自然に涙が出てくる。

 ’08年4月2日(水) 日本橋高島屋ホール「中山忠彦 永遠の女神展」

 日本芸術院会員で日展常務理事を務める中山忠彦は、若い頃は女性の裸体をテーマに描いていた画家であったそうだ。結婚以来、夫人をモデルにアンティークドレスをまとった女性を描き続けている。描かれているモデルは美人で1965年の結婚当初から2000年になっても容貌は変わらない、歳を取らないのである。画家と夫人が展覧会場に来ていたが夫人の顔と絵の顔と違う、夫人の若いときの写真の顔とも違う、ちょっとおかしいのではないかと言うと、画家には絵に描かれたように見えたのだろうということで納得した。夫人を描くより自分が収集したアンティークなドレスを描きたかったように思った。人物画では着ている衣装だけでなく、顔・身体の表情にも関心があるがこの女神は同じ顔をしていた。

 ’08年4月2日(水) 江戸東京博物館 「天璋院 篤姫展」

 薩摩藩主島津家の一門に生まれ、21歳で徳川13代将軍家定に嫁いだ篤姫。夫の急死後、若き14代家茂の養母として、その妻和宮とともに3000人の江戸城大奥をまとめ、戊辰戦争時には江戸城無血開城と徳川家存続に大きな役割を果たした。その篤姫と彼女をとりまく人々のゆかりの品を展示していた。
 NHKの大河ドラマ「篤姫」と連動する展覧会でもあり、また期間終わり近くで行った時間帯も良くなく、チケット売り場では列が出来ており、入場も制限していたので会場に入るのにまた列び、中に入っても混雑していて展示してある物が見えない。見るのも好い加減にして前に進もうとしても、みんなが動かないので前に進めず2時間半も会場にいる破目になった。


 ’08年3月29日(土) 成城の夜桜

 今年の桜は東京では気象庁の予報より早まり3月29日・30日が満開になった。土曜・日曜と重なったので花見客の人出で賑わった。近くの成城の住宅街と仙川沿いの桜並木は美しく毎年沢山の花見客で賑わう。今年も東宝撮影所付近はライトアップされ、昼間と違った美しさがある。満開の日が早まったのと昼間、市川崑監督のお別れ会が東宝撮影所のスタジオで行われたのでライトアップの準備が遅れ、急遽ライトアップが整った2つの橋の周辺は押すな押すなの人であった。犬を連れた花見客も多く、犬に桜の花が綺麗だろ、と話しかけている人もいたが犬は桜には関心が無く夜散歩に連れ出されたのが嬉しそうであった。

 ’08年3月21日(金) サントリー美術館  「ガレとジャポニズム」

 アール・ヌーヴォーを代表する芸術家エミール・ガレ。ガレにみられるジャポニスムの変遷を、ガラス・陶器・家具など約140件の作品で紹介していた。サントリー美術館はガレの作品を多数持っているのでその作品を展示しているのかと思っていたが、国内外の美術館からの作品も数多く展示していた。

 ’08年3月21日(金) 東京ミッドタウン・デザインハブ
     
特別展「ラハティ応用科学大学(フィンランド)デザイン学部作品展」


 フィンランドのラハティ応用科学大学デザイン学部全学科による作品展。欧州トップレベルにある産学協同で製品化された商品やブラウン賞受賞作品など、基礎演習作品から卒業制作までモデル・パネル・映像等で幅広く紹介していた。留学中の日本人2人の作品も出品されていた。

 ’08年2月25日(月) 新宿テアトルタイムズスクエアにて
                     映画「レンブラントの夜警」を鑑賞


 新宿タカシマヤの12Fにある「テアトルタイムズスクエア」に映画「レンブラントの夜警」を観に行った。レンブラントが描いた有名な絵画「夜警」の中に隠された秘密と真相、またこの絵を描いた後レンブラントが破滅していく理由が物語のすじであるが、いつものように時々眠るので映画が終わった後どんなすじだったのかさっぱり分からなかった。

 ’08年2月20日(水) 東京都美術館
                     
「ルーヴル美術館展」  〜フランス宮廷の美〜

 18世紀のフランス宮廷、ルイ15世の寵愛を受けたポンパドゥール夫人やルイ16世の妃マリー・アントワネットら宮廷人が使用していた装身具や調度品などフランスの美術工芸品約140点が展示されていた。数多く「嗅ぎ煙草入れ」が展示されていたが、作品は小さくても表面・内部を飾る焼き物の絵、彫金などの技術は高い。

 毎月第3水曜日はシルバーディで65歳以上の人は入場料が無料である。宝塚歌劇の「ベルサイユのバラ」がヒットしていたので、無料でなくても今回の展覧会には女性達が集まるのではないかと思われていた。案の定長い行列で最後尾に入場までに40分という看板をもっている人がいたが入場するまでに小一時間かかった。入場を制限していたので中は思ったより混雑はしていなくてゆっくり鑑賞できた。


 ’08年2月18日(月) 新宿ジョイシネマにて 映画「母べえ」を鑑賞 

 昭和15年から昭和16年にかけて普通の家庭で起こった事件を通して日本を描写した作品である。当時の悪法「治安維持法」がどれだけの人を苦しめたか、原作者・野上照代さんが子供の頃、自分自身の家庭での出来事を描いた実話である。あの当時は今の北朝鮮と同じような国であった。そんな国に後戻りしないためにも沢山の若い人に観て貰いたい映画である。今の日本を見ていると一部の権力者によって少しずつ変な方向に向かいつつある。

 ’08年2月7日(木) 国立科学博物館   世界遺産 「ナスカ特別展」

 2006年3月から3ヶ月間行われた「ナスカ展」。以後全国各地を巡回した。前回見逃した人たちの要望にこたえての今回19日の限定展示で、バーチャルシアターのスクリーンも大きくしたバージョンアップ版である。

 ナスカというと雄大なインヘニオ台地に刻まれた地上絵が有名である。今回の展示は地上絵のことだけでなく、幼児のミイラ、外科手術跡のある頭蓋骨、不思議な形と鮮やかな色彩の絵付けの土器、精巧な織物などナスカ文化の紹介がされていた。バーチャルシアターでの上空から見た地上絵の映像は、あたかも自分がヘリコプターでインヘニオ台地の上空を飛んでいるようであった。


 ’08年2月6日(水) 東京国立博物館 平成館 
 
   陽明文庫創立70周年記念特別展 「宮廷のみやびー近衛家1000年の名宝」


  陽明文庫は、昭和13年(1938)に時の首相近衞文麿(近衞家29代当主)が設立したもので、近衞家が宮廷文化の中心として護り伝えてきた貴重な文書や宝物を収蔵している。このたび陽明文庫創立70周年を記念し、20万点にもおよぶその所蔵品の全貌を俯瞰するはじめての展覧会。

 第1章 宮廷貴族の生活 第2章 近世の近衞家 第3〜4章 家熙の世界 第5〜6章 伝世の品 の6章に分けて展示されていた。書については教養もなく、何が書いてあるのか分からないので、あまり興味はなかったがついつい見取れて3時間も滞留してしまった。近衛家が中臣(藤原)鎌足の子孫であったのを初めて知った。第3〜4章の家熙の世界では時間をとってじっくりと見る価値があった。

 ’08年2月4日(月) 国立新美術館  「没後50年横山大観展」

 没後50年の近代日本画の巨匠横山大観の回顧展。代表作75点を中心に、彼の古典研究の深さを示す例証となる中国や日本の古画3点や、旅行用トランクなどゆかりの遺品を加えた構成。全長40メートルを超える大作画巻「生々流転」を、一巻まるごと広げて展示。米国・ボストンからの里帰り作品も展示されているという説明であった。
 絵巻の展示は普通少し広げた部分展示しかしていないが、「生々流転」は40mを超える全巻が展示されており、また「四時山水」の絵巻も「生々流転」に劣らぬ長さで全巻広げて展示されていた。


 ’08年1月22日(火) カワイ表参道「パウゼ」にて
                  
華麗なる PIANO QUARTET vol.2 を鑑賞
          プログラム
       
G..フォーレ   /ピアノ四重奏曲 第1番 ハ短調 作品15
          E.ショーソン  /詩曲 作品25 (ヴァイオリンとピアノ)
          R.シュトラウス /ピアノ四重奏曲 ハ短調 作品13

        ヴァイオリン:高木和弘  ヴィオラ:飛澤浩人  チェロ:小川和久  ピアノ:稲田潤子


 ’08年1月5日(土) 銀座三越 「わたせ せいぞうの世界展」

 コミック作家として大人のラブストーリーを描き、各種雑誌や企業広告用イラストなども手掛ける「わたせせいぞう」。過去20年間におけるわたせ作品の変化、変容、そして変わらない普遍的なテーマ、制作プロセスを交えながら約140点の作品を展示。こちらも結構人が集まっていた。小堀遠州展は中高年者が多く、わたせせいぞう展は若者が多かった。

 ’08年1月5日(土) 松屋銀座 「小堀遠州(美の出会い)展」

 将軍の茶道師範であり、寺社・城郭・庭園の造営を手がけるなど多方面に才能を発揮した小堀遠州が徳川家康によって遠江守に任じられてから400年、これを記念して遠州との美の出会いをテーマに将軍家から皇室までのゆかりの品(茶道具、天皇・将軍・歌人等との書簡、掛け軸、花立てなど)を展示。愛知万博で展示されたプラチナの茶室「利休」も展示されていたが、茶室はやはり茅葺き屋根・土壁・木や竹の柱・障子でなければ趣がない。
 地味な展覧会なので人は少ないだろうと思っていたが、押すな押すなの人で、説明文など読めたものではなかった。茶道をしたり茶道に興味を持っている人がこれ程いるのかと思った。

 ’08年1月3日(木) ブリジストン美術館
                       
「ブリジストン美術館コレクション展」


 ブリジストン美術館のコレクションの中から、西洋近代美術(モネ・セザンヌ・マティス・ルノワールなど)、抽象絵画(ポロック・スーラージュなど)、日本近代洋画(黒田清輝・安井曾太郎など)の絵画を中心に彫刻も含め約180点が展示されていた。

 ’08年1月3日(木) 東京箱根間大学駅伝競走の応援

 正月(2日・3日)に行われる東京箱根間往復の大学駅伝競走は楽しみで毎年テレビ観戦をしている。一人が走る距離が20km以上あり、坂あり山ありで、前年までの陸上競技会で良い記録を出していた選手が実力通りの走りが出来るとは限らない。順位がめまぐるしく変わり、それぞれの区間でドラマが繰り広げられる。

 往路は久々の古豪復活で早稲田大学が優勝した。総合優勝は、飛び抜けたエースがいなくても粒ぞろいの選手がいて優勝候補と言われている駒澤大学が逆転優勝するのか、往路優勝の勢いにのって早稲田が逃げ切るのか興味が増した。大丸ミュージアムとブリジストン美術館の展覧会に行く予定だったので、ついでに駅伝の応援に行った。

 家を出るときは早稲田がトップで駒沢が2位、東海大が追い上げて3位を走っていた。1時半前に八重洲通りと中央通りが交差する京橋1丁目に行った。この辺りは沿道の人は少ないと思っていたが、2重3重の人垣が出来ていた。1時半過ぎ1号車と先導のパトカーが見えてきた。1位で来たのは駒澤大で2位がなかなか来ない。やっと現れたのが早稲田大であった。相当な開きで駒澤大の総合優勝は確実であった。東海大がどこまで追い上げているのか興味があったが他の大学が通過してもなかなか現れない、最後まで現れなかった。一人がこけてブレーキになると、他の選手が挽回しようと自分の力以上に無理をするので次々とこけてしまう悪循環を繰り返すことがある。往路では順天堂大がゴール目前にして走れなくなり棄権に追い込まれた。東海大はどうなったか帰宅後インターネットで調べたら10区(最終区)で棄権、大東大も9区で棄権していた。

 ’08年1月3日(木) 大丸ミュージアム 「ベル・エポックの輝き」
                         〜魅惑の宝飾からガラス工芸まで〜


 大丸ミュージアムのHPによる「ベル・エポック」についての紹介と今回の展覧会の案内には次のように記されている。
 20世紀初頭のパリで花開いた文化の華やかな側面を、ジュエリーとガラス工芸を中心に紹介する「ベル・エポックの輝き−魅惑の宝飾からガラス工芸まで−」を開催いたします。 19世紀末から20世紀初頭にかけてのヨーロッパは、ベル・エポックと呼ばれる優雅で喜悦に満ちた文化が開花しました。ことに芸術の都パリは、幾多の芸術家が育っていくとともに、ジュエリーやガラス工芸の世界でも華やかな作品を次々と生み出しました。

 本展は、この時期に創設され、世界を代表するジュエリーブランド、カルティエやショーメ、ティファニーの数々の名品をはじめ、アール・デコ期を代表するルネ・ラリックのジュエリーやガラス工芸品など約100点を一堂に集め、華麗に展覧いたします。

 ’07年12月15日(土) 東京国立近代美術館 「日本彫刻の近代」

 幕末・明治期から1960年代までの近代日本彫刻史を、68名の彫刻家の約100点の作品によって振り返る展覧会。所蔵作品展「近代日本の美術」も行われていたが時間の関係で4Fだけ観た。特集コーナーの梅原龍三郎の部屋には高峰秀子が寄贈した「高峰秀子像」も飾られていた。

 ’07年12月15日(土) 東京都庭園美術館新館大ホール にて
                                ピアノリサイタル鑑賞


        Ca-non1周年記念コンサート 稲田潤子ピアノリサイタル 〜音の展覧会〜
                第1部          プーランク     3つの無窮道
                              ドビュッシー   前奏曲より   「ラヴィーヌの将軍」
                                                   「オンディーヌ」
                                                   「花火」
                              シャブリエ     絵画風小曲集 「スケルツォ・ワルツ」
                                                  「牧歌」
                                                  ブレー・ファンタスク
                第2部          ムソグルスキー  組曲 《展覧会の絵》

                アンコール曲      ドヒーュッシー   月の光
                              ショパン       幻想即興曲

 ’07年12月12日(水) 渋東タワー(渋谷)にて
                        映画「マリと子犬の物語」を鑑賞
 

 新潟県中越地方を震源として発生した地震「新潟県中越地震」の時、大きな被害を受けた山古志村で人々が全て避難した後、荒廃した自然の中、たった1匹で我が子を守り、16日後に3匹の子犬と無事に飼い主の所に帰ってきた犬の物語。実話を描いた絵本「山古志村のマリと3匹の子犬」をもとに制作された映画である。

    ■監督/猪俣隆一    原作/桑原眞二  大野一興
    ■主な出演者/船越英一郎  松本明子  広田亮平(子役)  佐々木麻緒(子役)  高島政伸
              小林麻央    小野武彦  宇津井 健  他

        主題歌: 平原綾香 「今、風邪の中で」

 ’07年12月6日(木) 新宿ジョイシネマにて
                    映画「やじきた道中 てれすこ」を鑑賞
 

    ■監督/平山秀幸
    ■主な出演者/中村勘三郎  柄本 明  小泉今日子  ラサール石井  笑福亭松之助  淡路恵子
               間 寛平     麿 赤兒  波乃久里子  松重 豊     山本浩司     吉川晃司
              藤山直美     國村 隼   笹野高志    鈴木蘭々     ベンガル      六平道政
               星野亜希    他

 ’07年11月21日(水) 東京都美術館
               
「フィラデルフィア美術館展」  〜印象派と20世紀の美術〜


 19世紀のコロー、クールベをはじめ、印象派を代表するモネ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌなど、20世紀のピカソ、カンディンスキー、マティス、デュシャン、シャガール、ミロ、マグリットにいたるヨーロッパ絵画の巨匠たちの作品、さらにホーマー、オキーフ、ワイエスなどのアメリカ人画家を加えた47作家の名作77作品を展示。
 今日はシルバーデイで65歳以上の人は入場無料の日である。いつもシルバーデイの日は長い行列が出来て入場するまでが大変である。いつも午後行っていたが今日は午前に行った。また長い行列が出来ているのではないかとと思ったが、予想に反して並んでいる人は少なく、5分間の待ちで入場できた。私より年上と思われる人が多く、やはり年金生活者は無料の日を選んで来ているのだと思った。ルノアール、マティスが皆さんの好みのようでそれらの絵画の前ではなかなか動かず混雑していた。他の人が、友達同士でそれぞれの絵の感想を話していたが、その話を聞きながら絵画を鑑賞するのも面白いものであった。

 ’07年11月18日(日) 損保ジャパン東郷青児美術館 
                    美しき女性印象派画家 ベルト・モリゾ展


 ベルト・モリゾ(1841ー1895)印象主義を代表するフランス女流画家。ルーヴル美術館で模写をおこなっている最中に大画家エドゥアール・マネと出会いマネに大きな感銘を受ける。以後師弟関係となり多大な影響を受けるほかマネの作品のモデルを度々務める。1874年エドゥアール・マネの弟ウジェーヌ・マネと結婚、4年後の1878年には娘ジュリー・マネが誕生。娘を描いた絵が多いことからジュリーを随分可愛がっていたようだ。個人蔵の作品が多かったので、姉エドマなど近親者や身近な知人の人物画、風景画、静物画、特に女性特有の感受性で描かれる母と子、画家の娘などを画題とした作品が多く展示されていた。

 ’07年10月20日(土) ヨガ教室有志会

 ヨガ教室で長年一緒に修行していた有志の集まりで、今までにも両国でのちゃんこ鍋料理、入谷での普茶料理など5回集まり、食事をともにして旧交を温めている。今回は加賀料理を味わう大志満新宿での集まりであった。

 ’07年10月18日(木) 江戸東京博物館 
                   
特別展 文豪・夏目漱石 -そのこころとまなざし−

 日本を代表する文豪・夏目漱石の生い立ちから文学者としての歩みを、東京に里帰りした東北大学「漱石文庫」の漱石の蔵書をはじめ、自筆の原稿・ノートなどの書や絵画、初版本のデザイン稿、漱石が暮らした当時の東京の様子を伝える資料、版画、写真など多数の展示物でたどっていた。漱石の学生時代のノート、メモ帳など漱石自身が書いた字があまりにも小さいのにはびっくりした。1時間ちょっとで見終えると思っていたが結構面白く、見終えるまでに2時間たっぷりかかり、次の予定があったにもかかわらず閉館時間近くまでいた。

 「漱石文庫」が何故東北大学にあるのか疑問であったが、次のように説明が記されていた。

『弟子の小宮豊隆が、太平洋戦争による焼失を避けるため、漱石最後の住居「漱石山房」から、自らが図書館長を務めていた東北帝国大学(現・東北大学)付属図書館に移動させて奇跡的に残った。蔵書約3000冊をはじめとする漱石ゆかりの資料群です。文庫には、直筆原稿や日記・書簡の他、学生時代の答案、小説執筆の傍ら制作にうち込んだ趣味の絵画、そして、イギリス留学中に集めた約500冊の蔵書群などの貴重な資料が保管されています。』

 ’07年10月17日(水) 新宿ジョイシネマにて映画
           「釣りバカ日誌18
〜ハマちゃんスーさん瀬戸の約束〜」を鑑賞


    ■監督/朝原雄三
    ■主な出演者/西田敏行  浅田美代子  三国連太郎  奈良岡朋子  谷 啓  鶴田 忍
               加藤 武  小野武彦    中村梅雀    笹野高志    益岡 徹
               高島政伸  檀 れい     星由里子   小沢昭一    桂小金治  他


 ’07年10月11日(木) 新宿オスカーにて映画「ミス・ポター」を鑑賞

 青い上着をはおった愛らしいうさぎ、ピーターラビット。世界で一番有名なこのうさぎを生み出した女性ビアトリスク・ポターの半生を描いた映画。

 ’07年9月25日(火) 小田急原宿会

 小田急線・下北沢駅の南口から程近い小料理屋「魚采」で奥さんを亡くしたN氏の慰めと激励を兼ねて小田急原宿会を催した。N氏は原宿での同僚ではないが会員みんなも良く知っている人物で小田急沿線に住んでいるので小田急原宿会の特別会員として招待した会となった。

 ’07年9月23日(日) ブリジストン美術館 夏の特別展示 青木 繁 6作品

 東京八重洲にあるブリジストン美術館の夏の特別展に、青木繁の「海の幸」が展示されているというので観に出掛けた。165点の常設展示に加えいつもは久留米市にある石橋美術館に展示されている青木繁の絵画6点「海の幸」、「輪転」、「海景(布良の海)」、「海」2点、「わだつみのいろこの宮」が展示されていた。「海の幸」は有名な絵で、今までテレビなどで良く紹介されていたが実物を観るのは初めてであった。

 ’07年9月21日(金) 東京文化会館にてピアノリサイタル鑑賞
                         稲田潤子ピアノリサイタル "Imagination"Vol.7

                  プログラム
      マニャール:  「散歩」作品7より       ラヴェル:    鏡
                 ・贈呈                       ・蛾
                 ・サン=クルー                  ・悲しき鳥たち
                 ・ブローニュの森                 ・洋上の小舟
                                            ・道化師の朝の歌
   
      ラフマニノフ:  5つの幻想曲 作品3    ラフマニノフ:  コレルリの主題による変奏曲 作品42
                 ・エレジー
                 ・前奏曲
                 ・メロディー
                 ・道化役者
                 ・セレナーデ

 ’07年9月20日(木) 千葉マリンスタジアムにてプロ野球観戦

 シニアの無料招待試合があるという千葉に住む義弟夫婦の誘い(弁当と駅・スタジアム間の送迎付き)で千葉ロッテマリーンズ vs ソフトバンクホークスのプロ野球観戦に行った。昨年行った花火ナイター(ロッテ vs 日本ハム)の時は、午前中は雲ひとつない晴天であったが、駐車場に着いた時には一転にわかの雷雨で酷い目にあった。今回は涼しい海風が吹く晴天で絶好の観戦日和であった。義弟が買って呉れたバレンタイ弁当は、豪華でボリュームもあったが美味しかったので全部食べてしまった。ロッテの先発投手は昨年と同じ小野晋吾であった。昨年は6回までロッテがリードしていたが、1安打ピッチングをしていた小野投手にアクシデントがあり、7回から投手が交代して逆転負けをした。今年はロッテがワンチャンスをものにして大量点差で勝った。

 ’07年9月19日(水) 東京都美術館
   
            トルコ・イスタンブール歴史紀行「トプカプ宮殿の至宝展」
          
           〜オスマン帝国と時代を彩った女性達たち〜


 オスマン帝国の君主スルタンや王女、王子のために作られた装飾品をトプカプ宮殿博物館とトルコ・イスラム美術博物館所蔵の品から約140点を展示。秋篠宮家に男児誕生のお祝いとして「金のゆりかご」が展示されていた。シルバーデーの日であったので観客は老人が多く、疲れて途中一休みしたくなる人が続出、しかし休む椅子は少なくどの椅子も満員でいつ空くか分からない。場内を監視している人の椅子も監視の人が立ち上がるとその椅子にも観客が座って一休みをする。まるで椅子取りゲームをしている様であった。

 ’07年9月13日(木) 渋谷区立松濤美術館 
                      
景徳鎮千年展
 −皇帝の器から毛沢東の食器まで−


 中国の鴻禧美術館にある歴代官窯の器53点、中国の個人蔵の毛沢東の器74点が展示されていた。毛沢東の器として作られた物は歴代の皇帝の器より絵柄が清楚であった。

 ’07年8月29日(水)  東京藝術大学大学美術館
      @ 金比羅宮 書院の美 応挙 若冲 岸岱
      A 藝大コレクション展「歌川広重≪名所江戸百景≫のすべて」

      B 自画像の証言


 金刀比羅宮というのは「こんぴらさん」の愛称で親しまれている香川県琴平町の金比羅宮です。ここには数多くの書画工芸品が伝来しているそうで、今回の展覧会は金比羅宮の表書院と奥書院の襖絵約130面を移動しての展示であった。円山応挙の虎の間の襖絵「遊虎図」と七賢の間の襖絵は印象に残った。襖絵の他奉納された絵馬、船模型、掛け軸なども展示されていて「金比羅狗図」は主人の代わりに金比羅宮にお参りする代参犬の絵であった。

 芸大コレクション展「歌川広重《名所江戸百景》のすべて」は安政三年から安政五年にかけての江戸の風景で126点が展示されていた。
 
 「自画像の証言」は明治31年卒業の北蓮蔵、白滝幾之助から始まり、東京美術学校時代から現在の東京芸術大学までの卒業生の自画像約5000点の中から選ばれた約160点が展示されていた。戦前の卒業生が描いた自画像と戦後の卒業生が描いた自画像は全く異なり戦前の絵は暗く、戦後の絵は明るい色づかいで描かれていた。昭和50年頃からは正面を向いた自画像でなく、横を向いたり、抽象画のようなもの、イラストのようなものもあり、もっと真面目に描けと言いたくなるようなものもあった。

 ’07年8月26日(日) 吉祥寺オリオンにて映画「西遊記」を鑑賞

     ■監督/澤田鎌作
     ■主な出演者/香取慎吾  深津絵里  内村光良  伊藤淳史  岸谷五朗  鹿賀丈史
                水川あさみ 大倉孝二  多部未華子 谷原章介  小林稔侍

 ’07年8月15日(水) 東京国際フォーラムCにて
           ミュージカル『ブラスト
〜ブロードウエィ・バージョン〜』を鑑賞

 12種類以上の金管楽器によるマーチングバンドとドラム、ヴィブラフォーンなど51種類ものパーカッションを駆使し
、フラッグやバトンなど様々な道具を操るダンサーたちとのパフォーマンスはさすがアメリカのショーで魅了するものであった。

 ’07年8月13日(月) 明治座にて『妻をめとらば−晶子と鉄幹−』を観劇

 舞台は明治42年から大正2年までの5年間。恋に仕事に家事、育児、何事にも一生懸命、頑張り屋の妻・晶子と、自称・老いぼれポンコツ歌人、今や専業主婦の真似事をする夫・鉄幹。かつては「虎の鉄幹」と呼ばれた夫のそんな姿が、晶子は歯がゆくてならない。だから、二人の日常は犬も食わない夫婦喧嘩の繰り返し。でも子供は次々生まれる。喜劇したてで観客は大笑い、演じている役者も笑っていて劇の進行が止まることもあった。

  出演者
   藤山直美 香川照之
   岩崎ひろみ 岡本健一 木下政治 小宮孝泰 太川陽介 匠 ひびき 松金よね子 山田純大
   山本未來 横堀悦夫 他

 ’07年8月12日(日) サントリー美術館
             
「サントリー美術館 開館記念展U (水と生きる)」

 赤坂見附にあったサントリー美術館が東京ミッドタウンに移って新しく開館して「開館記念展」を開催している。「開館記念展U(水と生きる)」を見に行った。日本の豊かな自然環境の源といえる「水」をテーマに、日本美術に表現されてきた「水」の造形美を〈潤 水と生きる〉〈流 水の表現〉〈涼 水の感覚〉〈滴 水をよむ〉の構成で180点が展示されていた。

 ’07年7月21日(土) 小田急原宿会

 小田急線・下北沢駅の南口から程近い小料理屋「魚采」で今夏の小田急原宿会があった。小田急原宿会というのは小田急沿線に住んでいて、勤務地の原宿で一緒だった同僚の集まりである。今回は3月の集まりの時体調不良で欠席だった K氏も出席した。

 ’07年7月19日(木) 新宿オスカーにて映画「憑神」を鑑賞

    ■原作/浅田次郎  ■監督/降旗康男
    ■主な出演者/妻夫木聡  夏木マリ  佐々木蔵之介  西田敏行  江口洋介  赤井英和 
               香川照之  笛木優子  鈴木砂羽     佐藤隆太  森迫永依  

 ストーリーは、幕末に将軍の影武者を務めた名家の子孫・彦四郎は、平和な世で職を失い、暇な毎日を送っていた。婿養子の縁も切られて焦った彼は、神社で出世を祈願。すると貧乏神、疫病神、死神ら災いの神にとりつかれてしまう。という面白い映画であったらしいが案の定予告編に続いて本編が始まる頃に寝てしまい、途中で起きたが何がどういう筋なのか分からないままに終わってしまった。
 私の後ろの席に元NHKのアナウンサーだった鈴木健二氏の兄さんで映画監督・俳優の鈴木清順さんが座っていて時々笑っていた。

 ’07年7月14日(土) 江戸東京博物館 
                       発掘された日本列島2007 -新発見考古速報展−


 毎年行われる展覧会で、前年に発掘・調査された遺跡・古墳・屋敷跡等々の中で、注目されるものを速報展として紹介するものである。1階の第1企画展示室では「大鉄道博覧会」が行われていて、昨年と同じく5階の常設展示室内にある第2企画展示室で行われた。展示物の数が一昨年・昨年に比べ少なくなった。展示内容が小中学生にも分かるように漢字にはルビが付いており、小中学生にも分かるように展示物の説明やイラストが描かれていた。

 ’07年7月5日(木) 東京芸術劇場 中ホール
            吉林省京劇院「
京劇 西遊記〜火焔山〜」を観劇


 京劇を行う京劇院は各省に有るらしく、以前見た京劇は湖北省京劇院のものでした。今回は吉林省のものでした。日本人には西遊記の演目が分かり易いので京劇団が来たときは西遊記をやります。東京芸術劇場の中ホールは適当な広さですので舞台が見やすいです。今回の席は前の方だったので俳優の表情がよく見えました。斜め後ろの席に永六輔さんも見に来ていました。

 ’07年6月21日(木) カワイ表参道「パウゼ」にて
                              ピアノ四重奏鑑賞


       曲目: サンサーンス/ピアノ四重奏曲 変ロ長調 Op.42
            ブラームス /ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 Op.25
           アンコール曲 フォーレ/ピアノ四重奏曲 第1番より スケルツォ

        ヴァイオリン:高木和弘  ヴィオラ:飛澤浩人  チェロ:小川和久  ピアノ:稲田潤子

 ’07年6月20日(水) 東京都美術館
   
   サンクトペテルブルグ国立ロシア美術館展
 〜ロシア絵画の神髄〜

 国立ロシア美術館は、1898年、ニコライ2世のときサンクトペテルブルグのミハイロフスキー宮殿にロシア初の国立美術館として誕生した。現在10世紀から現代までのロシア美術を網羅した40万点のコレクションがある。
 今回の展覧会は、同館のコレクションの中から18世紀後半から20世紀初めのロシア美術を紹介していた。油彩絵画・彫刻・工芸あわせて約100点が展示されていた。

 ’07年6月9日(土) 出光美術館 「肉質浮世絵のすべて
                                  〜その誕生から歌麿・北斎・広重まで〜

 ’07年6月9日(土) 国立新美術館 
                「大回顧展 モネ
 印象派の巨匠、その遺産


  六本木の防衛庁跡地に出来た国立新美術館に初めて行って来た。地下1階・地上4階建で青山霊園側の外壁は大波がうねているような曲面のガラス張りである。設計は黒川紀章・日本設計共同体である。展示室が13室もある大きな美術館であった。モネ展の入口には長い列が出来ていたが他の展示室の入口は閑散としていた。
 フランスのオルセー美術館、アメリカのボストン美術館・メトロポリタン美術館など海外の美術館と国内の美術館から集められた約100展の作品が展示されていた。国内にこれだけのコレクションがあるのかと思うほど良い作品が沢山あった。作品の大きさにもよるが鑑賞し易い展示であった。

 ’07年6月5日(火) 本郷 愚 怜 「蒲澤ごろすけ石コロ彫刻展」

 八ヶ岳南麓に工房とギャラリーを持つ石コロ彫刻家の蒲澤ごろすけさんの彫刻展が、本郷東大赤門前のギャラリー「愚怜」で開催されていたので国立科学博物館に「花」の展覧会を観に行った帰りに寄った。ごろすけさんも還暦を迎えその記念にと今回は力をそそいで制作をしたとのことであった。新作が沢山あり今までにはなかった傾向のものが多かった。帰りは本郷三丁目で電車に乗らず湯島に出た。湯島天神によって境内にある数々の碑を見た。湯島駅までの道路に警官が出ていて厳しい警備をしていたので何事かと思った。帰宅後テレビニュースで皇太子が十二指腸のポリープり切除手術を東大病院で行うため入院し、天皇・皇后も見舞いに行ったとのことであった。

 ’07年6月5日(火) 国立科学博物館 
                花
 特別展 「FLOWER」
〜太古の花から青いバラまで〜

 2つのゾーンに分けて展示されており、「花の誕生とその進化」のゾーンでは、花のある風景・花とはなにか・花の誕生と進化・花の多様性・華麗なる花の世界・世界のふしぎな花・世界の花々、「花と人とのかかわり」のゾーンでは、花の研究史・花をつくる・花おりおり・カール・フォン・リンネに分けて展示されていた。興味を惹いたのは世界の花々と世界の不思議な花であった。またバイオテクノロジーを駆使して作られた「青いバラ」と「青いカーネーション」は展示の目玉である。

 ’07年6月1日(金) 日本科学未来館「サイエンスニュース!アジア展」

 6月2日から始まる「Science News ! from Asia」の前日閲覧会にアスパラクラブの招待で行ってきた。科学の中にあるアジアの力、アジアの中にある科学の力を見ることを通して、アジア各国の先端の科学技術の姿を紹介していた。4つのテーマ(技術革新と未来・情報科学技術と社会・生命の科学と人間・地球環境とフロンティア)に分かれた常設展示も見たが、私にとってはどれもこれも科学技術の先端すぎて理解が出来ないことが多かった。興味を持って見て回れば一日たっぷり過ごすことが出来る施設である。

 ’07年5月23日(水) グループ ICU 展・湯島聖堂・神田明神

 ICU卒業生のグループ展(絵画・工芸品)が神保町の文房堂で1年半ぶりに開催された。グループ展を覧たついでに駿河台の坂を上がり、湯島聖堂・神田明神まで足をのばした。湯島聖堂では正面入口から孔子像の前を通って大成殿へ上っていく入徳門周辺は敷石を整備するための工事中で、大成殿に行くには一度聖橋通りに出て西門から入らなければならなかった。平日は大成殿は開放されておらず中を見学することは出来なかった。
 神田明神は今年は2年に一度の大祭であったが、祭りの余韻も感じられず静かであった。本殿の裏には明神下の親分で知られている銭形平次の石碑があり、その右には八五郎の小さい碑もあった。

 ’07年5月20日(日)・21日(月) 山脈7期同窓会

 ’07年度の山脈7期生の同窓会が関東地区の幹事で東京で開催された。出席数45名。20日は江戸東京博物館を見学し日本橋・銀座界隈を散策、夜は八重洲富士屋ホテルで宴会・宿泊。21日はバスで東京都内を観光。希望者数人は横浜に宿泊し横浜を観光した。

 ’07年5月11日(金) 明治座にて『うそつき弥次郎』を観劇

  出演者
   風間杜夫  平田 満  余 貴美子  要 潤  安倍麻美  麻乃佳世  渡辺 哲  小宮孝泰
   でんでん   轟 二郎  菅原大吉   小林美江  他

 ’07年5月7日(月) 渋谷・東急本店 
                「
映像と写真でつづる 世界遺産・魅惑のイタリア」


 イタリア国内には42ヶ所(ヴァチカン市国を含む)の世界遺産がある。TBSテレビ「世界遺産」から特別に編集したブルー・レイによるハイヴィジョン映像と約70点の写真作品で、時代軸をテーマとしたイタリアの世界遺産を構成した展覧会。

 ’07年4月19日(木) 日本橋高島屋ホール「細川護煕 数寄の世界展」

 第79代内閣総理大臣を務めた細川護煕の陶芸品・書・漆絵の展覧会。細川氏は還暦を機に政界を引退し、陶芸を学び、神奈川県湯河原の私邸兼工房「不東庵」で作陶に没頭しながら、晴耕雨読の日々を送っているそうです。陶芸作品を中心に書、漆絵など130余点を展示。あわせて細川家伝来の古美術を収蔵する永青文庫所蔵の書画、茶道具など14点も紹介されていた。細川護煕氏本人も会場に来ていて止まり木のような椅子にちょこんと腰掛けていて観覧者の様子を眺めていた。サイン会の日ではなかったが「晴耕雨読 細川護煕写真集」(\ 5,250)を購入し、希望した人にはサインをしていた。

 ’07年4月19日(木) 大丸ミュージアム・東京 「第19回 日本陶芸展」

 日本陶芸展は1971年から隔年で開催されている公募展で、会派や団体にとらわれずあらゆる陶磁器を対象にしている。陶芸界を代表する巨匠や有望作家の招待作品と公募の入賞作品、入選作品合わせて177点が展示されていた。

 ’07年4月19日(木) 南青山ピガ画廊 「皆櫻書屋 展」

 イヴォンヌ・シバさんの友達が属している書道の会の展覧会。50人の書家の作品が展示されていた。

 ’07年4月17日(火) 新橋演舞場にて『桂 春団治』を観劇

  出演者
   藤山直美  沢田研二  小島秀哉  小島慶四郎  土田早苗  曽我廼家文童  入江若葉
   大津嶺子  中川雅夫  西岡慶子  井上惠美子   いま寛大  レツゴー長作 他

 ’07年4月16日(月) 「今宵あの人を想う」 ライブコンサート 
                            吉祥寺「MANDA-LA 2」


 岐阜県出身、東京で育ったフォークシンガー高田渡の3回忌の日に行われた追悼ライブ。、「吉祥寺フォーク」で親交のあった小林政広、シバ、鈴木常吉、豊田勇造、なぎら健壱、その他が出演し7時半から終電近くの時刻まで演奏会が行われた。終わり近くになると出演者全員が舞台に上がり盛り上がったところに、なぎら健壱も駆けつけ一段と盛り上がったフィナーレとなった。

 ’07年4月9日(月) 東京国立博物館 平成館 
    
                特別展 「レオナルド・ダ・ヴンチ 天才の実像−」


 ルネサンスの巨匠、レオナルド・ダ・ヴィンチの創造世界を紹介する展覧会で、映像や模型をふんだんに使って、科学、芸術にわたる「万能の人」の真の姿を解き明かす。今回の目玉展示は、世界に10数点しか現存しない絵画作品のうち、初期の傑作「受胎告知」の日本で初公開である。
 絵画「受胎告知」が展示してある本館特別室に入るには金属検査をする厳重さであり、空港で航空機にのるために通過する時のような金属検査のゲートを通りバッグは中身を検査していた。平成館特別展示室では「レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯」「《受胎告知》ー思索の原点」「レオナルドの書斎」「(かたち)のとらえ方」「万物の(運動)」「絵画への結実」が展示してあり結構面白かった。

 ’07年3月29日(木) 小田急原宿会

 京王井の頭線渋谷駅の上に出来た「渋谷エクセルホテル東急」内にある日本料理店「旬彩」で開催。横浜のKさんは体調不良で欠席。新たに現役のO女史が加わった。O女史は父親の介護と職場の多忙で体調をくずしたとのこと、痩せていて顔色も悪く感じた。このままでは心配である、春を迎えた気候と共に体調を回復して一緒に働いていた時のような元気を取り戻して欲しい。

 ’07年3月15日(木) 日本橋高島屋ホール 没後50年川合玉堂展」

 近代日本画壇の巨匠川合玉堂の没後50年を機に、初期から絶筆までの70余点と俳句や長歌などの画賛を展示。

 ’07年3月5日(月) 歌舞伎座にて『三月大歌舞伎』を観劇

 
通し狂言「義経千本桜」夜の部(四幕目より大詰めまで)
 
  四幕目 木の実
         小金吾討死  
   
五幕目 すし屋

         いがみの権太  仁左衛門   鮓屋弥左衛門  左團次   弥助実は三位中将維盛  時 蔵
          主馬小金吾  扇 雀        お里  孝太郎          梶原の臣  由次郎
          同  桂 三             同  松 也           同  宗之助
          猪熊大之進  錦 吾       お米  竹三郎         若葉の内侍  東 蔵
          小せん  秀太郎          梶原平三景時  我 當

   大 詰 川連法眼館
       奥庭

         佐藤忠信/佐藤忠信実は源九郎狐  菊五郎          源義経  梅 玉
          横川禅司覚範実は能登守教経  幸四郎 
          静御前  福 助
           亀井六郎  團 蔵       駿河次郎  秀 調         伊勢三郎  亀 蔵
          片岡八郎  友右衛門
    川連法眼  彦三郎         飛鳥  田之助    

 ’07年3月1日(木) 世田谷美術館   生誕120年 富本憲吉展」

 「色絵磁器」で、第1回重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定され、近代陶芸の巨匠として広く人々に知られる富本憲吉の生誕120年を記念し、大和時代、東京時代前期の楽焼・土焼・染付・白磁から、東京時代後期、京都時代の色絵・金銀彩まで、全時代の代表作をそろえるとともに、留学先のロンドンでのスケッチや絵手紙、自刻自摺の木版画や装幀本といった多彩な資料など約250点で富本憲吉の全容に迫る展覧会。さすが人間国宝に認定され、文化勲章を綬与されただけの人である。
 常設展示室では、富本憲吉の世田谷在住時代に制作した個人蔵の小品を中心に家族や知人と交わした手紙、本の装丁などの展示があった。また、東京の南西部を中心に昔の田園の風景を写真、シンプルな線描画、油彩画で表現した熊谷守一・師岡宏次・山口薫の三人展があった。

 ’07年2月21日(水) 東京都美術館  「オルセー美術館展」

 世界屈指の印象派コレクションで有名なパリ・オルセー美術館の所蔵品による美術展。絵画・彫刻・写真・工芸など多彩な作品140点を展示していた。
 2月11日東京国立博物館に行ったとき、早朝にも拘わらず上野駅からの人の流れで東京都美術館への人が一番多かった。あれでは入場までに長い列が出来てなかなか入れないだろうと思った。そこで今日は終了時間に近い3時頃行けば観客も少しは少ないだろうと思って午後出掛けた。2時半過ぎ上野駅から東京都美術館へ向かったが帰る人より行く人が多い。案の定長い列が出来ていた。最後尾に係の人が持っている看板には「入場までに35分」と書いてあったが入場までに1時間掛かった。

 ’07年2月15日(木) 新宿ジョイシネマにて映画「武士の一分」を鑑賞

    ■原作/藤沢周平  ■監督/山田洋次
    ■主な出演者/木村拓哉  檀れい  笹野高史  小林稔侍  緒方拳  桃井かおり  板東三津五郎 

     「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」に続く山田洋次監督の時代劇三部作の最後を飾る映画。

 ’07年2月14日(水) 明治座にて
      コント55号 40周年プラス1 『仇討物語・でんでん虫』を観劇


      ■出演:萩本欽一  坂上二郎  はしのえみ  風見しんご  佐藤B作  あめくみちこ 他 

 ’07年2月11日(日) 東京国立博物館 平成館 
    
                特別展 「悠久の美中国国家博物館名品展−」
                 
特別展「マーオリ −楽園の神々−」

 中国国家博物館展は16の省・市の出土地から発掘された新石器時代中期から五代まで(西暦紀元前4000年頃から10世紀まで)の名品61点が展示されていた。
 マーオリ展はニュージーランドのマオリ族の文化品の中から美術価値の高い名品120点が展示されていた。カヌー・高床倉庫・儀式や集会の場になった集会所・人物像などの木彫、ニュージーランド南島で産出するグリーストーンで作られた武器・生活用品・装身具、ニユージーランドに自生する植物マラオンの繊維と鳥の羽で作った外套(マント)・腰巻などである。
 マオリの物語の映画「クジラの島の少女」の上映会もあり、朝早く出掛け丸一日博物館で過ごし腰と足が疲れた。

 ’07年2月8日(木) 日本橋三越本店ギャラリー
               「松井康成の全貌展」と「松井康陽の作陶展」

 人間国宝「松井康成の全貌展」の入場券に次のように記されている。 1927年(昭和2年)、長野県に生まれた松井康成は30才で茨城県笠間市月崇寺の住職となり、中国や日本の古陶磁研究ののち、練上の技法に絞って試行錯誤を重ね、独自の表現世界を創造しました。種類の異なる土の組み合わせ、収縮率などの違いから破損しやすいため、基本となる土を同じ物とし、そこに少量でも鮮やかに発色する呈色剤を混ぜる「同根異色」の方法により、練上表現の可能性を格段に拡げました。本展は、線模様に代表される初期の練上作品に始まり、ロクロで内側から膨らませ表面に亀裂を誘う「嘯裂」から、磁器に近い土の組成と硬質な輝きを特徴とする晩年の「玻璃光」に至るまで、多彩な展開を示した松井康成(1927〜2003)の壮大な芸術世界を代表作約130点により紹介する没後初の回顧展です。
 今までに見たことのない現代の陶芸で、作り方によって6つの部に分けて展示され、作り方も説明されていたが、実際にどのようにしたか作品を見ただけではわからない。さすが人間国宝に指定されるだけの人である。

 松井康陽は昭和37年茨城県笠間市生まれ、日本工芸会正会員。父である人間国宝故松井康成氏を師として練上技法を学び、無限の拡がりと多彩な文様の作品を発表している。本展では、壷、陶筥、鉢を中心に新作約60点を展示。

 ’07年1月25日(木) 小田急原宿会

 小田急新百合ヶ丘駅南口から徒歩5分の所にある日本料理店「古窯」で開催。M女史の怪我の快気祝いとして昼食会とした。横浜のKさんは欠席でM女史、Sさん、Kさん、Iさん、と私の5人による少数パーティー。

 ’06年12月20日(水) 東京国立近代美術館 
          
        「揺らぐ近代 日本画と洋画のはざまに」


 日本画と洋画のはざまに位置する作品あるいは作家に注目し、日本画と洋画のかかえる多様な問題を浮かび上がらせ、日本の近代絵画自体をも再考する展覧会。

 ’06年12月20日(水) 東京都庭園美術館
       
「アール・デコ・ジュエリー」
        −宝飾デザインの鬼才シャルル・ジャコと輝ける時代ー


 ジャコーの宝飾デザイン画、フランス・ファッションを身にまとった女性像の肖像画、版画、ジャコーのデザインを元に世に送り出された宝飾品やブシュロン、ラリックなど同時代の宝飾・装身具を展示。

 ’06年12月15日(金) 国立劇場にて
           『12月歌舞伎公演「元禄忠臣蔵〈第三部〉」』を観劇


     ■原作/真山青果  ■演出/真山美保   ■補綴・演出/織田絃二
     ■主な出演者:松本幸四郎 中村芝雀 中村信二郎 板東三津五郎 中村歌六 市川高麗蔵
               市川男女蔵 板東亀寿 澤村宗之助 松本幸右衛門 中村梅枝 板東巳之助
               澤村由次郎 市川寿猿 市川門之助 市川左團次   松本錦吾 大谷桂三
               板東秀調 ほか

      《吉良屋敷裏門》                《泉岳寺》
      第一幕 吉良上野介屋敷裏門前      第二幕 芝高輪泉岳寺浅野内匠頭墓所
      《仙石屋敷》                   《大石最後の一日》
      第三幕 仙石伯耆守屋敷玄関        第四幕 細川屋敷 下の間
            同      大 広 間              同    詰番詰所
            同   元 の 玄 関               同      大書院
                                       同 元の詰番詰所

 国立劇場開場40周年を記念して、新歌舞伎の名作「元禄忠臣蔵」の全十編を10月・11月・12月に分けて連続上演した。今月はいよいよ芝居の大詰めを迎え、入場券も全日完売の盛況であった。

 ’06年12月2日(土) 東京国立博物館 平成館 
                 
特別展 「仏像」
一木(いちぼく)にこめられた祈り

 奈良・平安仏から江戸時代の円空(えんくう)・木喰(もくじき)まで、一木彫(いちぼくちょう)の名品が展示されていて、特に寺外初公開の滋賀・向源寺(こうげんじ)の国宝十一面観音菩薩立像(渡岸寺(どうがんじ)観音堂所在が目玉展示仏像で、国宝4体、重要文化財41体を含む65体が展示されていた。円空と木喰の仏像の顔は微笑みを浮かべて穏やかな表情をしていた。
 先日の民放のニュースで東京国立博物館の平成館で大変な事が起こっていると報道していた。何が大変なのかというと観客が押しかけて押すな押すなの盛況だと言っていた。外に長時間列ぶのも嫌なので朝早く出掛けた。開館は9時30分であるが9時50分前に着いた。入場券売り場や平成館前には行列は出来ていなかったが「場内は大変混雑しています」という看板が出ていた。多分開館前に行列が出来ていたに違いない。展示物が仏像なので入場者は中高年の人だろうと思っていたら若い人が結構いた。帰りに建物の外に出たら、外に行列が出来ていて入場制限をしており5分毎に少しずつ入場させていた。

 ’06年12月2日(土) 江戸東京博物館
                    ボストン美術館所蔵 肉筆浮世絵展 
江戸の誘惑
                
荒木経惟の写真展 「東京人生」


 肉筆の浮世絵展というので、版画の原画の展覧会と思っていたらそうではなく、江戸時代の生活、美人画などが屏風や掛け軸に描かれた一点物の浮世絵の肉筆画であった。

 常設展示室の企画展示室でアラーキーこと荒木経惟の写真展が行われていた。彼が40年以上にわたり、“東京”という街、人々、時代を撮り続けてきた中で、三河島に戦前からあるアパートに住む小学生の兄弟や仲間のこどもたちの日々の姿を生き生きととらえた1963年から2006年の最新作まで約600点による個展である。

 ’06年11月29日(水) 世田谷美術館 開館20周年記念企画展
                   ルソーの見た夢、ルソーに見る夢
 
                         (アンリ・ルソーと素朴派、ルソーに魅せられた日本人美術家たち)

 アカイヌ山荘の下僕、アンリ・シバの名の元になった素朴派の画家アンリ・ルソーの展覧会。アンリ・ルソーの作品に加え、ルソーに続く素朴画家たちの作品とルソーに魅了された日本の作家たちの作品を紹介していた。日本人作家たちの作品は洋画、日本画、写真から現代美術に至る多彩な作品が展示されていた。

 ’06年11月17日(金) 新橋演舞場にて『花形大歌舞伎』を観劇

尾上松緑、尾上菊之助、市川海老蔵など若手を中心に、ベテランの市川左團次、中村芝雀も加わり、良く知られた人気の演目で満員で補助席も出ていた。切符売り場を覗いたら千秋楽まで全席売り切れていた。ただ、演目が3つも有ったので、演出上省略した部分もあり物足りない感じであった。

演目は   一.番町皿屋敷
              松緑  猿弥  松也  薪車  亀蔵  家橘  芝雀

        二.勧進帳
              海老蔵  菊之助  男女蔵  猿弥  段治郎  市蔵  芝雀

        三.弁天娘女男白浪(浜松屋見世先より稲瀬川勢揃いまで)
              菊之助  松緑  男女蔵  松也  梅枝  團蔵  家橘  左團次

 ’06年11月15日(水) 東京都美術館  「大エルミタージュ美術館展」

 ロシアの国立エルミタージュ美術館の膨大なコレクションの中から、「都市と自然と人びと」をテーマに、15世紀のヴェネツィア派から20世紀の近代絵画まで、400年にわたるヨーロッパ各国の75人の画家による油彩画80点を紹介した展覧会。ピカソ、ルノワール、ユトリロ、マティス、ルソー、ゴーギャン、モネ、シスレー、ローランサンなど皆さんが知っている画家の作品も1点ずつは来ていたが、名前を知らない画家の作品が多かった。
 日展も開催されており、シルバーデー(65歳以上は企画展が無料)ということもあり、凄い人出で沢山あるコインロッカーはすべて使用中で空きがなかった。企画展会場も凄い混雑で後ろにいた人が、こんなに人がいるんでは隙間隙間から観ているようなものだとこぼしていた。夫婦で来ていた人が迷い子になったら出口で待っているからと話していた。日展の方も混雑していたらしく、ロビーに迷い子待合い所の標識があった。
 混雑の中、他人の奥さんに腕を組まれ引っ張られた。絵を観ながら歩いているうちに旦那と間違って腕を組んだらしい。子供が自分の親と間違えて、上着の裾やズボンを握っていたことやスケート場のリンクで上着につかまれて居たことは今までに何度かあるが、身も知らない他人の奥さんに腕を組まれたのは初めてである。

 ’06年11月11日(土) タナ・スチュワート陶芸展
                          とフィンランド・カフェ 2006


 タナ・スチュワートさんは群馬県吾妻郡六合村(くにむら)大字入山根広(いりやまねびろ)655−9に窯を構え、陶器活動に専念しているアメリカ女性の陶芸家である。本人は自分のことを「Mingei artist」と言っていて、作品には「入山焼」と名付けている。彼女の作品は一般市民が日常使うもの、花瓶、ボォウル、皿、マグカップ・急須、茶碗、テーブルウェアなどである。最近はペンダント、カフスボタンなどのジュエリーも作製している。彼女との付き合いは長く、と言っても展覧会を覗いてリーズナブルな値段の小品を2つ3つ買う程度であるがタナさんも主人のビルさんも私達の顔を覚えてくれている。その彼女の陶芸展が2年ぶりにキャピタル東急ホテルであり、また出掛けて彼女らに会い、茶碗と果物や菓子を盛る中皿を買った。顔見知りということで値段はサービスしてくれ、貰い物であるがと言って、リンゴとミカンを呉れた。

 帰りにアーク森ビルで開催されているフィンランド・カフェに立ち寄った。フィンランド・カフェはフィンランドの魅力を紹介するために、フィンランド政府観光局が主催してオープンする期間限定カフェです。フィンランドのコーヒーや食、ファブリック、映画、音楽などの文化が体験出来る。ヘルシンキ・スーパーマーケットも開かれフィンランドで作られた品が販売されている。マーケットで書籍、カップなどを買い、Cafeで焼きロールキャベツを食べた。

 ’06年11月4日(土) 三井記念美術館 開館一周年記念特別展
                           「赤と黒の芸術 楽茶碗」


 解説によると、楽茶碗は「侘茶」の大成者、千利休の創意を受けて長次郎が造りはじめた茶碗です。すなわち長次郎の茶碗は利休の提唱する侘茶の思想、美的意識が具現化したものといえましょう。楽焼の始まりは桃山時代天正年間中頃と考えられます。その技法と作意は長次郎を初代とする京都の樂家に連綿と受け継がれて現代に至っていますが、このように16世紀から現代まで一貫した作陶姿勢を継続する陶家は世界に例がなく、各代の作品のなかに時代の流れが窺われます。本展では樂家初代長次郎から現代の十五代樂吉左衞門氏までの作品のなかから各代の代表作を一堂にご紹介いたします。重要文化財の赤楽茶碗「無一物」や黒楽茶碗「俊寛」を含む楽茶碗に加え、歴代の香炉、香合、花入なども出品いたします。楽焼とは何かという本質に触れながら楽茶碗の芸術的な魅力を存分に味わっていただきたいと思います。と書いてあるが私はどの茶碗を見ても同じように見え、どこが良いのかさっぱり分からない。茶道の人、陶芸の人から見ればそれなりの良さ、違いが解るのかも知れないが、私などは一回り見るのに30分も掛からない。このような地味な展覧会にも観客は多く、5時までの開館時間を期間の中途から7時に延長した。
 茶碗や掛け軸などの見学は早く見終わったので、観客の様子を観察した。単独の女性は静かに見ている、2人連れ3人連れの女性達は感想を話しながら見ている、夫婦連れや男女の連れ合いは男が女に解説をしている、単独の男はイヤホーンを付け解説を聴きながら静かに見ており、またある男は茶碗をぐるりと一回り見て上からものぞき見て、ホォ〜とかウ〜ンとか唸っている人もいた。

 ’06年11月3日(金) 千葉県東金市八鶴湖

 ’06年3月に探しに行って見つからなかった和洋女子大学の文学部の教授であった文学博士今井白水氏の歌碑を探しにまた出掛けた。今回はどの辺りにあるかという情報を得ての探索であった。前回は湖岸と最福寺の境内を探したが、最福寺の対岸にある城山(東金城址)にあるということであった。
 東金城主であった酒井氏の菩提寺である本漸寺の凰山別院と御殿跡に建っている東金高校の間の小径を上って行くと城址入口の門があった。ここからは私有地(小川家所有)であるが、門の傍に回顧探勝の士に限り入っても良いと書いてあったので入っていった。道に沿っていくつかの石碑が並んで有り、山の斜面には戦時中に掘られた防空壕跡もいくつかあった。急な階段を登って行くと小さな祠(御殿山神社)があっり、その上部に細長く背の高い由緒ありそうな立派な石碑があった。これが目指す白水氏の歌碑であった。現在は山の手入れが行われていないらしく、周りには朽ちた竹が散乱し、竹藪も密集して鬱蒼としており、藪蚊の襲撃にほとほと参った。歌碑建立当時は、きれいな竹林に囲まれ、眼下には八鶴湖と東金市街地が見渡せる最高の場所であったに違いない。祠の下部には東金名物大津絵について今井福治郎(白水)氏が書いた文が彫り込まれた石碑もあった。

          あさまだき 御殿山の 竹林に
              おぼめく影は 齋竹ほる人   白水

 ’06年10月28日(土) カワイ表参道「パウゼ」にて
                              ピアノ四重奏鑑賞

 渋谷区原宿の表参道にあった「カワイミュージックショップ青山」が9月23日に「カワイ表参道」としてリニューアルオープンした。これを記念した”オープニングコンサート”が13公演開催されている。その中の1公演『ピアノ四重奏の午後』〜NHK交響楽団メンバーによる〜 を聴きに行った。

       曲目: モーツアルト/ピアノ四重奏曲 第2番 変ホ長調 k.493
            フォーレ/ピアノ四重奏曲 第1番 ハ短調 Op.15

        ヴァイオリン:宇根京子  ヴィオラ:飛澤浩人  チェロ:桑田歩  ピアノ:稲田潤子

 コンサートの後、表参道を散策したが私が原宿で働いていたときと表参道の街並みがすっかり様変わりしており、表参道の表通りは建物も新しい物が増え、住宅地であった裏通りも新しく道が出来、ビルも建ち商業地と化していた。土曜日ということもあって、どの通りも人、人、人でいっぱい、まともに歩けない状況であった。

 ’06年10月21日(土) 渋谷ピカデリーにて
                        映画『夜のピクニック』を鑑賞


 第2回本屋大賞に輝くベストセラー小説、原作恩田睦の「夜のピクニック」の映画化。ある高校(水戸第一高校がモデル)の1年生から3年生までが24時間一昼夜かけて、80kmを1000人が一緒に歩き通す伝統行事「歩行祭」。その「歩行祭」の中での色々なドラマを描いたものである。椅子も座り心地がよく、例によって場内が暗くなると眠気が襲ってきた。眠っては起き、眠っては起きしているうちに2時間20分の映画は終了した。

 ’06年10月11日(水) ル テアトル銀座にて『ルーマーズ』を観劇

 黒柳徹子主演のニール・サイモン作「ルーマーズ」 〜 口から耳へ 耳から口へ 〜 を観劇した。

       作 ニール・サイモン  訳 黒田絵美子  演出 高橋昌也
       出演 黒柳徹子 益岡 徹 かとうかずこ 大森博史 茅島成美 光枝明彦
           椿真由美 木下浩之 他

 ’06年10月5日(木) 国立科学博物館
                       大英博物館 「ミイラと古代エジプト展」


 世界有数の古代エジプトコレクションを誇るイギリスの大英博物館で、2004年7月から1年以上に渡って開催され人気を呼んだ特別展の東京での開催。3千年前のミイラの謎を、最新のコンピューター技術を駆使して3D映像で解き明かすのが目玉である。

 ’06年10月3日(火) 神宮球場にてプロ野球観戦

 新聞販売店がくれたチケットで神宮球場で行われた阪神−ヤクルト戦を観に行った。チケットを手に入れた時は、試合はずっと先なので優勝チームも決まり、消化試合になっているのではないかと思っていた。
 中日のマジックナンバーが一桁になっているが、阪神も連勝を重ね、未だ優勝チームは決まっていない。今日の試合は井川の3安打完封のピッチングと浜中、矢野などの活躍で4−0で快勝した。中日も勝ったらしいのでマジックは6になった。阪神はもう一敗も出来ない状態である。
 3塁側内野席から左翼外野スタンドまで阪神グッズを身に纏った阪神ファンで埋まっていた。一塁側スタンドは観客がちょぼちょぼであった。休憩に喫煙所に行くと、喫煙所にいる99.99 % の人が阪神の選手のユニホームを来ている。スタンドの方からは六甲颪のトランペットと歌が聞こえてくる。神宮球場ではなく甲子園球場ではないかと思われる程であった。

 ’06年10月1日(日) 損保ジャパン東郷青児美術館
           
ヨーロッパ絵画の400年「ウィーン美術アカデミー名品展」

 「ウィーン美術アカデミー名品展」を開催している損保ジャパン東郷青児美術館のお客様感謝デー無料観覧日だったので雨の中出掛けた。無料であればこんなに来るのかと思うほど列が出来ていた。「傘を置きに行って来たの、私はこの人の後ろにずっと並んでいた」と言って割り込みをした図々しいおばはんがいた。
 ウィーン美術アカデミーはウィーン美術大学でオーストリア美術教育の殿堂。その付属絵画館はウィーン最古の公共美術館でそのコレクションは女帝マリア・テレジアに仕えたランベルク伯爵から遺贈された740点の絵画が基礎となっていてルネッサンスから近現代に至る名品で構成され、ウィーン美術史美術館に次ぐ規模を誇っているとパンフレットに書いてある。その中からルーベンス、レンブラント、クラナッハ、マイテンスなどの名品約80点を展観していた。

 ’06年9月20日(水) 東京都美術館  「ペルシャ文明展」

 イラン国立博物館を中心にイランの3つの博物館のコレクションより古代ペルシャを代表する200点余りの至宝を展示し、7000年前にさかのぼるペルシャ文明の全貌を紹介する展覧会。

 ’06年9月17日(日) 浜離宮朝日ホールにてピアノリサイタル鑑賞
          稲田潤子ピアノリサイタル "Imagination"Vol.6  続「マロニエに映る散歩道」


                     プログラム
  ドビュッシー   エチュード集より            ラヴェル    古風なメヌエット
              5本の指のための                   前奏曲
              4度のための                      シャブリエ風に
              半音階のための                    夜のギャスパール
              アルベージョのための                 オンディーヌ
              3度のための                      絞首台
  シャブリエ     絵画風小品集より                    スカルボ
              スケルツォ・ヴァルス
              牧歌
              ブレー・ファンタスク
            
                 アンコール曲
                      プーランク      無窮動から第1曲
                      ドビュッシー     ベルガマスク組曲より「月の光」
                      ラフマニノフ     プレリュード Op.32-5
                      ムソルグスキー   組曲 「展覧会の絵」より「キエフの大門」

 ’06年9月14日(木) 東京国立近代美術館 
        大原美術館・東京国立近代美術館 東西名画の饗宴 
モダン・パラダイス


 ’06年9月14日(木) 東京国立近代美術館工芸館 
                 
 萩焼の造形美 人間国宝・三輪壽雪の世界
                  人間国宝 巨匠コーナー 


 ’06年9月14日(木)  桜井明弘ライブコンサート 
                            吉祥寺「Be・Point」


 吉祥寺にあるライブハウス「Be・Point」が9月で急遽閉鎖になるという。「Be・Point」で度々ライブコンサートを開いてきた桜井明弘氏の「Be・Point」での最後のコンサートを聴きにいった。
          出演者
        究極のギターデュオ A−CIRCUIT
        歌うコミックショー 寒空はだか
        「A−CIRCUITに対バンをお願いするなんていい度胸しているぜ!」の桜井明弘
        桜井と山下さんを救い続ける男杉山俊幸

 ’06年9月13日(水) 帝国劇場劇場にて『放浪記』を観劇

 森光子主演の「放浪記」を観劇した。公演がある毎に人気があり、チケットがなかなか取れなかった。一度は観たいと思っていたものであった。菊田一夫原作の作家・林芙美子の生涯を劇化したものである。1961年初演より2006年9月4日で上演1,800回を迎え今日の公演で1,810回であった。今回の公演もチケット発売と同時に千穐楽まですべて完売していた。

    ■原作・脚本/菊田一夫  ■潤色・演出/三木のり 本間忠良(演出補)
    ■出演:森光子 米倉斉加年 奈良岡朋子 有森也実 斎藤晴彦 大出俊 山本學 中野久之
          深江章喜 大塚道子 原康義 武岡淳一 鷹西雅裕 丸山博一 青木玲子

 ’06年8月31日(木) 松岡美術館
                  『エコーモ・ド・パリ展』
『陶俑の美展』


 松岡美術館所蔵のフランス近代絵画コレクションより、第1次世界大戦前後のパリで活躍したエコール・ド・パリの画家たち、モディリアーニ、キスリング、藤田嗣治、シャガール、ユトリロ、マリー・ロランサン、ピカソなどの作品を展示し。同時開催の「陶俑の美展」では中国美術コレクションより、副葬品としてつくられた陶製の俑(人物や動物を模った明器)を中心に展されていた。

 ’06年8月20日(日) 桜井明弘ライブコンサート 
                        高円寺「PENGUIN HOUSE」


 久し振りに桜井明弘のライブに行った。高円寺の「PENGUIN HOUSE」は吉祥寺の「Be・Point」より狭く、客席と舞台が接近していて楽器の音や声、その振動が直接身体に伝わりリズムと一緒につい身体が動く。立ち席が出るほどの満員盛況であった。プログラムは3部に分かれていて6時から10時過ぎまでの4時間にわたる熱演であった。
    桜井明弘(voc、gui)、藤井良彦(gui)、山下政一(bass)、藤川栄治(drums)、奥山信爾(pf、key)
  ゲスト出演 泉 邦宏(sax)、寒空 はだか(歌うコミックショー)、木の実 葉(女優・歌とトーク)、
          日高 ゆりあ(女優・歌とトーク)、池島ゆたか(ピンク映画界の巨匠・映画監督・トーク)

 ’06年8月19日(土) 千葉マリンスタジアムにてプロ野球観戦

 千葉に住む義弟夫婦の招待(弁当と駅・スタジアム間の送迎付き)で千葉ロッテマリーンズ vs 日本ハムファイターズのプロ野球観戦に行った。前日までの天気予報は曇りと雨であったが、当日は朝から快晴で予報も晴れであった。いつもは雨具は手放さないが今日は大丈夫だろうと雨具は持参しなかった。JR海浜幕張駅を出たところで今にも雨が降りそうな空模様にびっくりした。駐車場に着く頃凄い雷雨になった。たとえ傘を持っていてもびしょ濡れになる程である。車の中で雨が小やみになるのを待った。まわりの車の人も外に出ることが出来ず車の中にいた。試合が始まる頃には雨も上がり予定通り試合は始まった。夏休みと京成グループの花火ナイターということもあって座席はほぼ満席であった。
 前半は5対1でロッテがリードし、ワンサイドゲームの体であったが、6回が終わったところでワンヒットピッチングをしていた好投のロッテ小野投手が急遽交代をした。何かアクシデントでもあったのかと思った。新聞によると右股関節に違和感を感じたと書いてあった。7回のファイターズの攻撃で2アウト、ランナー無しからロッテの3人の投手が打ち込まれファイターズの逆転劇が始まった。終盤は1点を争う緊迫した試合になり面白かったが、突然の小野投手の負傷退場で勝てる試合を落としたロッテ、ロッテファンにとっては残念で面白くなかったに違いない。
 5回が終了し、グランド整備の時間を利用して京成グループ提供の花火が上がった。轟音とともに打ち上がる花火を近くでみることが出来てきれいであった。説明書には300発と書いてあったがあっけなく終わり、100発くらいではなかったかと思われた。
 帰りの電車、乗り換えで東京駅の中央線ホームへ上がると「普通中野行」が発車する寸前であった。「中野行」というのがちょっと気になったが乗った。ふつうは「八王子行」とか「豊田行」とか「武蔵小金井行」であるが、遅い時間になると「中野行」もあるのかな思っていた。途中で止まりながらゆっくりゆっくり走って市ヶ谷に着いたところで動かなくなってしまった。15分間過ぎても発車しない。上りの電車も走っていない。いくつか前の走行中の電車のドアが開いたので人が落ちていないか、何故ドアが開いたのか点検中だという。このままだと小田急線の電車がなくなるので地下鉄に乗り換えようかと思っていたら四谷まで行くという。四ツ谷だと地下鉄に乗り換えるにも便利なので四ツ谷まで行った。隣のホームを見ると快速電車は走っている。快速電車に乗り換えてやっと新宿に着いた。小田急線は急行電車はもうなく、普通電車があと4本しか残っていなかった。30分遅れて新宿に着いていたら家に帰れなかった。成城学園前駅で改札を出ようとしたら弘子さんが乗車券を紛失したという。駅事務所で事情を話したがもう一度料金を払えと言う。改札口を乗り越えて出ないで正直に事情を話しているのに再度請求するのか、SUICAのカードを調べれば新宿で乗り換えたことが判るだろうといったら今回だけは結構ですということで解決した。家に着いたの0時半を過ぎていた。

 ’06年7月30日(日) ギャラリー「Miro」(横浜) 「加藤静子 個展」

 永年にわたって洋服を作っていただいていた横浜の「加藤洋服店」の奥さんの個展。油彩画、水彩画、風景スケッチなど約70点。風化がテーマで南米、アフリカ、アジア、ヨーロッパの遺跡を訪ね、風化していく建造物を描く。その他静物の作品もあった。趣味で描いているだけと聞いていたが、100号を超える大作もあり素人画家とは思えない個展であった。

 ’06年7月27日(木) 東京国立近代美術館 生誕100年記念吉原治良展

 約半世紀にわたり、常に新しい絵画を求めて前衛美術のパイオニアでありつづけた画家、吉原治良(1905〜1972)の大回顧展。初期の作品は魚と朝顔をモチーフにしたものが多く、1937年頃の作品から少し抽象的な画風になった。しかし、また具象的な作品を描いたが晩年は全くの抽象画で作品名も「作品」とか「作品イ」「作品ロ」などと書かれていて何を表現しているのか全くわからなかった。

 ’06年7月24日(月) 東京体育館にて「ボリショイサーカス」を見物

 サーカスを観るのは何年ぶりのことか。サーカスと言えば広場に大きな円形のテントを張り、テントの上には旗がはためき、テントの周りには幟が立ち、動物の檻があって田舎では普段観られない動物がおり、美しき天然(天然の美)のじんたの曲がブンチャカ チャッチャッ、ブンチャカ チャッチャッ流れていたものである。
 今日のボリショイサーカスは象や虎は出て来なかったが、熊・犬(プードル)・馬が出てきて芸当をした。動物の芸では熊の芸が面白かった。昔の日本のサーカスにはなかったイリュージョンがあり、着ている物が素早く次から次と替わっていくのが圧巻だった。団員は演技が始まる前・途中の休憩時・演技が終わった後に動物と一緒に写真を撮る商売に励んでいた。音楽は「天然の美」ではなくロック調の曲であった。空中ブランコでは3回も落ち成功しなかったものがあった。やはり空中ブランコの演技には「天然の美」の曲が似合う。

 ’06年7月14日(金) 江戸東京博物館 
                       発掘された日本列島2006 -新発見考古速報展−


 毎年行われる展覧会で、前年に発掘・調査された遺跡・古墳・屋敷跡等々の中で、注目されるものを速報展として紹介するものである。いつもは1階の企画展示室で行われていたが、今回は5階の常設展示室内にある第2企画展示室で行われた。これは小中学生が無料で見学出来るようにしたためだそうです。国立科学博物館とハシゴでまわったので今回は簡単に見学する予定が、常設展示室内で行われていたため、企画展だけでなく常設展示も見たので足が疲れた。

 ’06年7月14日(金) 国立科学博物館 「ふしぎ大陸南極展2006」

 7月15日からの公開に先立ちアスパラクラブの特別招待で見学した。
 主な見所は、(1) 2500メートルの深さにおよぶ採掘から得られた数十万年前の氷も展示
          (2) 南極体験
          (3) 無人の基地で南極の冬を生き延びたカラフト犬、タロとジロのはく製が8年ぶりに再会
         (4) 南極で採取された、世界最大の約1万7千個の隕石コレクションの展示
          (5) 50年前の第1次観測隊が建築し利用した日本初のパネル組立式の建物を公開
          (6) 2004年に南極で初めて発見された竜脚類恐竜の化石を世界初公開

 ’06年7月11日(火) 帝国劇場劇場にて
                ミュージカル『ダンス・
オブ・ヴァンパイア』を観賞

 原作は1967年にウィーンで公開された、ロマン・ポランスキー監督・出演の「吸血鬼」をベースにしている。原題は、「The Fearless Vampire Killer,Or:Pardon me,but your teeth are in my neck」

        ■演出/山田和也
        ■出演: 山口祐一郎 市村正親 泉見洋平 剱持たまき 佐藤正宏 阿知波悟実 
              宮本裕子   吉野圭吾 駒田 一

 ’06年6月27日(火) 三鷹市美術ギャラリー 「高島野十郎展」

 東京帝国大学農科大学水産学科を首席で卒業し、独学で画家になる道を歩み、画家となり、画家として死んだ高島野十郎の没後30年記念展覧会。大学で水産学科にいたため、魚などの絵画は細かく丁寧に描いていた。その影響か人物・静物・風景どれも絵画全体が写実で写真のような絵もあった。

 ’06年6月26日(月) 明治座にて
       『母に捧げるラストバラード』と『海援隊トーク&ライブ』を観劇


 武田鉄矢の母・イクの物語。貧しく子育てが大変であった戦後の昭和から、子育てについての講演会の講師に頼まれ全国を駆けめぐる平成の時代、そして亡くなるまでのイクの生きざまを武田鉄矢が母・イクに扮して演じる。
 海援隊トーク & ライブは母・イクのエピソードを紹介しながら海援隊のヒット曲を披露。

        ■原作・脚本/武田鉄矢  ■演出/金子良次
        ■出演: 武田鉄矢 石倉三郎 三原じゅん子 沢田亜矢子 麻丘めぐみ 川上麻衣子
              車だん吉 仁藤優子 綾田俊樹  
              海援隊(武田鉄矢 中牟田俊男 千葉和臣)  

 ’06年6月25日(日) 山種美術館 
                  「緑雨の景観 −美しき日本の自然−」


 緑雨というのは「新緑の頃に降る雨」だそうで、5月・6月に降る雨と花・日本の風景、雨上がりの風景などを題材にした日本画展。

 ’06年6月17日(土) 世田谷美術館
           「吹田文明展」と「詩−ことば−に触れた作家たち 収蔵品展」


 版画家吹田文明の作品展と世田谷美術館の収蔵品の中から、難波田龍起、柳原義達、須田寿、高田博厚、本郷新などの作品展

 ’06年6月15日(木) 小田急原宿会

 いつもは向ヶ丘遊園駅南口にある「べんりばこ」にて開催していたが、「べんりばこ」が閉鎖になったので今回は新百合ヶ丘の駅前にある天麩羅屋「伊よ天」で行った。夜の集まりだと横浜のKさんの帰りが遅くなるので昼食を会とした。M女史は病気のため欠席、新しくSさんが加わり、Sさん、Kさん、Iさん、横浜のKさん、と私の5人による少数パーティー。

 ’06年6月11日(日) 江戸東京博物館
              ヴェルサイユ宮殿美術館 「ナポレオンとヴェルサイユ」展


 フランス革命から帝政期そして遺体の帰還までをヴェルサイユ宮殿美術館が所蔵するナポレオン関係のコレクションを中心に絵画、ナポレオンが使用した家具・工芸品、皇妃ジョゼフィーヌやマリー=ルイーズゆかりの宝飾品・食器など多数の作品が公開されていた。会場の広さに比して作品の数が多かったので通路が狭く、その両側に展示品があり大きな絵画は見づらかった。もし会場を暗くすれば、まるでお化け屋敷の通路のようである。日曜日ということもあり観客が多かったので疲れた。
 両国駅を出たとき、いつもは閑散としている国技館の入り口の方が賑やかだった。今日は国技館を使った何かの催しでもあるのかなと思っていたら、相撲取りさんがあちこち歩いている。月曜日の新聞を見たら「大相撲最強決定戦」があって白鵬が優勝していた。江戸東京博物館の駐輪場に自転車を駐めていて、それに乗って帰る相撲取りさんもいた。お尻が大きくサドルがあるのかどうか見えない、自転車が可哀想だった。

 ’06年5月17日(水) 東京都庭園美術館
     「北欧のスタイリッシュ・デザイン − フィンランドのアラビア窯」展


 北欧を代表する陶磁器である、アラビア窯の設立当初から現代までの作品140点(アラビア美術館蔵を中心に個人蔵も含め)を展示し、フィンランドの陶磁器におけるデザインの軌跡をたどるとともに、多様な表現も紹介していた。

 ’06年5月17日(水) 東京藝術大学大学美術館
               @
ドイツ・表現主義の彫刻家「エルンスト・バルラハ展」
               A 藝大コレクション展「大正昭和前期の美術」


 @ 「エルンスト・バルハラ展」は「日本におけるドイツ年2005/2006」の一環として開かれている展覧会である。エルンスト・バルハラ(1870-1937)がどんな人か知らなかったが、20世紀ドイツを代表する彫刻家・版画家・劇作家だそうです。エルンスト・バルハラ・ハウス(ハンブルク)とエルンスト・バルハラ財団(ギュストロー)の2つの美術館蔵の作品180点(彫刻57点・素描75点・版画36点・その他関係資料)を展示したバルハラ回顧展であった。特に彫刻は素晴らしく、人間のユーモアや笑いなど生きる喜びと貧困や飢餓・戦争などに直面する人々の表情を表現した作品には心をうたれた。

 A 東京藝大美術館蔵の中から大正・昭和前期(戦争の時代に至るまで)の作品を日本画・工芸・洋画・版画の4つのジャンルによる構成で展示されていた。

 ’06年5月16日(火) 三鷹市美術ギャラリー 「大岡信コレクション展」

 詩人であると同時に美術評論家でもある大岡信が出会った芸術家の作品、また共同制作した作品など大岡信のコレクションの中から約150点が展示されていた。大岡と交流のあった芸術家の作品であるから当然現代作品である。大岡自身にとってみればそれぞれが記念すべきものであり宝物であるが、中にはがらくたのようなものもあった。

 ’06年5月14日(日) 国立劇場にて
                『前進座創立75周年記念公演』を観劇


 演目は 一.鶴屋南北=作   「謎帯一寸徳兵衛(なぞのおびちょっととくべえ)」
                        嵐 圭史  藤川 矢之輔  中村 梅雀  河原崎 国太郎

       二.75周年記念    「口上(こうじょう)」 
                        中村 梅之助

       三.河竹黙阿弥=作  「魚屋宗五郎(さかなやそうごろう)」
                        中村 梅之助  瀬川 菊之丞  山崎 竜之介

 ’06年5月7日(日) 新橋演舞場にて『五月大歌舞伎』を観劇
   一.増補双級巴(ぞうほふたつどもえ)
      石川五右衛門(いしかわごえもん)
          吉右衛門  染五郎  信二郎  宗之助  桂三  歌昇  段四郎

   二.京鹿子娘道成寺きょうがのこむすめどうじょうじ
          福助  種太郎  廣太郎  米吉  廣松  隼人  児太郎  龍之助

   三.京鹿子娘道成寺きょうがのこむすめどうじょうじ
          吉右衛門  染五郎  亀治郎  信二郎  廣松  由次郎  歌昇  芝雀  歌六

 噺家の桂歌丸師匠も観に来ていた。歌丸師匠は弟子を連れず一人で来ていたが、私と同じく煙草好きで休憩の時間 毎に喫煙所に来ていた。

 ’06年5月4日(木) 六本木ヒルズ 森美術館 
                      
「東京−ベルリン/ベルリン−東京」 展


 「日本におけるドイツ年」の最後を飾る展覧会。日本とドイツそれぞれの首都である2つの都市間で、19世紀末から繰り広げられてきた文化・芸術的交流の軌跡をだどる展覧会。美術の歴史に限らず、建築、写真、デザイン、演劇など幅広いジャンルで交流や接点があり、11のセクションに分け約500点の作品が展示されていた。連休中でもあり、ギャラリーでは今人気の「ダ・ビンチ・コード展」も開かれていて、チケット売り場、エレベーターの前では長い行列が出来ていた。

 ’06年4月27日(木) 渋谷区立松濤美術館 生誕100年陳 進 展

 「ポンペイの輝き」展の帰り、松濤美術館に立ち寄った。台湾の女流日本画家陳進の生誕100年記念展が開かれていた。陳進は台湾の高等女学校時代に日本画を教わり、その後東京女子美術学校に留学、台湾女性として帝展に初入選をし、その後も院展、文展に入選を重ねたと説明文に書いてあった。代表作80点余とデッサンなどが陳列されていた。

 ’06年4月27日(木) Bunkamuraミュージアム 「ポンペイの輝き」展

 28日から開催される「ポンペイの輝き」展に先立ち、アスパラクラブの内覧会があり招待券がきたので出かけた。西暦79年の夏、ヴェスヴィオ山の噴火により埋没した南イタリアのポンペイをはじめ周辺の都市エルコラーノ、オプロンティスとテルツィーニョ、モレージネから発掘された壁画、宝石類、彫刻など400件余りの展示があった。宝石類は全部細かくは見なかったが細工の技術は相当なものである。大きな壁画もいくつか展示されていたがよくもまあ運んで来たものだと思った。

 ’06年4月22日(土) 東京国立近代美術館  生誕120年藤田嗣治展

 藤田嗣治の生誕120年を記念しての展覧会。藤田がフランスへ渡った1910-20年代「エコール・ド・パリ(パリ派)」時代、中南米そして日本の時代、ふたたびパリへの時代、の作品で絵画96点、資料13点が展示され、藤田が撮った映画「風俗日本 子供篇」も上映されていた。8時まで開館された日の5時過ぎに行ったので比較的空いていて良かった。

 ’06年4月19日(水) 東京都美術館  「プラド美術館展」

 東京都美術館開館80周年記念展としての企画展である。世界屈指の美術館として知られているスペイン・マドリードのプラド美術館のコレクションの中から、16〜18世紀のスペイン・イタリア・フランドル地方を代表するベラスケス、エル・グレコ、ゴヤなどの画家52名の名画81点が展示されていた。

 ’06年4月6日(木) 東京・仙川河畔の桜

 我がマンションのそばを仙川が流れている。その仙川にそって上祖師谷公園・成城学園・東宝映画撮影所があり、それぞれ川におおいかぶさるように桜の並木がある。桜咲く季節になるとそれは美しく、特に東宝撮影所ではライトアップされ夜桜がきれいである。今年の東京の桜の開花は四国など西日本より早く、また地球の温暖化も影響しているのか年々早まっているようだ。昨年は4月8日頃が満開であった。今年はここ2・3日花吹雪で花びらが舞っていた。成城学園・東宝撮影所のあたりを歩いて見たら6割がた散っていた。成城の街の桜祭りは8日(土)、9日(日)が予定されているが葉桜になりそうだ。

 ’06年3月30日(木) 渋谷シネ・アミューズにて
                           映画『ククーシュカ』を鑑賞


 第2次世界大戦末期、フィンランド最北端の地域ラップランドでの物語である。フィンランドはドイツの友軍として旧ソ連(ロシア)と戦っていた。
 反戦的なフィンランド兵ヴェイッコは仲間の反感を買い、ドイツの軍服を着せられて岩に鎖でつながれ置き去りにされる。ロシア人将校イワンは、反逆者のぬれぎぬを着せられ、味方の誤爆により重傷を負う。ともに逃亡者となった敵兵同士が、先住民族サーミ人の女アンニに助けられ、3人が彼女の小屋で暮らし始める。しかし3人は、それぞれ自分の言語しか話せない。言葉が分からないので話が通じない。いろいろ誤解を生じながらとんちんかんなやりとりで物語は進んでいく。
 飛行機からまかれたビラによって戦争が終わったことが分かり、兵士はぞぞれの国に帰っていくところで物語は終わるが、愛と生と死、そして平和を考えさせるロシア映画である。 

 ’06年3月27日(月) 新宿ピカデリーにて映画『子ぎつねヘレン』を鑑賞

 子ぎつねと少年の交流を描いた実話に基づく物語である。母親の仕事の都合で東京から北海道に転校してきた少年は、親とはぐれた子ぎつねに出会う。子ぎつねが目と耳が不自由であることに気づいた獣医は、「ヘレンケラーのようだ」という。
 少年は子ぎつねをヘレンと呼び世話をする。しかしヘレンは、臭覚もなくなかなか食べ物を口にしない。脳にも欠陥があり時々痙攣を起こす。獣医は安楽死をさせた方が子ぎつねのためだと言うが、少年は元気にして親元に帰そうと介護をする。春に生まれた子ぎつねは、少年の努力の甲斐もなく夏を待たずにわずか3ヶ月で死んでしまう。映画が終わりトイレにいた小学生が「いい物語でしたねぇ」と独り言をつぶやいていた。

 ’06年3月26日(日) 千葉県東金市八鶴湖

 和洋女子大学の文学部の教授であった文学博士今井白水氏の歌碑が東金市の八鶴湖にあるというので探しに出かけた。八鶴湖は周囲1qの小さな湖というより池であるが、その周囲をくまなく探したが見つからなかった。
 八鶴湖に面した高台に最福寺という日蓮宗のお寺があり、この寺ではよく句会が開かれ、境内に句碑や歌碑があるのでここも探したが白水氏の歌碑は見つからなかった。

 ’06年3月15日(水) 松岡美術館 『美人画展(古今の女性美)
                  『東洋のやきもの展
(中国・朝鮮・ベトナム・ペルシャ)


 若くして実業界に入り、戦後不動産、冷凍倉庫、ホテル業などの事業に携わった松岡清次郎が個人で蒐集した古美術品を私蔵するのではなく、広く一般の美術を愛する人々に公開すべきだという信念のもとに美術館を新橋の自社ビル内に開設した。その後創立者の私邸跡地に独立した新美術館を建設し、移転再開した。この美術館で「美人画展」と「やきもの展」が開かれているので、どんな美術館か内容にも興味があったので出かけた。
 個人の蒐集品を公開しているだけの美術館なので、少量の古いやきものや絵画が展示されているものと思っていた。が予想に反して立派な建物で収集品も古代オリエントの美術、現代彫刻、ガンダーラ・インド彫刻、東洋陶磁器、日本画、フランス近代絵画と多様なものがあり、その質・量ともに驚きであった。

 ’06年3月15日(水) space TRY 『Markku Kosonen展』
       フィンランドの木(フィンランドの森と湖で育ったデザイン)


 フィンランドの大統領が来日したとき、天皇陛下へのお土産として持ってきたのが白樺の根っこを素材としたオブジェであった。このオブジェを作製したのが現在のフィンランドを代表するデザイナー Markku Kosonen(マルック・コソネン)である。彼のデザイン展が白金台の 「space TRY」 で開かれるというので見に行った。白樺の木を素材にした作品、白樺の皮を素材にした作品、他のフィンランドの樹木を素材にしたもの、猫柳のバスケットなど魅力的な作品があった。オブジェを一つ手に入れたいと思ったが私の小遣いでは手が届かなかった。

 ’06年3月13日(月) シネスイッチ銀座にて映画『かもめ食堂』を鑑賞

 日本人女性がヘルシンキの街に小さな食堂「かもめ食堂」を開店した。この食堂に集まってくる人々の様子を描いた物語である。昨年ヘルシンキに行ったとき街の中をカモメが沢山飛び交っていた。港のマーケット広場の野外レストランでは人間様の食べ物を横取りしようとねらっていたカモメがいたなぁ〜。

 ’06年2月15日(水) 東京都美術館 
                   「ニューヨーク・バーク・コレクション展」
 


 アメリカの日本美術収集家として知られる、ニューヨーク在住のメアリー・バーク夫人が40余年かけて収集した、珠玉の日本美術のコレクションの「里帰り展」であった。

 ’06年2月12日(日) 歌舞伎座にて『
月大歌舞伎』を観劇

 梶原平三誉石切       幸四郎   芝 雀   愛之助   亀 寿   由次郎   桂 三
                  松 也    薪 車    秀 調    歌 六   彦三郎

           
 京鹿子娘二人道成寺    玉三郎   菊之助

 人情噺小判一両       菊五郎   田之助   家 橘   右之助   吉之丞   男 寅
                   松 也    権十郎   吉右衛門

 ’06年1月30日(月) 日比谷シャンテシネ3にて映画
       『天空の草原のナンサ(The Cave of the Yellow Dog)』を鑑賞


 モンゴルの草原に暮らす遊牧民の家族(羊の放牧をするたくましい父親と優しい母親、6歳になる愛らしい娘ナンサ、その妹と小さな弟のバットチュルーン一家)とナンサがお手伝いで出かけた途中に洞穴で見つけた子犬(ツォーホル)の物語。プロの俳優や子役が演じたのでなく、本物の遊牧民の家族が演じた映画である。この映画で出会った犬(ツォーホル)はこの映画撮影以後バットチュルーン一家の家族になり一緒に暮らしているそうだ。

 ’06年1月19日(木) 日生劇場にて (俺たち乞食のミュージカル)
                     ミュージカル『ベガーズ・オペラ』を鑑賞


      原作: ジョン・ゲイ   演出・脚色: ジョン・ケアード  音楽: イローナ・セカッチ
              出演者: 内野 聖陽  高嶋 政宏  村井 国夫  橋本 さとし  金田 龍之介
                   島田 歌穂  笹本 玲奈  森 公美子  ほか


 ’06年1月18日(水) 日本橋三越本店ギャラリー
                     原田泰治とクロアチアの仲間たち展


 原田泰治の展覧会には今までに行ったことはあるが、今回は原田泰治の友達でもあり、同じ素朴画を描いているクロアチア(旧ユーゴースラビア)の画家8人の絵も出品された展覧会であった。原田泰治の絵は田舎の風景、今も田舎に残る昔の日本の至る所にあった人の生活などを描いていて何となく心を和ませてくれる。
 2つの展覧会を「はしご」したので足腰が相当疲れた。帰りの電車の中で席を譲られたが、やはり態度に疲れた感じが現れていたのだろうか。

 ’06年1月18日(水) 国立科学博物館 「パール」展

 招待券が手に入ったので「パール」展に行った。平日の昼間にもかかわらず女性客で混雑していた。「真珠の形成のメカニズム」「真珠の世界」「海の真珠」「淡水の真珠」「歴史的工芸品と宝飾品」などなど真珠にまつわる展覧会であったが、「「ヴィクトリア女王が夫アルバート公から結婚記念日に贈られたブローチ」「マリリン・モンローがディマジオから贈られたネックネス」「ネパールの大冠」「オードリ・ヘップバーンのネックレス」「ティアラ」「ミス・ユニバースのクラウン」「コーヒーセツト」などの宝飾品や工芸品の前では女性達が動かない、したがってよく見えない。監視にあたっている職員が "動いてください""他の空いているところを先に見てください" と言っても動かないで見取れていた。

 パール展を見終わって一服しようと思い、外にある吹きさらしの喫煙所に向かうと、常設展示場で戌年にちなんで「忠犬ハチ公」と南極で生きのびた「ジロー」の剥製が展示されていると案内があった。以前に「タロー」と「ジロー」の剥製は見たことがあるが、もう一度よく見ると2匹とも結構大きい犬であった。秋田犬と樺太犬なので大型の犬に入るだろう。生きていた頃の「ハチ公」は左の耳がたれていたが剥製にしたとき両耳とも立ててあった。

 ’06年1月11日(水) 山脈関東地区ミニ同期会

 アメリカの大学に留学していたN君が目出度く卒業し帰国したので、アメリカの生活などの報告会を兼ねて集まった。新宿高野ビルにあるコニカ・ミノルタ・プラザギャラリーで催されている 日本大判寫眞家協会 「山が動く・川が眠る 第12回『彩光写』展」に同級生のY君も出品しており、その写真展の会場に集合し、新宿西口の西口パレット6階にある「四季と酒の蔵『稲田屋』」で昼食を食べながら歓談をした。
 四季と酒の蔵『稲田屋』は山陰地方(米子)で300年以上に亘り、老舗蔵元としてお酒「稲田姫」を造り続けている『稲田本店』直営店で、『稲田姫』をはじめ『トップ水雷』『強力』などが楽しめる。日本橋店・新宿西口店・飯田橋店・品川店・秋葉原店・石神井公園店がある。

 ’06年1月5日(木) 銀座松坂屋 古久谷浪漫 華麗なる吉田屋展

 大胆な図柄と華麗な色使いで世界的な評価を得ている "古久谷" は、17世紀中頃から制作が始まり、後世に残る名品を生み出しながらも多くの謎を残してわずか数十年で途絶えました。それから約120年後の1824年(文政7)、72歳にして私財を投じ、この古久谷再興に浪漫を馳せた男がいました。大聖寺城下(現在の石川県加賀市)の豪商、4代豊田伝右衛門です。屋号を吉田屋といったことから、この再興久谷焼きは吉田屋と呼ばれています。吉田屋は江戸後期の豊かな芸術文化と食生活を反映して、平鉢や皿、茶道具など、さまざまな器形と卓越したデザイン性を誇り、色絵磁器の最高峰に位置づけられます。緑、黄、紫、紺青の四彩あざやかな色絵や、青手古久谷風の華やかな作品は、180年の時を超えて私たちを魅了します。開窯後わずか7年で幕を閉じましたが、吉田屋の再興した九谷焼の色彩と優れた技は加賀の地で受け継がれ、魯山人や富本憲吉にも大きな影響を与えるなど、数多くの想像力あふれる作家を輩出しています。本展では初めて吉田屋と古久谷などの名品200点を一堂にご紹介いたします。新春のひととき、古久谷再興を夢見た4代豊田伝右衛門と加賀の陶工たちの熱い思いを是非ご堪能ください。(展覧会の案内パンフレットより)

 ’05年12月19日(月) 新橋演舞場にて『スーパー喜劇 狸御殿』を観劇

 昔、昔、ず〜と昔の狸と人間のおとぎ話。狸世界狸御殿のきぬた姫と人間世界相馬家の若君織部との悲恋物語。
    原案 木村 恵吾    作・演出 齋藤 雅文    エグゼクティブスーパーバイザー 市川 猿之助
 きぬた姫 藤山 直美   相馬 織部 市川 右近   雅楽平  市川 猿弥    藤原 春秋 市川 寿猿
 九重    市川 春猿   白狐     市川 笑也   一富士  市川 門之助  分福茶釜 小島 慶四郎
  お萩    大津 嶺子    平九郎    小島 秀哉   卯月の方 藤間 紫


 ’05年12月17日(土) 小田急原宿会

 向ヶ丘遊園駅南口にある「べんりばこ」にて開催。寒気が日本列島にせまり寒い。集まったのはKさん、Iさん、Mさん、横浜へ移住のKさん、そして私の5人による少数パーティー。

 ’05年12月14日(水) 三井記念美術館 開館記念特別展 I
                    「美の伝統 三井家伝世の名宝」


 三井記念美術館は、多数の日本・東洋の優れた美術品を収蔵している三井文庫別館(東京都中野区)が、三井家及び三井グループに縁の深い日本橋に移転して、平成17年10月に開設された新しい美術館です。三井記念美術館が入っている三井本館の建物は、昭和初期の日本を代表する重厚な洋風建築として、国の重要文化財に指定されており、美術館の入り口は、隣接して建設された超高層の「日本橋三井タワー」のアトリウムに設けられていす。
 三井記念美術館の開館を記念して、館収蔵品約3,700点の中から、国宝、重要文化財を中心とする名宝の名にふさわしい美術工芸品約120点を厳選して紹介している。江戸時代以来300年余りにわたる三井家の歴史の中で収集され、大切に伝えられてきた文化財−茶道具、絵画、書跡、能面、蒔絵、刀剣、切手など−を通じて、豪商から財閥へと発展した三井家の文化の伝統、さらに日本、東洋の美の伝統を鑑賞することができる。展示室入口前の小部屋で、三井家の歴史、主な収蔵品などをビデオで紹介している。


 ’05年12月13日(火) 東京文化会館にてピアノリサイタル鑑賞
                         稲田潤子ピアノリサイタル "Imagination"Vol.5

                  プログラム
               ドビュッシー:  版画
               ドビュッシー:  オクターブのためのエチュード
               ラヴェル:     ソナチネ
               プーランク:   3つの無窮動
               プーランク:   ナポリより イタリアンカプリチオ
               フォーレ:    ノクターン第4番
               ダマーズ:    デディカス  
               ラヴェル:    クープランの墓

 ’05年11月15日(火) 新橋演舞場にて『児雷也豪傑譚話』を観劇
 
 河竹黙阿弥の原作に大胆な創意を施し、児雷也・綱手・大蛇丸の三人の妖術使いの戦いが宙乗り、だんまり、立回りなどの歌舞伎独特の演出と大胆な発想で醍醐味溢れる作品となっている。松緑、亀治郎、菊之助の三人の花形俳優が舞台狭しと活躍し、高砂勇美之助を演じる菊五郎が舞台に華を添える。

 新橋演舞場もロビーなどの内装を変え、エスカレーターもつけた。食堂の使い方がよくない。2階のお客を地下の食堂に案内し、1階のお客を2階の食堂に向ける。少し考えて貰いたいものである。喫煙所が外になった。

 ’05年11月13日(日) 世田谷美術館  V&A美術館所蔵のイスラム美術
                                     
「宮殿とモスクの至宝」


 ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート美術館が蒐集したイスラム美術。そのギャラリーの改装に伴い、そのコレクションのハイライトと言うべき作品の国際巡回展の一環としての展覧会。

 ’05年11月10日(木) 山種美術館 
                  「生誕130年 松園と美しき女性たち」


 上村松園生誕150年記念の展覧会。松園の作品を中心に歌麿の版画から現代までの他の日本画家の作品も展示。上村松園「砧」、「新蛍」、「牡丹雪」、「春芳」、「つれづれ」など18点。岩佐勝以(又兵衛)「官女観菊図」、鏑木清方「伽羅」、川端龍子「真珠」、奥村土牛「踊り子」、小倉遊亀「舞う」(2点)、伊東深水「婦人像」、片岡珠子「むすめ」、北沢映月「想(樋口一葉)」、など全51点が展示された。

 ’05年11月10日(木) 文房堂ギャラリー 「グループ ICU 展」
        7回目の ICU の同窓生による絵画、工芸品の発表 

 ’05年10月30日(日) シネ・リーブル池袋にて映画
        『もぐらの宝物』と『ヘイフラワーとキルトシュー』を鑑賞


 フィンランド映画「ヘイフラワーとキルトシュー」を観るために池袋まで行った。しっかりもののヘイフラワーとわがままなキルトシューの幼い姉妹が主役の映画で、じゃがいもの研究に没頭していて家庭をかえりみない父と家事が出来ない母、わがままな妹キネトシューの間にあって、9月から学校に入学して家を空けると家庭がどうなってしまうか心を悩ますしっかりもののヘイフラワー。寝てしまってよく観ていなかったので詳しいことはわからない。短編絵本映画「もぐらの宝物」も同時上映された。

 ’05年10月24日(月) 東京都美術館 
              「プーシキン美術館展」
 シチューキン・モロゾフ・コレクション


  ロシア・モスクワのプーシキン美術館の所蔵品の中から2人のロシア人実業家セルゲイ・シチューキンとイワン・モロゾフが集めたマティス・モネ・ドガ・ルノワール・ゴーギャン・ゴッホ・ピカソなどフランス近代絵画の展覧会で、絵画50点・版画25点が展示されていたが、選りすぐりの名画であった。

 ’05年10月19日(水) Bunkamura ザ・ミュージアム
                           ギュスターヴ・モロー展


 フランス国立ギュスターヴ・モロー美術館所蔵の作品展。油彩画48点、扇1点、水彩・素描111点、合計160点が展示されていた。

 ’05年10月19日(水) ギャラリー・ラ・リューシュ(港区麻布十番)
                      蒲澤ごろすけ作品展 
石コロ彫刻&絵画

 山梨県八ヶ岳山麓甲斐大泉にアトリエを構えて創作活動をし、また現地にギャラリーを開いている石ころ彫刻家蒲澤ごろすけ氏の彫刻と絵画展。

 ’05年10月7日(金) 新宿コマ劇場にて
                「笑われたかった男 〜林家三平物語〜」 を観劇


                         コロッケ  熊谷真美  赤木春恵  萩原流行  ルー大柴  他                      林家三平が若かった頃(第一子が生まれた頃)の物語。

 ’05年10月1日(土) 損保ジャパン東郷青児美術館
                           プラート美術の至宝展


 プラートはフィレンツェの北西15kmにある小さな都市。「聖母の帯」の伝説ににまつわる宗教画のコレクションで有名。その宗教画の展覧会。

 ’05年9月29日(木) 銀座松坂屋 松村公嗣展

 21世紀の日本画壇の担い手として嘱望されている日本画家の展覧会。松村公嗣は1948年奈良県に生まれ、愛知県立芸術大学、同大学院で片岡球子の指導を受ける。初期の作品から今年の院展出品作まで自選作品約60点を紹介していた。

 ’05年9月28日(水) 山脈関東地区臨時同期会

 幹さんが仕事で上京、急遽表参道のテアトロ・スンガリ青山(オーナー・加藤登紀子)においてロシア料理を食べながら旧交を交わした。

 ’05年9月21日(水) 東京都美術館 
                  「ルーヴル美術館蔵 古代エジプト展」


 
’05年8月25日(木) 小田急原宿会

 向ヶ丘遊園駅南口にある「べんりばこ」にて開催。台風11号が夕方関東を直撃するという予報であったが前からの予定だったので中止にしないで集まった。Kさん、Iさん、Mさん、そして私(横浜移住のKさんは体調不良でまたも欠席)の4人による少数パーティー。
 集合した時は天気予報通りですごい雨になり向ヶ丘遊園駅で小やみになるまで雨宿りしたが、駅の屋根の隙間から落ちる水で足下は水浸しになった。会が終わり、帰りは風も出てきて大変だなと思って外に出てみると雨は止み、道を歩いている人は傘をさしていない、風も吹いていない、濡れることなく帰宅した。ラッキーだった。

 ’05年8月14日(日) 歌舞伎座にて『八月納涼歌舞伎』を観劇

 今年も歌舞伎座に「八月納涼歌舞伎を観に行った。「納涼歌舞伎」は3部に分かれている。第3部、「法界坊」を観た。
    扇雀  勘太郎  七之助  亀蔵  源左衛門  市蔵  弥十郎  橋之助  福助

 <あらすじ>
 堕落し切った願人坊主の法界坊(勘三郎)は、永楽屋権左衛門(弥十郎)の娘お組(扇雀)にひと目惚れしますが、お組は手代要助(福助)と恋仲で、もとより法界坊には目もくれません。要助は、実は御家再興を期す吉田家の嫡男松若で、野分姫(七之助)という許嫁のいる身。法界坊は、そんな要助を陥れようとしますが、吉田家の下僕で、道具屋に姿を変えている甚三郎(橋之助)に暴かれ失敗。その腹いせにお組を誘拐しようとしますが、これまた失敗。さらに今度は、野分姫をかどわかそうとしますが、拒否されると『お組との仲にはじゃまだから殺すよう要助に頼まれた』と偽って、野分姫を斬り殺します。しかしその法界坊も、甚三郎の手に掛かって、あっけなく絶命。と思いきや、現世に恨みを残す野分姫と合体霊となって姿を現し、要助実は松若とお組を苦しめる執念深さを見せます。

 ’05年7月21日(木) 帝国劇場劇場にて
                  ミュージカル『モーツァルト』を観賞

 このミュージカルのオリジナル・プロダクションはウィーン劇場協会で、これは日本バージョンである。音楽はロック調であったが歯切れが良くよかった。

 ’05年7月19日(火) 東京厚生年金会館にて
       ブロードウエイミュージカル『プロジューサーズ』を鑑賞


 史上最多受賞記録!トニー賞12部門受賞の21世紀最強ミュージカル遂に来日!! これぞ「キング・オブ・ブロードウェイ」! という謳い文句につられ、ミュージカル「プロジューサーズ」を見に行った。

 あらすじは、運に見放された落ち目の舞台プロデューサー、マックスと、小心者の会計士レオ。二人は互いに手を組んで究極のペテンに挑戦する。それは大コケ間違いなしの駄作をブロードウェイにかけ、多大な出資金を募り、赤字が出たと見せかけて配当金を出さず、集めたお金を懐に…というもの。しかし、皮肉にもショウは大当たり。払いきれない配当金を出資者たちに約束したプロデューサー二人は金を持ち逃げしようとするがマックスは警察に捕まり、レオは肉体美抜群の恋人ウーラと逃げリオで暮らす、がマックスを助けに帰って来る。それまで心からの友人がいなかったペテン師マックスにとっては、レオは初めて友と呼べる仲間になった。うだつのあがらない会計士だったレオは、マックスのおかげで初めてプロジューサーとして仕事に夢を持ち、自分に自信を持つことが出来た。だからミュージカルはやめられないというわけで刑務所内で二人は囚人達とミュージカルを製作する。その功績を称えられ、特赦で早々に釈放された彼らはブロードウェイに復帰する。

 歌唱力ダンスなど抜群でなかなか見応えのあるミュージカルであった。

 ’05年7月5日(火) 東京芸術劇場にてコンサート鑑賞

 アカイヌ王国「アカイヌ山荘」の隣人の次男の奥さん(ピアニスト)が東京ニューシティ管弦楽団と共演するというのでフィンランド旅行の時差ボケと疲れでねむい中池袋の東京芸術劇場へコンサートを聴きに出掛けた。演奏は素晴らしかったがピアノ協奏曲では少しオーケストラが強すぎたようだった。

             プログラム
   ラフマニノフ : ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18
   ブルックナー : 交響曲 第4番 変ホ長調「ロマンティッシュ」
       アンコール曲  ラフマニノフ : プレリュード Op.32 No.5
       指揮: 内藤 彰
           東京ニューシティ管弦楽団
                ピアノ: 稲田 潤子

 ’05年6月15日(水) 山脈関東地区同期会

 山脈会第7期関東地区同期会が、丁度月日が昨年と同じ1年振りに横浜、桜木町駅近くのレストラン「驛(うまや)の食卓」で開かれた。男性13人、女性6人、計19人が集まった。当初は午後、外国人が居住し大正から昭和初期に建てられた西洋館が建ち並ぶ横浜山手地区を散策し、夕方からパーティーという計画であったが、生憎の雨のため散策は中止となった。「驛の食卓」は1階に併設のビール醸造所を持っており、そこで出来た地ビールを「生」のまま出しており、複数の種類を提供するので飲み比べて見ることが出来た。パーティーではそれぞれの近況報告がされたが、健康管理に心がけている人が多かった。小学校の時の初恋から始まった恋(片想い)の遍歴を長々と話し、今は中高年女性にもれず韓流のドラマにどっぷりと浸かり、「ペ」が良いとか「イ」が良いとか言っている人もいた。来年は鎌倉あたりでの再会を誓って散会した。

 ’05年5月28日(土) 日本橋三越本店ギャラリー
                      
生誕110年記念 小倉遊亀展


 近代日本画壇を代表する小倉遊亀。2000年に105歳の生涯を閉じるまで現役を貫いた画家。「明るく、温かく、たのしいもの」「草にも木にも雲にも動物にも通い合う愛の心、生きることの喜びを感じあうすこやかさ」を描きたかったと彼女が言うとうり、絵画の中に人間的なぬくもりと近代感覚があふれている。今回は絵画だけでなく作品のモチーフにもなった陶芸も出品されていた。私の好きな作品の一つである東京芸術大学所蔵の「径」の出品がなかったのが残念だった。

 ’05年5月26日(木) 国立科学博物館 
                   『恐竜博 2005』 恐竜から鳥への進化


 「世界で最も有名な恐竜」と言われているティラノサウルス”スー”が日本初公開されるという宣伝で、春休みの間はチケットを買うのに1時間、入場出来るのに1時間、合計2時間待たなければ入場出来ないほど人気の展覧会というので行って見た。世界10カ国で発見された約80点の化石や標本を、恐竜が鳥へと進化していったという学説をたどるように展示されていた。最大の呼び物はやはり「門外不出」であったアメリカのフィールド博物館からの全長12.8mの世界最大のティラノサウルス”SUE (スー)”の全身複製骨格の展示であった。全身の90%以上の化石が発見され、オークションで約10億円で落札されたことで世界一有名になったと言われている。
 平日のため比較的空いていてゆっくり見学できた。
7月3日に東京会場を終えた後は、
 2005年7月16日(土)〜9月25日(日):愛知県・2005年日本国際博覧会 ささしまサテライト会場
 2005年10月8日(土)〜11月27日(日):大阪府・大阪市立自然史博物館(予定)
 2005年12月23日(金)〜2006年3月31日(金):福岡県・北九州市いのちのたび博物館
で行われる。

 ’05年5月15日(日) 国立劇場にて 
              前進座公演『佐倉義民伝』『権三と助十』を観劇

 前進座公演『佐倉義民伝』と『権三と助十』を観に出掛けた。午後4時頃、地下鉄半蔵門駅で地上に出ると凄い雷が鳴っており、国立劇場に着く前に大粒の雷雨となった。多摩の日野では直径15mmのヒョウが降ったそうで、都心でも直径10mmのヒョウが降った所もあった。、総武線の津田沼駅の近くに落雷があり、信号システムに障害が起きてポイントの切り替えが出来ず午後9時を過ぎても不通になっている。
 『佐倉義民伝』はよく知られいる佐倉宗五郎の物語であるが、今日は門訴から子別れの場面を中心にした公演でった。『権三と助十』は神田の裏長屋に住む駕籠かきの権三と助十。仲が良いのか悪いのか、しょっちゅう喧嘩をし、長屋中は上を下への喧嘩の花。江戸っ子たちをユーモラスに描いた新歌舞伎であった。

 ’05年5月1日(日) 日本橋三越本店ギャラリー
                     生誕100年記念 三岸節子展


 1905年愛知県・起町(現在の一宮市)に生まれ、女子美術学校(現在の女子美大)を首席で卒業。19歳で画家三岸好太郎と結婚、29歳の時好太郎31歳で急逝し、子供3人を抱えながらも画家として生きることを決意する。本物の画家になりたいと、63歳の時フランスに移住し約20年間ヨーロッパ各地の風景画を描く。60歳過ぎてから外国に移住するというのもさりながら、最晩年(94歳)の時に描いた「さいたさいたさくらがさいた」を観るとあのエネルギーはどこから沸いてくるのだろう。勇気づけられる生き方である。

 ’05年5月1日(日) 松屋銀座  50 years withmiffy ミッフィー展

 2005年は、ミッフィー(うさこちゃん)が絵本の中に生まれてから、ちょうど50年にあたるということで、ミッフィーの半世紀にわたる創作の秘密と、世界的な広がりを振りかえる展覧会。世界各地で開催される50周年記念事業の一つで数多くの原画やスケッチが公開されていた。ミッフィーの生みの親は、1927年オランダ、ユトレヒト生まれのDick Bruna(ディック・ブルーナ)さん。

 ’05年4月18日(火) 運転免許証更新

 運転免許証更新の知らせがきていた。手続きの期間が以前は誕生日の前1ヶ月以内であったが、今回の知らせを見ると誕生日の前後1ヶ月以内になっている。また更新申請書に添付する写真も必要なく、免許証・更新通知のハガキ・手数料(\2,950)を持参すればよい。更新手続きの場所は優良運転者なので、運転免許試験場・運転免許更新センター・指定警察署・他府県の運転免許センターの内どこでも出来る。6月5日までに更新手続きをすればよいが、風もなく天気が穏やかなので運動がてら徒歩で環状8号線沿いにある成城警察署へ行った。
 更新申請用紙がないのでキョロキョロ探していると受付の婦人警官がハガキと免許証を出して下さいと言う。免許証のコピーを添付した申請用紙を作ってくれる。氏名・住所・生年月日を記入し、裏面の身体についての質問項目にチェックを入れて隣の会計に提出。手数料は2,950円とハガキには書いてあったが2,800円になったと言う。改訂になると今までは値上がりしたものだが今回は値下がりしていた。次は視力の検査である。普段は眼鏡をかけているが、眼鏡をかけて検査をすると免許証に眼鏡をかけることを義務づけることを記載されるので眼鏡をはずして検査した。普通の視力検査では眼鏡がなくても見えるが検査直前に眼鏡をはずしたので思ったようにハッキリ見えない。二重になって見える記号をなんとか見て答える。最後に一番小さい記号が出てきて、しかも明るさを暗くする。暗くて分からないと言うと、これが答えられないと不合格だと言うから適当に輪の下が空いていると言うと合格という。検査官も毎日朝から夕方まで同じ事をしていると退屈なので受験者をからかっている。顔写真の撮影が終わると新しい免許証が出来上がるまでの間、交通法規が変更になった部分の説明と安全運転のビデオを見る。これが優良運転者の講習ということである。受付から新免許証交付までに約30分であった。

 ’05年4月16日(土) 小田急原宿会

 向ヶ丘遊園駅南口にある「べんりばこ」にて開催。Kさん、Iさん、Mさん、Nさん、Fさん、そして私(横浜移住のKさんは体調不良で欠席)の6人による少数パーティー。

 ’05年4月14日(木) 東京国立近代美術館  
                  ゴッホ展 孤高の画家の源風景 


 ゴッホの祖国オランダのファン・ゴッホ美術館とクレラー=ミュラー美術館という、世界の二大ゴッホ・コレクションから出品された回顧展で、ゴッホの代表作など約30点と、ミレー、セザンヌ、モネ、ゴーギャンなど関連作家の作品約30点、そして浮世絵や同時代の資料多数を同時に紹介。オランダ、パリ、アルル、サン=レミ、オーヴェール=シュル=オワーズなど、北から南、そしてまた北へと移り住みながら精力的に生み出していった作品群を、ほぼ時代順に、かつテーマごとに展示しあった。

 ’05年4月11日(月) 東京国立博物館 平成館 
                  世界遺産・博物館島 ベルリンの至宝展


 東京国立博物館の休館日を利用して企画された朝日新聞の会員制サービス asPara Club の特別招待日に応募したら抽選に当たったので雨の中上野へ出掛けた。前日までの20度を超える暖かい桜の花見日和とはうって変わった冷たい雨で、3000人招待されていたが中国国宝展のときに比べたら観客が少なくゆっくり鑑賞することができた。「鶴屋吉信」の茶席も収容人数の関係で当日の和菓子と抹茶セットのサービスはないとのことであったが、急きょ販売が行われいたのでいつものように和菓子を食べ抹茶を飲んだ。

 
’05年4月10日(日) Bunkamura オーチャードホール
                   Matthew Bourne's “SWAN LAKE” を鑑賞


 1995年の初演以来、ロンドンやニューヨークをはじめ、バレエ作品としては異例の大ヒットを記録し、前回の日本公演では社会現象ともいえるフィーバーを巻き起こした鬼才マシュー・ボーンの出世作「白鳥の湖」が再び日本に飛来ということで見に行った。マシュー・ボーンは従来の古典版では女性ダンサーによった優雅に踊られる白鳥を、男性ダンサーに替えて新しい解釈の「白鳥の湖」を創作した。なかなか面白かった。

 
’05年4月8日(金) 成城の夜桜

 今年の桜は東京では3月31日に開花の予報が、寒さのために遅れ満開は4月7日であった。今年の花見は近場で済ませた。近くには成城の街の桜並木、仙川沿い(特に成城大学と東宝撮影所)、砧公園など桜の美しい場所がある。歩いて5分位の東宝撮影所付近では夜になるとライトアップされた夜桜がきれいです。撮影所には照明機材もあり照明はお手のもの、仙川沿いにものすごい数の照明器具を並べてプロの技術でライトアップします。木に咲いた桜だけでなく、川面に映った桜もきれいでした。
 近くに妙法寺というお寺がありますが、このお寺の境内に大きな枝垂れ桜があり、まわりにはソメイヨシノもあって桜の時期には毎年ライトアップをして夜の境内を開放し夜桜見物をさせてくれます。

 ’05年3月16日(水) 国立西洋美術館 
               「ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(光と闇の世界)」展

 17世紀フランスの画家ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(1593−1652年)は戦乱の打ち続くフランス東部のロレーヌ地方を中心に製作した。作品は戦乱のため多くが失われ、現在まで残る真作はおよそ40点に満たず、他は失われたか模作などを通してのみ知られるのみだそうだ。数少ない新作の中の2点が我が国にある。東京富士美術館蔵の「煙草を吸う男」(1646年)と国立西洋美術館蔵の「聖トマス」(1624年)である。
 闇の中の人物に光を当てて浮かび上がらせる光のもたらす効果の技法で描かれ、特に蝋燭の光の効果を駆使した作品がいくつかあった。

 ’05年2月28日(月) 東京国立博物館 平成館 唐招提寺展

 奈良西の京の唐招提寺金堂の平成大修理を記念して開催された展覧会。金堂と御影堂(みえいどう)の堂内再現を試みていた。金堂再現では、唐招提寺の本尊で、本展が寺外初公開となる国宝・盧舎那仏(るしゃなぶつ)坐像を中心に梵天(ぼんてん)・帝釈天(たいしゃくてん)像と四天王像(いずれも国宝)を配していた。一方、御影堂再現では肖像彫刻の名作・鑑真和上坐像(国宝)と東山魁夷(ひがしやまかいい)の障壁画の全点を展示していた。
 東山魁夷(ひがしやまかいい)の障壁画は出来上がった年にお披露目の展覧会があり一度見ている。今回の展覧会は金堂修理の資金稼ぎというところで、主な展示物は盧舎那仏(るしゃなぶつ)坐像、鑑真和上坐像、東山魁夷(ひがしやまかいい)の障壁画の3点でそれにしては入場料が高い。中高年の女性グループが高い展覧会だと話しながら帰って行った。まぁ、浄財を払ったと思えば腹も立たないだろう。

 ’05年2月16日(水) 東京都美術館 
  
ミュシャ財団秘蔵 『ミュシャ展』 「プラハからパリへ 華麗なるアール・ヌーヴォーの誕生」


 みぞれ混じりの冷たい雨の中上野公園内にある東京都美術館へ出掛けた。アール・ヌーヴォーのチェコの画家ミュシャの展覧会が開催されている。今日第三水曜日はシルヴァーデーで65歳以上は無料である。
 ロンドンのミュシャ財団の全面的な協力をうけて開催された本格的なアルフォンス・ミュシャの展覧会。アルフォンス・ミュシャは1860年にチェコ共和国東部のモラヴィアで生まれ、ミュンヘンやパリで学んだのち1894年に、当時の伝説的な女優サラ・ベルナールのポスター『ジスモンダ』を制作し、一夜にしてパリ中の話題をさらい、一気にスターダムにのし上がった。
 その後、流れるような髪に華やかに着飾った女性や色とりどりの花や植物、ゴージャスな宝石などを散りばめた装飾性豊かなポスター、版画は一世を風靡し、その名声は大西洋を越えてアメリカまで響き渡った。今では、アール・ヌーヴォーは彼の名をとって別名「ミュシャ様式」とも呼ばれている。
 今回は、代表的なポスター、版画はいうまでもなく、これらの下絵となったデッサン、水彩画、あるいは独自に制作した油彩画、彫刻、装飾美術、ミュシャ自身が撮影した写真、さらには祖国の為にデザインした紙幣、切手等あわせて約100点の日本初公開作品を含む240点の作品が展示された。ミュシャの集大成ともいえる大規模な展覧会であった。下のポスターは実際は大きい絵で「ジスモンダ」は、たて216p、横74.2p、「ヒヤシンス姫」は、、たて125.5p、横83.5pである。

                          
  「ジスモンダ」のポスター     「モナコ−モンテカルロ」のポスター       「ヒヤシンス姫」のポスター

 ’05年2月11日(金) 歌舞伎座にて『月大歌舞伎』を観劇 
 
   ぢいさんばあさん
 江戸城の警護などにあたる美濃部伊織とその妻るんは、人も羨むおしどり夫婦だが、伊織が、ケガをしたるんの弟宮重久右衛門に代わって京への単身勤務を命じられ、離ればなれとなってしまう。3ヶ月後、泥酔して絡んできた同輩の下嶋甚右衛門を誤って切ってしまった伊織は、越前大野へ預かりの身となってしまう。それを知ったるんは、筑前へ奥女中奉公に出る。それから37年後、伊織の屋敷を預かっていた久右衛門の息子久弥と妻のきくは、伊織とるんに屋敷を明け渡そうと、37年ぶりに再会する2人を待つ。森鴎外の同名の小説を原作とした新作歌舞伎。鼻に手をやる仕草で、初めて老人がわが夫であることに気づく妻に、夫婦を引き裂いた歳月の無情と、2人の愛の深さが伝わる作品である。
           美濃部伊織 … 仁左右衛門  伊織妻るん … 菊五郎  宮重久右衛門 … 権十郎
           宮重久弥 … 信二郎  久弥妻きく … 市川春猿  戸谷主税 … 亀鶴
           石井之進 … 男女蔵  山田恵助 … 市蔵  柳原小兵衛 … 秀調
        
  下嶋甚右衛門 …市團蔵

   新版歌祭文「野崎村」 
 野崎村の久作の家では、久作の後妻の連れ子お光が、油屋の丁稚奉公からこの家に連れ戻された養子の久松との祝言を前に、そわそわと働いている。そこへ油屋のひとり娘お染が、恋しい久松を訪ねてくる。久作は、お染と久松の恋は人の道に外れると2人を説き伏せ、久松とお光の祝言を決行しようとする、が当のお光は髪を下ろして尼になる覚悟。お光は久松とお染が死のうとしていることを見抜き、自ら身を引いたのであった。迎えに来た油屋の後妻お常の配慮で、久松は駕籠、お染は舟と別々に去って行く。2人を見送るお光と、その胸中を察する久作。両花道を使った哀しくも華やかなラストシーンが、義太夫の名曲とともに胸に突き刺さる。
           お光 … 芝翫  久松 … 雁治郎  お常 … 田之助
           下女およし … 吉之丞  久作 … 富十郎  お染 … 雀右衛門

   二人椀久
 椀屋久兵衛は、大坂の豪商であったが、傾城の松山太夫に入れあげて身上を潰したため、座敷牢に入れられた揚げ句に、気が狂ってしまう。夢枕に立つ松山と楽しい逢瀬を過ごす椀久だが、それはほんのつかの間、太夫の姿は消え、椀久はまた、ひとり取り残されてしまう。艶っぽい色模様から、早間の連れ舞いまで、ぴったり息の合った2人の振りが魅力の、幻想的な長唄舞踊。仁左衛門と孝太郎親子のコンビは初。
           椀屋久兵衛 … 仁左右衛門  松山太夫 … 孝太郎

 
’05年1月29日(土) Bunkamura ザ・ミュージアム
      『グランマ・モーゼス展』
(フォーク・アートの虹、モーゼスおばあさん)

   
    「黒馬」(1942年)         「農場の引っ越し」(1951年)       「雪が降る」(1951年)


  グランマ・モーゼス(モーゼスおばあさん)の愛称で親しまれている画家、アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス(1860-1961年)の名前は、アメリカでは知らない人はいないと言っても過言ではないでしょう。私の知っているアメリカ人に聞いてみたらみんな知っていました。1860年にアメリカ北東部の小さな農村に生まれたモーゼスは、生涯の殆どを農業や酪農といった仕事に費やし、70歳を超えて初めて油絵の具を手にしました。地元のドラッグストアに飾っていた作品がアマチュアコレクターの目に留まり、80歳になって初めて開いたニューヨークでの個展をきっかけに、画廊をはじめ「タイム」、「ライフ」などの雑誌やテレビ、新聞などにたびたび取り上げられ、いつしか画家「グランマ・モーゼス」の作品と評判は、アメリカ国内のみならず、世界各国に拡がってゆきました。やがて時のアメリカ大統領に謁見、表彰されるほどの名声を博しましたが、モーゼス自身は、生涯そうした華やかさからかけ離れた農村の素朴画家であり続け、それまでの生活を変えようとはしませんでした。そして、101歳で亡くなるまでに1600点もの作品を残したのです。 
少子高齢化社会など様々な問題を抱えるわが国において、モーゼスの素朴な生き方と作品は、実りある老後の象徴であるだけでなく、現代社会に生きる私たちすべての世代に、日ごろ忘れてしまいがちな生きることへの喜びや楽しみ、活力を与えてくれることに違いありません。牧歌的な優しさ溢れる詩情豊かな心を和ませる世界に触れるだけでなく、もう年だからと言って何事にも億劫になりがちな私達に勇気とやる気を与えてくれました。

 
’05年1月29日(土) 渋谷区立松濤美術館 
     
                  特別展 『華麗なるペルシャ絨毯の世界』

                            (イラン、ミーリー工房の復元作品と古典作品)


  現在、イランで生産されるペルシャ絨毯の多くは、科学染料を使用した機械製品です。こうした状況の中で、絨毯製作に長い伝統を有するテヘランのミーリー工房は残存する数少ない古典絨毯を研究しており、古来の手紡ぎ、天然染料、手織りを現代に再生させた実績は、海外でも高く評価されています。
 本展は、ミーリー工房の全面的な協力を得て古典絨毯17点とその復元作品19点の計36点、さらに19世紀後半から20世紀前半に製作された珍しい古典絨毯48点を陳列されており、こぢんまりとした展覧会であったが見ごたえのある絨毯が展示されていた。

 ’05年1月22日(土) 世田谷美術館 
                  特別展
祈りの道 『吉野・熊野・高野の名宝』


 修験道の舞台「吉野・大峯」、神仏習合の聖地「熊野三山」、真言密教の根本道場「高野山」という三つの霊場とそれを結ぶ参詣道が「紀伊山地の霊場と参詣道」という名称で、ユネスコの世界遺産に昨年(2004年7月)登録された。これを記念して三重・奈良・和歌山にまたがる紀伊山地にたたずむ社寺などに所蔵される名宝や、この地域にゆかりの文化財を各地から集めた展覧会が世田谷美術館で開催されていて、皇太子殿下、秋篠宮殿下夫妻が見学したとNHKのニュースでも報道された。
 以前、伊勢志摩・熊野三山・高野山を旅し、建造物は見たが宝物は見ていなかったので少し興味はあった。明日で終了するので見学者が少なくなるであろう午後出掛けた。入口の広場に沢山の人が集まっていた。何かイベントでもあるのかと思ったらそうではなく入場券を買う人の列であった。上野の博物館や美術館で列ぶことはあったが世田谷美術館では初めてである。当然館内は混雑していた。一般の入場料は1200円であるが、世田谷区民のシニア料金は450円なので、450円分の見方で簡単に見て帰ろうと思ったが最初から最後までじっくり見て美術館の終了時間までいた。
 鳥取県の三徳山・三仏寺投入堂に安置されている仏像が蔵王権現立像である。吉野の蔵王権現立像が来ているというので見比べてみたかった。右手を振りかざし、右足を蹴り上げた怒りの形相は同じであるが4mを超す巨像であった。また、熊野三山の一つ、熊野速玉大社の木造御神像三体(熊野速玉大神坐像・家津美御子大神坐像・夫須美神坐像)がそろって展示されるのは初めてだそうだ。
 売店に秋篠宮殿下お買いあげの菓子という表示の吉野の菓子のサンプルがあった。売り切れで明日入荷すると書いてあったが明日わざわざ買いにくる人がいるだろうか。

 ’05年1月19日(水) 東京厚生年金会館にて
       ブロードウエイミュージカル『サウンドオブミュージック』を鑑賞


 「ドレミの歌」で有名なミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』を東京厚生年金会館で鑑賞した。歌舞伎座や新橋演舞場に来る客層と違っていて若い女性と家族連れが多く満員だった。アメリカから来日した劇団のオリジナルの公演なので外人の家族連れも多かった。『サウンド・オブ・ミュージック』は映画で何回も観ていて音楽・歌すべて知っているので楽しめた。歌が終わる毎に観衆の拍手がわき起こった。

 ’05年1月12日(水) 日本橋三越本店 平成の洛中洛外平山郁夫展

 我が国の文化財の宝庫である古都・京都に注目し、「洛中洛外」という古典的なテーマに「平成の」と銘打った独自の洛中洛外を表現すべく、自ら洛中洛外を歩いて取材にあたり、精力的にその制作に取り組んだ作品展。新作67点(本画37点、素描30点)であった。未発表のばかりと聞いていたが、昨年の夏に甲斐小泉駅前に出来た「平山郁夫シルクロード美術館」(山梨県北杜市)に展示されていたものもあった。

 ’05年1月12日(水) 松屋銀座  童謡詩人金子みすゞ展

 山口県長門市仙崎に生まれ、数々の優れた作品を残し、高い評価を受けながら26歳という若さでこの夜を去った童謡詩人金子みすゞ(明治36年生まれ)の展覧会。「みすゞの生涯」「みすゞからのメッセージ」「広がるみすゞの世界」の3部から構成されいた。みすゞが着用した着物、詩を書き綴った手帳などの遺品、みすゞの生まれ育った仙崎や下関の映像を交えて、約70編の童謡が自筆で紹介されていた。金子みすゞのの生涯はテレビ、映画、舞台でも取り上げた。
みすゞの作品の中には私の好きな詩(うた)は沢山あるがその一つ。

          私と小鳥と鈴と

         私が両手をひろげても、
         お空はちっとも飛べないが、
         飛べる小鳥は私のように、
         地面を速くは走れない。

         私がからだをゆすっても、
         きれいな音は出ないけど
         あの鳴る鈴は私のように、
         たくさんな唄はしらないよ。

         鈴と、小鳥と、それから私、
         みんなちがって、みんないい。

 みすゞは最後の一節、みんなちがって、みんないい を鈴と小鳥と自分を比較して書いているが、これは人間にあてはめても言えることで人は顔、性格、出来ること、出来ないこと、みなそれぞれ違っていて同じ人はいない。しかし、それはそれでみんないい、と私は思う。「みんなちがって、みんないい」私はこの言葉が大好きだ。

 ’05年1月6日(木) 新橋演舞場にて『寿 新春大歌舞伎』を観劇 

 松竹百十周年記念 新春大歌舞伎を新橋演舞場に観に行った。演目は岡本綺堂作「鳥辺山心中」、歌舞伎舞踊六歌仙容彩「文屋」「喜撰」、河竹黙阿弥作曽我綉侠御所染「御所五郎蔵」である。
 「鳥辺山心中」「御所五郎蔵」はともに悲劇であるが、「六歌仙容彩」の歌舞伎舞踊は、明るくユーモラスな踊りで楽しめた。「六歌仙容彩」は平安朝の代表的歌人、僧正遍照・文屋康秀・在原業平・喜撰法師・大伴黒主・小野小町。この六名を総じて「六歌仙」と言うそうな。そのうち、女性の小野小町を除いた五名の歌人たちが絶世の美女小野小町に言い寄っては次々に袖にされる、というのがこの踊りでである。五人を一人の役者が踊り分けるという変化舞踊(へんげぶよう)が本来の形であるが、今回は文屋を松緑、喜撰を菊五郎が踊った。
 文屋康秀の軽妙な踊り。これが女かと思われるようにメイクアップした官女が絡んで、文屋が小野小町に会いに行くのを邪魔する踊りである。喜撰法師は茶汲み女のお梶を相手に、ちょっと艶めいた風流心を、明るくユーモラスに踊る。

   岡本綺堂作 『鳥辺山心中』 
           菊地半九郎 … 海老蔵  お染 … 菊之助     坂田源三郎 … 市蔵
           お花 … 右之助       坂田市之助 … 松緑  
  六歌仙容彩 『文 屋』 『喜 撰』
  
         文屋康秀 … 松緑    喜撰法師 … 菊五郎   お梶 … 菊之助
              所化 … 團蔵  同 … 家橘  同 … 右之助  同 … 権十郎  同 … 市蔵
                同 … 松也  同 … 岡村研佑改め 右近
   河竹黙阿弥作 曽我綉侠御所染 『御所五郎蔵』
           御所五郎蔵 … 團十郎   傾城皐月 … 福助    傾城逢州 … 松也
           梶原平蔵 … 團蔵      新貝荒蔵 … 権十郎  秩父重蔵 … 市蔵
           二宮太郎次 … 家橘     星影土右衛門 … 左團次    甲屋与五郎 … 菊五郎

 ’05年1月5日(水) 江戸東京博物館 大(Oh !)水木しげる展

 ゲゲゲの鬼太郎など数々の妖怪を描いた鳥取県境港市出身の妖怪画家水木しげるの展覧会。水木しげるの「人と作品」の魅力を、写真や漫画、絵巻、彫刻など実に様々なものの展示で表現し、現実と空想が入り乱れる「水木しげるワンダーランド」であった。妖怪漫画にこれほど人気があるのかと思うほど、平日の昼間にもかかわらず若者から高齢者にいたるまで多数の入場者があり混雑していた。
 3階の江戸東京ひろばでは、常設展示室で開催されている特別展示「徳川将軍家と鷹狩り」とのタイアップ企画「鷹狩り実演」が行われた。徳川家とも由来が深い諏訪流鷹匠によるもので、第17代鷹匠田籠(たごもり)善次郎氏ほか2名で解説の後、
   「渡   り」 木や物から鷹匠の拳へ鷹がわたる
   「振   替」 鷹匠と鷹匠の拳の間を鷹がわたる
   「飛び流し」 鳥の代わりにルアーを飛ばし、鷹が捕まえる
を行ったが、低く飛ぶときは鷹匠の指示通りの演技が出来たが、高く舞い上がる時は冷たい北風が強く、風にあおられて鷹匠の意のように出来ないところもあった。見物人が多いのと、周りの騒音で気が散るらしく、鷹も集中できないらしい。
 江戸東京博物館の展覧会を見に行った帰りには、いつも企画展室の出口の傍にある甘味処「三味賛歌」で善哉を食べ疲れを取って帰るが、今日は7階まで上がり、カフェ「カーディナス」でケーキを食べ、晴れ渡った東京の街を眺めながらコーヒーを飲んだ。正面には汐留・汐サイトのビル群、その先の羽田空港からひっきりなしに飛び立つ旅客機、右の西側には富士山、富士の横に真っ赤な夕日が沈み、天気が良く、空気の澄んでいる日はいろんな景色が近くに見えた。

  ’04年12月25日(土) 小田急原宿会

 「小田急原宿会」という名称は小生が勝手に付けたものであるが、小田急線沿線に居住していて原宿で職場が同じであった元同僚の集まりの会である。これと言った目的はないが集まって、飲みながら、食べながらそれぞれ近況を話したり、評論家になって政治、経済、教育など最近の出来事についていろいろ批評する只の会である。その会が半年ぶりに向ケ丘遊園駅南口の飲み屋というか食事処の「べんりばこ」で開かれた。
 食べ物は美味しく、飲み物も美味しく(と言っても私はアルコールは飲めないが)、気が置けない人達なので話しに花が咲き、時間の経つのも忘れ、あっ!という間に3時間が過ぎた。帰りにちょっとお茶でもと入った喫茶店でまた1時間半話し込んだ。非常に楽しい一日を過ごすことが出来た。 「べんりばこ」пD044-932-0300

  ’04年12月17日(金) 東京国際フォーラムにてコンサート鑑賞

 「アカイヌ山荘」の隣人のKさんにコンサートのチケットを頂き、旧東京都庁跡に建てられた「東京国際フォーラム」へ、ベートーヴェンの「第九と皇帝」を聴きに行った。以前にも入ったことがあるが東京国際フォーラムのホールAは定員が5000人以上の競技場のようなバカでかいホールで、大きな集会なら兎も角クラシックのコンサートには向いていない。座席は前の方でピアノの演奏がよく見える席であった。ピアノの響きはよく素晴らしい演奏で、第九はコーラスの人数が多く迫力のある演奏であった。

                プログラム
   ベートーヴェン : ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調「皇帝」作品73
   ベートーヴェン : 交響曲 第9番 ニ短調「合唱付き」作品125
       指揮: 熊谷 弘
           シンフォニーオーケストラ ”グレイトアーティスツ” イン ジャパン
                ピアノ: 稲田 潤子
                  ソプラノ: 日下部祐子
                  アルト:  岩森 美里
                  テノール: 吉田 伸昭
                  バ ス:  有川 文雄
                  合 唱: 東京混声合唱団
                        第九を歌う会

 ’04年12月8日(水) 国立西洋美術館  マティス展

 国立西洋美術館で「マティス展」が開かれており12月12日で終わる。展覧会最後の土曜・日曜は混むのでその前に行った。平日の昼間ということもあり、思ったより混雑はしていなかったが中高年と若い女性が多い。帰りの3時過ぎには観客が増えチケットを購入するのに長い列が出来ていた。
  今回の展覧会は、作品が生まれるまでの「ヴァリエーション」と「プロセス」という視点から、マティスの作品を解き明かすことを試みるものとなっています。同じ主題を異なる様式や技法で描き分けた作品や、制作途上を記録した写真とその完成作が展示されるだけでなく、自らが制作する姿を主題とした作品、1943年に出版されたデッサン集『テーマとヴァリエーション』のオリジナル素描なども出品されます。また、マティスが用いた様々な技法上の試みを示す作品によって、「ヴァリエーション」と「プロセス」の問題が多角的に捉えられるものとなっています。マティスの作品をより深く見ることの面白さを理解してもらえる機会になると思います。と解説してあったが、私はそんなことを考察する能力はないので、出来上がった作品をただ見るだけであった。

            
      ルーマニアのブラウス         ブルー・ヌードU             夢

 ’04年11月28日(日) 浜離宮朝日ホールにてピアノリサイタル鑑賞
          稲田潤子ピアノリサイタル "Imagination"Vol.4  〜光と風にたわむれて〜


 アカイヌ王国「アカイヌ山荘」の隣人の次男が今夏フランスはパリで結婚式を挙げた。お相手は日本とフランスを中心にヨーロッパで演奏活動をしているピアニスト稲田潤子さんである。その稲田潤子さんのリサイタルが浜離宮朝日ホールであるというので聴きに行った。盛況で会場はほぼ満員であった。よく知っている曲を聴くと上手・下手が私でもある程度分かる。素晴らしい演奏であった。

                     プログラム
             ショパン
              即興曲
                第1番 Op.29
                第2番 Op.36
                第3番 Op.51

               ポロネーズ 第5番 Op.44

               モーツアルトの歌劇 《ドン・ジョバンニ》 の
                        「奥様お手をどうぞ」の主題による変奏曲 Op.2

              シチェドリン
               2つの多声的小品(2声のインベンション、バッソオスティーナート)

              ムソルグスキー
               組曲 「展覧会の絵」

          アンコール曲  ラフマニノフ 音の絵 Op.32-2
                     ショパン   幻想即興曲 Op.66

 ’04年11月27日(土) 五島美術館
                特別展 京都冷泉家「国宝明月記」 
               
藤原定家の日記から800年を越えて甦る王朝貴族の生活


 「国宝明月記」の特別展が五島美術館で催されている。天候は小春日和で外出するには絶好の日和、明日が最終日ということで出掛けた。五島美術館には以前一度行ったことがある。

 五島美術館の案内によると五島美術館は、東京都世田谷区上野毛の閑静な住宅街の中にある私立(財団法人)の美術館です。東京急行電鉄株式会社の元会長・五島慶太翁(1882―1959)が半生をかけて収集した日本と東洋の古美術品をもとに、昭和35年(1960)に開館しました。以来、国宝「源氏物語絵巻」をはじめとする数々の名品を所蔵する美術館として、展覧会を中心に幅広い活動を展開し今日に至っています。
 建物(本館)は、和様空間の案出に秀れた芸術院会員・吉田五十八氏(1894―1974)が設計しました。当館が所蔵する国宝「源氏物語絵巻」・国宝「紫式部日記絵巻」にふさわしい寝殿造の意匠を随所にとり入れたものになっています。敷地は庭園を含めると約5000坪。武蔵野の雑木林の台地が多摩川に向って深く傾斜する場所にあり、庭園内には、茶室(非公開)、東京都指定天然記念物「上野毛のコブシ」などがあります。

 「明月記」がどのような物なのか教養がないので知らなかった。また今回見ることが出来たが部分的にしか字が読めない。しかし一般の人が解かるように解説が付いていて「明月記」について多少の知識を得た。概要が次のように書かれていた。

 国宝「明月記」(めいげっき)は京都の冷泉家(れいぜいけ)に伝わる藤原定家(ふじわらのていか 1162―1241)の日記である。(財)冷泉家時雨亭文庫の協力により、その全巻を一堂に展示し、平安時代末期から鎌倉時代初期における貴族の日記の全貌を紹介する。
 「明月記」の本文内容は、京都の公家と後の鎌倉幕府となる武家との関係、故実・和歌文学の見聞があり、当時の政治・文化・社会を知る上で第一級の史料である。昭和55年(1980)に発表された冷泉家の国宝「明月記」(54巻、補写本5巻ほか)は、それまでの写本にない定家自筆の朱書などがあり、清書され、校訂された貴族の日記の姿を伝える唯一貴重なものである。本展は、平成11年に修理完成後、関東に於ける初めての公開となる。定家自身の書風の変遷や、「明月記」という日記が、西行や定家の嫡男である為家の手紙などの裏面に書写されているため、その紙背文書の紹介など、今まで知られていない王朝貴族の日記そのものが、どのようにして成立したものであるかをあきらかにし、広く一般に理解を深めようとするものである。

 ’04年11月19日(金) 明治座にて『夫婦善哉』を観劇

        ■原作/織田作之助  ■脚本/阿部照義  ■演出/北村文典
        ■出演: 中村玉緒 藤田まこと  
              曽我廼家鶴蝶・芦屋小雁・正司花江・穂積隆信・島田順司・鴈龍太郎・小野寺丈
              田中綾子・東風平千香・山口京子・鷹家昌子

  ’04年11月15日(月) 東京国立博物館 平成館 中国国宝展

 東京国立博物館の休館日を利用して企画された朝日新聞の会員制サービス asPara Club の特別招待日に応募したら抽選に当たり招待状が来たので雨の中上野へ出掛けた。5000人招待したそうでだが思ったより観客が多く混雑していた。私達のような定年退職者夫婦といった感じの人が多い。最も平日であるから学生や働いている若い人は来られない時間帯であったが、通常の観覧料金は1300円なので年金生活者が夫婦で来るのは辛い。無料となれば応募する人がこんなにも多い。展覧会に行くと館内だけで 1.5〜2 時間は歩くのでいつも疲れる。東京国立博物館へ行ったときは帰りに庭で営業している「鶴屋吉信」の茶席で抹茶を飲むかぜんざいを食べて元気をつけ帰宅する。

 ’04年10月31日(日) 世田谷美術館
                  砂漠の王国 ヨルダン展 
                     
知られざるアラブ世界 8000年の文化遺産

 ’04年10月28日(木) 東京芸術大学美術館
                   興福寺国宝展 
鎌倉復興期のみほとけ


 ’04年10月17日(日) 新宿コマ劇場にて 
         芸能生活三十周年記念 松平 建 錦秋公演
      
暴れん坊将軍スペッシャル
唄って踊って八百八町〜フィナーレ・マツケンサンバを観劇
         ■作=阿部照義  ■演出=水谷幹夫
         ■出演 松平 建 浜畑謙吉 近藤洋介 三原じゅん子 大鳥れい 太川陽介 浅利香津代 ほか

 今、老若男女に大人気の『マツケンサンバ II』を引っ提げてコマの舞台に登場の「暴れん坊将軍」はテレビや今までの舞台では演じていなかった新しいスタイルの和風ミュージカル仕立ての「暴れん坊将軍スペシャル」、フィナーレを飾るのは大人気の『マツケンサンバ II』。松平健が、軽やかなラテンのリズムに乗せて夏の恋を歌い、楽しいリズム、金色に輝くド派手な衣装、そしてお馴染みの華麗なステップ……。客席も超満員でマツケンサンバが始まると手拍子とマツケンスティックという3色にピカピカ光るペンライトのようなものを振って、客席とステージが一緒になっての騒ぎであった。このところ家のリフォームで疲れ気味なので、マツケンサンバでも聴いて少しは元気を取り戻そう出掛けた。

 ’04年10月11日(月) 大丸ミュージアム・東京
                 ウィリアム・モリスとアーツ & クラフツ展


 ’04年9月12日(日) ポーラミュージアムアネックス(銀座)

 中村美津主宰 木彫グループ『木精(こだま)』の第7回作品展(置く・日々の物への特別な場所)が銀座1丁目のポーラミュージアムアネックスで開かれ主宰中村美津の作品をはじめ54名の会員がひとり3点か4点を出品していた。

 ’04年9月12日(日) 新宿ピカデリーにて映画
        『釣りバカ日誌15(ハマちゃんに明日はない!?)』を鑑賞


 ’04年8月28日(土) サントリー美術館
                 徳川美術館名品展「姫君の華麗なる日々」


 徳川美術館は,尾張徳川家由来の格式高い美術作品を多数所蔵し、とりわけ歴代の姫君ゆかりの典雅な文物はコレクションの華と言われている。とくに三代将軍家光の長女として生まれ、尾張徳川家二代光友に輿入れした霊仙院千代姫(1637〜98)は、尾張歴代夫人の中で最も豪華な婚礼道具を所持した姫君として知られている。
 今回の展覧会では千代姫の婚礼調度の中でもひときわ豪華といわれる「初音の調度」から「初音蒔絵鏡台」(国宝)、金銀調度類から「純金香盆飾り」(重文)をはじめ、代々の姫君の婚礼調度品の数々や、誕生,成人、出産などの姫君たちの人生の節目の儀式に用いられた品々が展示されていた。
 さらに嗜みとしての楽器や風雅な遊び道具、教養の糧とした美しい絵巻や書の手本、姫君自身が手すさびに嗜んだ書画、煙草も吹かしていたらしく煙管や煙草入れなど、徳川美術館の所蔵品の中から厳選された約140点を展示し、尾張徳川家ゆかりの姫君たちの華麗なる暮らしぶりが紹介されていた。
 展示期間の最終日の間近に行ったひともあり今までにない混雑で、中高年の女性たちが一品一品溜息を漏らしながら鑑賞していた。

 ’04年8月15日(日) 歌舞伎座にて『八月納涼歌舞伎』を観劇

 今年も歌舞伎座に「八月納涼歌舞伎を観に行った。「納涼歌舞伎」は3部に分かれている。第3部、通し狂言「東海道四谷怪談」を観た。
  お岩・小仏小平・佐藤与茂七 … 勘九郎   民谷伊右衛門 … 橋之助   舞台番 … 染五郎
  お岩妹お袖・小平女房お花 … 福助      お梅 … 七之助         按摩宅悦 … 弥十郎   
  直助権兵衛 … 三津五郎
<あらすじ>
 御家断絶の騒動(忠臣蔵)に紛れて、御用金を盗んだ民谷伊右衛門は、妻のお岩の父で、同じ家中の四谷左門にそれを知られ、お岩と引き離されたことを恨んで、左門を殺してしまいます。一方、お岩の妹お袖に横恋慕する下僕の直助権兵衛は、お袖の許嫁の佐藤与茂七を殺害。伊右衛門と直助は、互いにその事実を知ったうえで、犯人を知らないお岩・お袖の姉妹を騙し、敵を討ってやると約束します。
 伊右衛門のもとに戻り、男の子を産んだお岩は、産後の肥立ちが悪いため、隣家の伊藤喜兵衛宅から見舞に届けられた薬を飲みますが、にわかに顔面を押さえ苦しみ出します。これは、喜兵衛の孫娘お梅と伊右衛門を添わせるために、じゃまなお岩の顔を醜くして夫婦別れをさせようという、喜兵衛の策略でした。伊右衛門も、お岩の世話をする按摩宅悦に、無理矢理お岩に不義を仕掛けるよう指示するなど、完全に心変わり。宅悦の口からすべてを聞いたお岩は、伊藤家へ乗り込もうと身なりをととのえる最中に誤ってのどを切り、絶命します。伊右衛門は民谷家の秘薬を盗んだ小仏小平を殺して、お岩の死体と背中合わせに一枚の戸板に打ち付け、川に流すと、すぐにお梅の輿入れを迎えますが、そこにはすでに、お岩の霊が・・・・。
 人間の業を赤裸々に描いた、怪談物の最高傑作。抒情的な独吟の中でお岩の怨嗟ぶりを見せる「髪梳き」や、「戸板返し」「提灯抜け」の仕掛けなど、見せ場には事欠きません。

 ’04年8月12日(木) 小田急グランドギャラリー
                    「いきもの図鑑 牧野四子吉の世界」

 『広辞苑』『ファーブル昆虫記』をはじめ図鑑、教科書などに生涯にわたって3万点を越える挿絵を描き、「生物生態画」のパイオニアとして生物学界、出版界では広く名前を知られた牧野四子吉(まきのよねきち)の展覧会いきもの図鑑 牧野四子吉の世界」が小田急グランドギャラリーで開かれた。日本の代表的な動物図鑑である『原色動物大図鑑』、『ジャポニカ大日本百科事典』をはじめ『ファーブル昆虫記』、『ビアンキのこども動物記』、『広辞苑』などのために描かれた約1200点の挿絵原画が展示されていた。

 ’04年7月17日(土) 日本橋高島屋ホール  「宮本登美子世界展」

 最新作「宮本本 平家物語」の完結を記念して日本橋高島屋で「宮本登美子世界展」が催された。1973年、「櫂」で太宰治賞を受賞して以来、波瀾万丈の人生を生き抜いた自叙伝をもとに、独自の流麗な文体で数々の長編小説を発表し、その作品はテレビに、映画に、舞台にと描かれてきた。40余年にわたる奥深い宮尾文学の魅力を直筆原稿や写真、本人の着物などの愛蔵品も一堂に展示された宮本登美子世界展であった。
 宮尾さんもサイン会のために会場に見えており、また 「一絃の琴」に出てくる一弦の琴の演奏が清虚洞一弦琴:峯岸一水さんによって披露された。

 ’04年7月9日(金) 歌舞伎座にて『七月大歌舞伎』を観劇 

 市川猿之助一座の公演であるが市川猿之助が病気のため、板東玉三郎の出演が決まった。

   桜姫東文章 下の巻  (四幕目「三囲土手の場」より 大詰「浅草雷門の場」まで)
 深窓の令嬢(姫君)が、悪い男に惚れ込み、女郎へと転落しながら、一向にへこむことなく、果敢にお家再興を成し遂げてしまう。痛快なお姫様・桜姫の冒険譚とも言える鶴屋南北の作品である。板東玉三郎が、熱望されていた桜姫役をつとめるのは、実に19年ぶりとのことである。女郎となってもお姫様言葉が抜けず、女郎言葉とお姫様言葉が一緒になって喋るのがおかしい。
           桜姫 … 板東玉三郎  清玄・釣鐘権助・稲野谷半兵衛 … 市川段治郎
           入間悪五郎 … 市川右近  葛飾のお十 … 市川春猿  残月 … 中村歌六
           奴 軍助 … 市川猿弥  判人勘六 … 市川寿猿  局 長浦 … 市川笑三郎
        
  吉田岩松 …市川笑也  粟津七郎 … 市川門之助

   義経千本桜 川連法眼館   (市川右近宙乗り狐六法)
 義経が拝領した初音の鼓に両親の皮が使われているために、義経の家来佐藤忠信に化けて、鼓を持つ静御前の前に出没する狐。肉親との縁に恵まれない義経と、親想いの狐の間に芽生える絆を、早変わり、宙づりなど数々の仕掛けを駆使して描く、猿之助の十八番を愛弟子右近がつとめた。師匠の熱い想いを伝える良い演技だった。
           佐藤忠信実は源九郎狐 … 市川右近  静御前 … 市川笑也  川連法眼 … 市川寿猿
           亀井六郎 … 市川猿弥  源義経 … 市川門之助

    
     
玉三郎            段治郎            笑也           右近

 ’04年7月4日(日) サントリー美術館  洛陽の夢「唐三彩展」

 三彩とは、緑や褐色などの2種以上の色釉を、素地に直接施して焼いた陶器のこと。中でも有名なのは唐三彩で、文字通り、中国の唐代(618〜907)に作られた。主として長安や洛陽の貴族の墓の副葬品として納められたが、その成立や発展については、今でも多くの謎が残るという。しかし近年、洛陽周辺での発掘が進み、研究が大いに進展しつつあるといわれている。日本初公開の出土品を中心に約120点ばかりが展示されていた。
 唐三彩のレプリカなどを中心に中国の物産が販売されていたが、店員は中国人で日本語ができる人もいたが、日本語がよく分からない店員もいて中国の店で買い物をしているようであった。

            
    三彩鎮墓獣           三彩載駱駝            三彩獣頭壺       三彩女坐俑

 ’04年7月3日(土) 江戸東京博物館 
                       発掘された日本列島2004 -新発見考古速報展−


       
         《埴輪群》 古墳時代                   《巨大甕棺墓》 弥生時代中期

 発掘された日本列島考古展の10周年記念として、今までに展示された中から話題になった遺跡を選んで「あの遺跡は今」として紹介されていた。我がふるさと鳥取県では人の脳は展示されていなかったが「青谷上寺地遺跡」と「智頭枕田遺跡」が展示されていた。

 ’04年6月19日(土) 東京都美術館 栄光のオランダ・フランドル絵画展

 東京都美術館で開催されている「栄光のオランダ・フランドル絵画展」に行った。ウィーン美術史美術館所蔵品の中から16・17世紀のフランドル(南部ネーデルランド・現在のベルギーとほぼ同一地域)、オランダ絵画にテーマを絞って、その時代を代表する巨匠たち(ルーベンス、ファン・ダイク、レンブラント、フェルメールなど)の名品が展示されていた。特にフェルメールの「画家のアトリエ(絵画の芸術)」は、レオナルド・ダ・ビンチが「モナリザ」を死ぬまで手放さなかったように、画家自身がずっと持っていた作品であったと言われ、この作品に出会うためだけにウィーンを訪れる人が絶えないとか、日本初公開のオランダ絵画の最高傑作などと宣伝をしていたので、この作品の前には人集りがしていて動こうとはしていなかった。

            
      フェルメール「画家のアトリエ(絵画芸術)」             ルーベンス「キモンとエウィゲニア」

 ’04年6月16日(水) 山脈関東地区同期会

 山脈会第7期関東地区同期会が1年振りに飯田橋駅前の「torino」で開かれた。今年は参加者が少なく17名であった。今年は9月に岐阜の下呂温泉で全体会が開催される予定なのでそちらに出席するために少なかったのかも知れない。

  ’04年6月6日(日) 新橋演舞場にて 
              喜劇
『お江戸でござる』(日本橋長崎屋オランダ屋敷)を観劇


 3月までNHK総合テレビ木曜日午後8時から放送していた「お江戸でごさる」を竹下景子を座長に松竹が舞台公演にした喜劇である。
     滝 大作 作・演出   吉村忠短 演出   NHKエンタープライズ21 制作協力
 さあ大変だ大変だ! 日本橋名物長崎屋、通称「オランダ屋敷」が閉鎖になったよ。それというのも浦賀沖に現れた黒船のせいだ。時の幕府は、黒船を追い返すついでにオランダ屋敷まで閉鎖しちまった。さあ、黙っていられないのが長崎屋の女将(竹下景子)だ。このまま引っ込んだんじゃ江戸っ子の恥だてんで、気弱な亭主(菅野菜保之)の尻を叩いて、幕府に一泡吹かせてやろうと、薩摩浪人(松村雄基)と組んで、長崎屋を攘夷派浪人の溜まり場にしたから穏やかじゃない。
 一方、放り出された奉公人たち(桜金造、魁三太郎、重田千穂子、角替和枝)はどうなったかてえと、庶民てもんはしぶといもんだ。生きるためには何でもやったろうてんで、食いはぐれは一人もいやしない。出てくる人物はまだまだいるよ。オランダ人(グレッグ・アーウィン)、浪人に恋い焦がれる娘(山本郁子)、インチキ医者(前田吟)、筆頭与力(青山良彦)、同心(田口計)、曰くありげな口入屋(笠原章)、長崎屋番頭(原口剛)、やたらに男に心中を持ちかれる怪しい女(新橋耐子)、遊び人(ベンガル)、その他(原田淳二、勝見史郎、星ルイス、舞戸礼子、長井槙子、村上玲子、安達忍、朱鷺春美)、この連中が絡んで江戸中は大騒ぎだ。さあて、幕府に尻をまくった長崎屋はどうなるか、時代の波に洗われる庶民たちの行く末は如何に・・・・。ドタバタ騒ぎの筋書きであった。

 ’04年5月28日(金) 東京芸術劇場にて 
                    
京劇『西遊記』(孫悟空 三打白骨精)を観劇


          
      孫悟空                 白骨精          食い気が先に立ち頭が少し弱い猪八戒

 中華人民共和国建国55周年に当たり、来日公演をしている湖北省京劇院の京劇「西遊記」を東京芸術劇場(池袋)に観に行った。以前にも京劇を国立劇場に観に行ったが、あの時はイヤホーンガイドを借りなかったので今ひとつ物語の筋が分からなかった。今回は「孫悟空」という良く知っている物語でもあり、その上字幕スーパーが付いていたので良く分かった。「西遊記」は三蔵法師と孫悟空、猪八戒、沙悟浄の一行がありがたいお経を求めて天竺へ旅する物語であるが、途中いろいろな妖怪などが行く手を阻みます。今回はある山を根城にしている、屍が千年を経て変化した美しい妖怪“白骨精”との戦いであった。

     
    三蔵法師、孫悟空、猪八戒、沙悟浄の一行            猪八戒、孫悟空、沙悟浄

 ’04年5月26日(水) 国立西洋美術館

       「ヴァチカン美術館所蔵古代ローマ彫刻展 生きた証−古代ローマ人と肖像」

 ヴァチカン美術館の膨大な所蔵品の中から、紀元前3世紀の共和政ローマ時代から初期キリスト教時代まで、約600年のあいだに制作された古代ローマの肖像彫刻を中心に、6つの分野に分けて展示されていた。

 第T章 「肖像の誕生」 ヘレニズム彫刻とイタリア半島のエトルリア文化の伝統を比較し、共和政ローマ時代の
                 写実的肖像彫刻のルーツと変遷。
 第U章 「肖像とアイデンティティ」
                石棺や墓碑の彫刻を中心に、人物の容貌を表すだけでなく、生前の職業や業績、愛し
                い家族の姿を表した作品。
 第V章 「特徴的髪型をした女性の肖像:古代の装い」
                帝政ローマ時代の皇族や貴族の女性たちのモードを、肖像彫刻と化粧道具・日用品な
                どから探る。
 第W章 「肖像と永遠」 故人への想いが、はかない人間と永遠の神々との対比へと導いた作品。
 第X章 「帝国の象徴」 カエサル、アウグストゥス、カラカラなど帝政ローマの行程の肖像彫刻を展示し、自らを
                帝国の象徴として、どのように表象されることを望んだかを観る。
 第Y章 「古代肖像の終焉」
                キリスト教化の中、肖像が自己存在の誇示よりも祈りや心の姿へと変貌していく姿。

 常設館でドラクロワの版画展をやっていたので、久し振りに常設館に入った。常設館は「松方コレクション」を中心に個人から寄贈された作品、美術館が購入した作品が展示されている。以前に観た作品でもあり、さ〜と通って版画展に行く予定がついつい足を止めて西洋絵画や彫刻も観ることになった。企画展と常設展を観ると結構疲れる。美術館内にある喫茶室「すいれん」でケーキセットを食べ体力を取り戻して帰宅の途についた。

             
   皇帝 カラカラ         四頭立て戦車競走が表された浮彫          皇帝アウグストゥス

          
   クラウディア・セムネの肖像      ドラクロワ版画 「ファウスト」より      ドラクロワ版画 「ハムレット」より
                            (マルガレーテを誘惑しようとするファウスト)       (オフィ−リアの死)

 ’04年5月22日(土) 日本橋三越本店ギャラリー
                          「
白寿記念片岡球子展」


 日本画家、片岡球子画伯の白寿を記念して、「面構」や「富士山」など代表作約50点を紹介して、白寿記念片岡球子展が日本橋三越本店ギャラリーで開催された。以前にも片岡球子展を鑑賞したが片岡球子画伯の筆のタッチは男性のように力強い、が色づかいに女性らしさを感じていた。

 ’04年5月1日(土) 桜井明弘とAサーキットの
           ジョイントライブコンサート 吉祥寺「Be・Point」


  1.さくらの唄  2.タンゴ  3.砂の女 4.海千山千 
 5.アメイジング・グレイス 村上文子(Sop.)withバンド 
 6.YOKOHAMAホンキートンク・ぶるーす 7.とん平のヘイ・ユー・ブルース 
 8.季節の隙間にしゃがみ込んで 9.パンティー・ストッキングのような空 
 10.レイジー・レディー・ブルース 9.10に早乙女和完が参加(9は三味線、10はギター) 
 Aサーキットの最後には桜井さんがボーカルで参加
     北守一生(アルトサックス) 山下政一(ベース) 藤川栄治(ドラム)
     藤井良彦(ギター) 桜井明弘(ボーカル、ギター)
       ゲスト 早乙女和完(三味線、ギター) 村上文子(ソプラノ)
  Aサーキット(雨宮  、松本  ) ゲスト ●●●●(ドブロ、ウォッシュボード)
                        湯浅  (ボーカル、ギター)     


 ’04年4月28日(水) サントリー美術館
                  没後100年記念 「エミール・ガレ展」


 東京・赤坂のサントリー美術館で没後100年記念 「エミール・ガレ展」が開催された。エミール・ガレの作品は山梨県八ヶ岳高原の清里にある「清里北沢美術館(アール・ヌーヴォーガラス館)」で観たことがある。今回の展覧会は、3回開催されたパリ万博を節目にガレの作品を中心に同時代の作家の作品やポスターなども展示された。
 エミール・ガレのガラス製品は知ってはいたが、家具の制作については知らなかった。あのデザインはやはり芸術品である。  

 ’04年4月10日(土) 新宿文化センターにてちょっと変わったコンサート

 「iMimenation from New York イマイムネーション ー マイムとピアノの融合」 という共にニューヨークを拠点に活動しているジャズピアニスト三上クニとマイムアーティスト森山はる香との collaboration を聴きに(見に)行った。正月に吉祥寺の「Be・Point」に聴きに行った桜井明弘氏がゲスト出演。イマイムネーションというのはイマジネーションとパントマイムを一緒にした造語だそうだ。
    第1部  Singer & Song Writer
            桜井明弘(歌・ギター)・山下政一(ベース)・大村直治(ピアニカ)
    第2部  Jazz Piano 演奏
            三上クニ(ピアノ)・山下政一(ベース)・長谷川明彦(ドラム)
    第3部  イマイムネーション
            森山はる香(マイム)・三上クニ(ピアノ)

 ’04年4月8日(木) 森美術館

 3月26日に回転ドアに子供が挟まれて死亡事故が起きた六本木ヒルズの森タワー最上層(52階)にある森美術館の展覧会に行った。「Roppongi Crossing :日本美術の新しい展望」と草間彌生の「クサマトリックス」を見た。草間彌生の作品は水玉模様が主体のものであるのは以前から知っていた。ケバイ色づかいであるが結構楽しめた。が「Roppongi Crossing」 の方の現代作品(57組)は良く理解出来なく感動も沸かなかった。あれで日本美術の新しい展望があるのか疑問に思った。
 展覧会の入場券で展望台「東京シティビュー」にも入ることが出来た。東京の街を鳥の目で見ることが出来、こちらは結構面白かった。死亡事故があったとはいえ、警備員と案内係の多いことに驚いた。

 ’04年4月7日(水) 日生劇場にて『新・近松心中物語』を観劇

 この演目は以前明治座に観に行った。蜷川幸雄の演出、板東八十助(現板東三津五郎)・高橋恵子・大石継太・寺島しのぶ・などであったが、水に飛び込む場面があり、舞台の前面に設けられたプールから水しぶきがあがるので、前の方の座席の人は準備されていたビニールで水を避けていた。また、吹雪の場面では普通は舞台だけに紙吹雪を降らせるが、客席にも紙吹雪を降らせ劇場全体が吹雪で興奮の坩堝と化した。今回は新演出、新キャストで上演された。新演出とのことであったが前に観たときと対した変わりはなかった。

          近松門左衛門作品より   秋元 松代猛=脚本 蜷川 幸雄=演出
        出演者 阿部 寛、寺島 しのぶ、田辺 誠一、須藤 理彩、大石継太、神保 共子 など
              


  ’04年3月31日(水) 世田谷美術館と砧公園

 砧公園の花見がてら世田谷美術館に小磯良平展を観に行った。小磯良平の作品は以前神戸の六甲アイランドにある神戸市立小磯記念美術館で沢山の油彩・デッサン・薬用植物画などをを観た。今回の展覧会は殆ど小磯記念美術館から借用したものであるが何点かは他の美術館などの所蔵品もあった。
行き帰りに砧公園を通ったが平日にもかかわらず満開の花見客で賑わっていた。

  ’04年3月17日(水) サントリー美術館

 東京元赤坂にあるサントリー美術館で行われている展覧会 歌を描く 絵を詠む 和歌と日本美術 を観に行った。万葉集や古今和歌集の「歌仙」の肖像と共にその名歌を書き添えた「歌仙絵」・屏風・貝合わせ・色紙・蒔絵硯箱・櫛などが展示されていたが、如何にせん教養が足りないので文字が読めない。国宝・重文などの作品であっても私とっては「猫に小判」「豚に真珠」ということである。

  ’04年3月10日(水) サントリーホールにてコンサート鑑賞

  中学校の教え子である指揮者山下一史君の招待で 〜ヴェローナの若き恋の物語〜『ロメオとジュリエット』名曲コンサートを聴きにサントリーホールへ出掛けた。久し振りにサントリーホールへ行ったがホールのロビーもカラヤン広場に面している食べ物屋のテラス席も禁煙になっていて灰皿が無くなっていた。六本木通りからエスカレーターでカラヤン広場に上がっていったところにガラスで作られた仕切が出来ていた。森ビルの中はオフィスへ通じる入り口は時間によっては自由に入れないようになっていた。

  コンサートのプログラムは管弦楽曲・オペラのアリア・バレエといろいろあり席も前の方だったので演奏家や歌手・バレリーナなどの表情も良く分かり楽しめた。
   第一部 チャイコフスキー:幻想序曲『ロメオとジュリエット』
         バーンスタイン:ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』から「シンフォニック・ダンス」
   第二部 グノー:オペラ『ロメオとジュリエット』から
           ジュリエットのアリア「私は夢に生きたい」(第1幕) ソプラノ:高橋薫子(ジュリエット)
           ロメオのアリア「ああ太陽よ、昇れ」(第2幕)    テノ−ル:中鉢 聡(ロメオ)
           デュオ「結婚の夜」(第4幕)   ソプラノ:高橋薫子(ジュリエット) テノ−ル:中鉢 聡(ロメオ)
         プロコフィエフ:バレエ『ロメオとジュリエット』 op.64 から
           モンタギュー家とキャビュレット家
           ロメオとジュリエット バレエ:伊藤友季子(ジュリエット) バレエ:逸見智彦(ロメオ)
           マドリガル
           ガヴォット
           別れの前のロメオとジュリエット バレエ:伊藤友季子(ジュリエット) バレエ:逸見智彦(ロメオ)
                                                       振付:三谷泰三
    アンコール曲
         エルガー:『愛の挨拶』
         ヨハン・シュトラウスT:『ラデツキー行進曲』

                     指揮:山下一史   管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団

  ’04年3月7日(日) 新橋演舞場にて『坂本冬美特別公演』を観劇

 坂本冬美の大劇場復帰公演第一弾で、第一部はジェームス三木書き下ろし作品『気まぐれ道中』演出もジェームス三木、第二部は坂本冬美オンステージ『唄に恋して』であった。

 第一部『気まぐれ道中』
  江戸は深川門前仲町、お茶漬け屋「奈良屋」の住み込み女中お雪と田原藩息女月姫の二役に挑みます。
 また貧乏絵師 仁斎に江守徹、三州田原藩藩主 田原宗義に安井昌二と舞台での存在感たっぷりの俳優陣が この作品を盛り上げる。さらにお雪に気のあるお茶漬け屋の甥惣吉に坂上忍が扮する他、田原藩奥女中 芳  野に紅貴代、江戸家老 牧野主膳に石橋雅史、月姫の嫁ぎ先、信州高遠家の嫡男 正春に山下規介、傳役  (もりやく)志乃に樋田慶子、お茶漬け屋の主人 儀兵衛に江幡高志、その女房 お力に寺島信子、丁稚 豆松 に有輝知春と豪華な顔ぶれもそろい、見ごたえたっぷりの舞台で、笑いあり、涙あり、そして手に汗をにぎる場 面ありと見どころ盛だくさんの芝居であった。

 第二部『唄に恋して』
  坂本冬美オンステージで、新曲「気まぐれ道中」を始め、数々のヒット曲のオン・パレード。坂本冬美の魅力あ   ふれる歌声であった。

  ’04年2月25日(水) 日比谷「芸術座」にて
           喜劇『極楽町一丁目』 〜 嫁姑地獄篇 〜 を観劇

    
 極楽町一丁目に居を構える石橋家。主人は3年前、交通事故で帰らぬ人になり、残された家族、嫁の典子と姑秀子、そして一人息子大輔、がひとつ屋根の下で暮らしている。
 人生まだまだこれからと、チャレンジ精神旺盛で、家を留守がちな嫁が、姑は気に入らない。そして、連日くり広げられる嫁姑戦争に新たな火ダネが・・・・。
 息子が結婚相手を連れてきた。おまけに同居したいと言い出したのだ。「嫁」兼「姑」の典子に、平和な日々は訪れるのか!
 姑の秀子がアルツハイマーになり、その看病で嫁の典子も精神的に疲労困憊。実母が倒れたとの知らせで飲み屋を経営している母を訪ねる。そこで姑秀子がアルツハイマーになる前に典子に託した手紙を母から受け取る。それには毎日喧嘩が絶えなかったが、日常の生活で典子に感謝をしていた姑の本当の気持ちを知った。
     二階堂 正宏=原作 佐々木 猛=脚本 山田 孝行=演出
        出演者 浜 木綿子、赤木 春恵、池畑 慎之介、左 とん平、田中美里、田村 亮、
              中本 工事、山下 規介 など
    この芝居は芸術座初演から大盛況で、大阪・名古屋と上演を重ね、今回は待望の凱旋公園であった。そう   いえば以前に見たことがある。最近は物忘れが進んで前に見たことも忘れてしまう。

  ’04年2月22日(日) 東京国立博物館 平成館

   亀山法皇700年御忌記念特別展 「南禅寺」
   
京都・鎌倉五山の上とされ、禅宗寺院最高の寺格を有する南禅寺の寺宝を公開

  トピック
    南禅寺と石川五右衛門
  南禅寺といえば、正面にそびえ立つ三門が思い浮かぶかと思われます。高さは22メートルにおよび、そこに登 ると今でも京都の市中がよく見渡せます。寛永5年(1628)伊勢・伊賀の大名であった藤堂高虎が寄進したもので す。また、この三門が特に有名なのは、天下の大盗賊として知られる石川五右衛門が棲んでいたという言い伝  えがあるからです。歌舞伎の『楼門五三桐』にその話が見え、さらに五右衛門が楼上で大きな鬘に派手などてら 姿で太い煙管をくゆらせながら、「絶景かな、絶景かな」と大見得を切る場面が含まれます。これはもちろん史実 とは異なります(三門は五右衛門の死後に建立されました)が、この三門と五右衛門の組合せは絶妙といえるで しょう。

    ドイツ国立芸術展覧会ホール開催 「日本の美 日本の心」帰国展
     ボンで開催された東京国立博物館所蔵名品展「日本の美 日本の心」を展示

 昨年8月から10月まで、ドイツのボンにあるドイツ連邦共和国国立芸術展覧会ホールを会場に東京国立博物 館所蔵名品展「日本の美 日本の心」が開催され、その帰国展が開かれた。風神・雷神図屏風が展示されてい るというので覗いて見たら、俵屋宗達の絵ではなく尾形光琳の絵であった。尾形光琳が俵屋宗達の絵を手本に 描いたとのことこちらも大した物である。

  ’04年2月4日(水)丸の内シャンゼリゼにて
                 映画「ファインディング・ニモ」を鑑賞


 日本橋界隈を散策し「日本橋西川」にてベッドパット、ベッドシーツなどを購入、丸の内シャンゼリゼ(銀座)で「ファインディング・ニモ」を鑑賞、ソニービルでウインドウシュッピングする。 

 ’04年1月29日(木) Bunkamuraミュージアム 棟方志功展 

 Bunkamura ミュージアムは松濤美術館から10分ぐらいのところにあり、谷中安規展の次にハシゴして見た。棟方志功の作品を見るたびに、近視でありながら版木に這いつくばりながらあんなに精力的にたくさんの作品を描いたものだと感心する。

「生誕100年記念展 棟方志功 〜わだばゴッホになる〜」 

この展覧会では、棟方志功の初期から晩年までの板画の代表作をたどってその足跡を振りかえるとともに、棟方志功の幅広い芸業の全貌を紹介しいる。板画、倭絵、油絵、書のほか、これまで公開されることのなかった代表作《釈迦十大弟子》の板木や画稿など、貴重な資料も出品されており、棟方志功のご子息で、棟方板画美術館館長の棟方令明氏の監修で、“世界のムナカタ”の生誕100年を記念するにふさわしい展示内容で開催していた。

 
’04年1月29日(木) 渋谷区立松濤美術館 谷中安規展 

たまたま見た、1/18放送のNHK「新日曜美術館」で紹介されていた、谷中安規さんの版画の世界。最初は俺でも描けると思って見ていたが次々と紹介される作品を見ていて何とも味のある版画に見入ってしまい展覧会に行きたくなった。渋谷区区立松濤美術館は65歳以上は無料でこれも嬉しい。

谷中安規(たになかやすのり)は、白と黒の木版画によって幻想と怪奇の世界を創り出した非凡な作家で、1897年奈良県桜井市(長谷寺のそば)生まれ。版画家。永瀬義郎に師事。日本創作版画協会、日本版画協会から国画会に出品。特異な幻想をたたえる作品が多い。内田百間や佐藤春夫、堀口大学らの作家から援助を受けるが、生前は評価されず、戦後の1946年東京の焼け野原で栄養失調でひっそりと餓死した。作品は死後、再評価された。
本展では、約300点の版画、装幀・雑誌の挿絵、版木などを展示し、めくるめくアンキ・ワールドの魅力を紹介されていた。

、「わかれの宴」を見たとき最初は、戦争で出征するときの別れの宴を描いたものと思って見ていた。説明を読んでいくうち、これは谷中が友達の家(千葉五井の龍泉院)に居候していたとき、その友達の妹に恋をしたが失恋していまった。その心を癒すため、夜毎本堂で踊り狂っていた。夜毎踊っている谷中に困った友達は家を出て行って欲しいと何回も別れの宴をした。こんなエピソードが書かれていた。

 ’04年1月24日(土) 東京オペラシティ アートギャラリー  
  チケットが手に入ったので、映像による建築を見に行った。いろんなデザインの建築を見るとなかなか
  面白いが実際のところ使用して便利に出来ているのかどうか、ただ、建築家だけが満足しているので
  なければ良いが。
 
 1.[企画展]ジャン・ヌーベル展(ギャラリー1&2)
   「映像的な建築」あるいは Vanishing Architecture(消失する建築)
    世界が大注目の建築家:ジャン・ヌーベル アジア初の本格的な展覧会!
 2.[収蔵品展]建築の見える風景(ギャラリー3&4)
 3.[project N]project N15 牧谷光恵(4Fコリドール)

 ’04年1月4日(日)  桜井明弘ライブコンサート 
                            吉祥寺「Be・Point」  

  弘子さんの知り合いの桜井明弘氏のライブコンサートを聴きに吉祥寺の「ライブハウスBe・Point」に
  行った。
  なぎら健壱のバックをやっている「Aサーキット」も出演し、ギターの演奏はさすがプロであった。
  コーヒールンバの演奏は知っている曲でもあり感動した。

1月4日(桜井が関係したもの)@吉祥寺「Be・Point」
 1.日の出づる神国
 2.風景
 3.ピンナップ・ベイビー・ブルース
 4.キネマの屋根裏
 5.季節の隙間にしゃがみ込んで
 6.YOKOHAMAホンキートンク・ブルース
 7.セントジェームス病院
 8.ギラギラしているぜ!

1.2は弾き語り・3〜8は藤川栄治(D)・山下政一(B)・藤井良彦(G)、7は衣山悦子(TB)が参加。

Aサーキットのアンコール
 1.愛の絆
 2.永遠の絆
Aサーキット・桜井明弘バンド・寒空はだか等が参加



近 郊 散 歩


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